西武2081F 東急車輛へ入場
先日、東急車輛への入場に備えて、小手指車両基地へ移動した西武新宿線の2081F。その後、小手指留置中の同車を観察に行った知人から、5月21日と書かれた甲種輸送車両票が貼ってあるとの連絡をもらった。本来ならば、休暇を取って、甲種輸送の模様を撮影したいところであるが、時期的に仕事も忙しいシーズン。そこで、朝の新秋津への送り込みだけを撮影するために、30分だけ遅刻させてもらう許可をもらい、撮影に出かけることにした。
これまで、9000系が東急車輛に入場したときは、所沢を朝8時10分ごろに出発していた。今回も同じダイヤだろう。そう見込んで家を出発。まずは、所沢駅の5番ホームから撮影した後、朝食を摂り、その後は所沢陸橋へ・・・と言う計画だった。7時20分頃、所沢駅に到着すると、6番線には2081Fが停車している。早速、池袋方の跨線橋を使って5番ホームに向かう。この時点で、機関車のパンタグラフが上昇しているのを確認できていた。しかし、5番ホームには飯能行きが停車中。この電車が退いたら撮影をしよう。そう思ってホームで待機する。ところが、次の瞬間、予想外の展開に陥ってしまった。なんと、2081Fの甲種が出発してしまったのだ。もうどうすることも出来ない。走り去る2081Fの後姿を、身につけていたコンデジで押さえるのが精一杯だ。
5月21日、新2000系更新第2弾として、2081Fが東急車輛に入場した。いつもより早いダイヤで所沢を出発してしまい、所沢駅では、後追いでの撮影が精一杯だった。
予想外の展開に、愕然としてしまった私。もう諦めて仕事に向かおう。一度は西武新宿行きの車内に入ろうとした。しかし、よく考えれば折り返し乗車になってしまうこと。そして、重いカメラを担いできたのが何だったのだろうかと思い直す。暫く考え抜いた末に出た結論は、「秋津へ行こう」だった。
所沢から池袋線の上り電車で一駅。秋津に進む。ここで朝ごはんを食べていないこともあり、お腹が空いてしまった。まずは食事を摂る。そして、いつもの甲種の撮影のように、新秋津駅構内へと向かい、武蔵野線の線路沿いの道から、2081Fを見下ろすことにした。
新鶴見までの牽引を担当するEF65 1139号機が既に連結されていた。
2081Fから切り離されたE31+E34。
今度はE31+E34のみを撮影。
E31+E34を一通り撮影した後は、更新工事で生まれ変わる2081Fも撮影しておく。
クハ2082側から編成全体を見渡す。
出場後はシングルアームパンタになるであろうモハ2381。
一通り撮影をして、ようやく自分の気持ちに踏ん切りもついた。足早に新秋津駅へと向かい、西国分寺経由で西荻窪へ。西国分寺から201系に乗って出勤できたことが、今日一番嬉しかった出来事かもしれない。職場には、当初の予告どおり、およそ30分遅れでの到着となった。
新2000系更新第2弾となった2081F。先に更新工事を請けた2047F並みの姿になって戻ってくるのは、9月頃だろうか?
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