« 快速「一村一山号」を撮影したものの | トップページ | 横浜駅で「富士・はやぶさ」を見送る »

鎌倉車両センターの職員輸送列車

さて、鶯谷での撮影を終えて、次に向かった先は大船駅だった。

大船駅では、先日、TX2000系の甲種を撮影しているのだが、その際、17時25分頃と40分頃の2回、6番線にクモヤ143が入線してきたのを目撃している。

このクモヤ143、横須賀線や横浜線の車両の基地となっている鎌倉車両センターと、大船駅との間を往復する職員輸送列車だった。車両の留置スペースを確保するには、かなりの敷地が必要となる。どこの車両基地も、駅近くの一等地と言うところは少なく、だいたい駅から離れている所が多い。その為に、こう言った職員輸送列車を運転している車両基地も幾つか存在する。私が知る限りでは、他に国府津車両センターや、長野総合車両センター等がある。いずれも、クモヤ143などの事業用車両を使用することが多く、普段はなかなか目にしない裏方車両を間近に見るチャンスでもあるのだ。そこで、今回は、鎌倉車両センターの職員輸送列車を撮影するため、夕方の大船駅へと向かったのである。

東京駅から東海道線の普通列車に乗り込み、大船駅に到着したのは、17時42分頃のことだった。早速、職員輸送列車を見るために、横須賀線のホームへと向かう。東京方の橋上通路からホームに下りると、6番線の鎌倉方に、クモヤ143が停まっているのが見えた。早足でクモヤに近付こうとするが、その途中で、クモヤ143は出発してしまった。私は立ち止まり、コンデジを取り出し、出て行く後姿を撮影してみた。トリミング必須の画像ではあるが、どうにかクモヤの姿を捕らえる事が出来た。

2008_07_19_0070001

大船駅を出発し、鎌倉車両センターへと戻るクモヤ143。

クモヤ143が停車していた場所は、大船駅の駅舎の真下になる部分なので暗い。従って、出発してからじゃないとまともな写真は撮れない事から、仮に追いついていたとしても、同じように後追いでの撮影になっていたと思うが、あまりにも中途半端な撮影になってしまった為、近いうちに再度訪問。改めて撮影し直す事にした。

車両基地での入替や、工場入場時の控車として使用されていたクモヤ143も、最近では、編成単位での入場が主流となった事なども影響してか、廃車も発生しており、少しずつ姿を消しつつある。まだ見る事が出来る今のうちに、しっかりと記録しておきたい車両だ。

| |

« 快速「一村一山号」を撮影したものの | トップページ | 横浜駅で「富士・はやぶさ」を見送る »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:JR東日本」カテゴリの記事

コメント

TOMOさんこんにちは。クモヤ143.随分貴重な写真ですね。東海道線から見えるときがあるのですが、職員輸送列車に使われているというのは初耳でした。クモヤも少なくなっていますし、私もどこかで撮影してみたいです。

投稿: オグリキャップ | 2008/07/25 12:13

オグリキャップさん、コメント有難うございます。

職員輸送列車、私も国府津車両センターのものは知っていたんですが、今回撮影した鎌倉車両センターのものは全く知りませんでした。

国府津に関しては、湘南色に塗り替えられたクモヤ143が登板する事もありますので、こちらもあわせて撮影したいですね。

投稿: TOMO | 2008/07/26 10:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鎌倉車両センターの職員輸送列車:

« 快速「一村一山号」を撮影したものの | トップページ | 横浜駅で「富士・はやぶさ」を見送る »