拝島快速に乗ってみる
さて、所沢で防災訓練の模様を観察した後は、いったん久米川へと戻り、銀行で家賃を振り込み。そして再び電車に乗り込んだ。向かった先は拝島である。
西武鉄道では、6月14日のダイヤ改正より、新宿線と拝島線に新種別「拝島快速」が登場した。皆さん御承知のとおり、これまで急行列車が停車していた新宿線の花小金井、そして拝島線の萩山・小川・東大和市を通過し、従来の急行よりも3分短縮するという速達列車。私の地元、萩山駅は通過となるので、登場後、拝島快速に乗車したのはたった1回。しかも、上りの拝島快速に田無から乗車したので、急行と全く一緒である。せっかくだから、地元駅も含め、拝島線3駅の通過を体験をしてみよう。私は、小平駅10時45分発の拝島快速拝島行きに乗ることにした。
所沢での防災訓練観察後は拝島へ。小平から新種別「拝島快速」に乗車し、拝島を目指す。
入線してきた拝島快速は、2027F+2505Fの10両編成。2027Fは、6連の旧2000系で唯一の菱形パンタ車。ある意味「当たり」が来た。先頭のクハ2028に乗車する。車内は平日午前中の下り列車と言うこともあってガラガラではあるが、せっかくなので先頭に被り付いて、通過シーンを味わうことにする。その前に、停車時間を利用して、列車番号表示機を撮影しておく。
クハ2028の列車番号表示機。「ハイジマカイソク ハイジマ 3301」と表示。
さあ、いよいよ出発する。出だしは、普通の列車と全く一緒。萩山駅進入時までは、他の列車と全く一緒だ。それもそのはず。カーブ区間にある萩山駅は、時速35キロの制限が設けられているため、通過列車も停車列車も駅進入時のスピードは全く一緒なのだ。なんとも迫力のない通過である。
ゆっくりとしたスピードで萩山駅を通過!
萩山で多摩湖線と別れて、続いては小川へと向かう。S字カーブを曲がり、ブリヂストンの横を通過するあたりからスピードがやや上がるが、再び府中街道の踏切付近で減速。そのままカーブを曲がり小川駅へ。駅のホームに差し掛かった頃、加速。小川駅ホーム通過時は、時速70キロ近くまで達するが、国分寺線の線路を越えると、カーブに備えて再び減速。そして、長いカーブ区間を超えると、東大和市駅手前まで長い直線が続くため、思いっきり加速する。ここで、上りの拝島快速とすれ違う。あちらも2000系の10両編成だった。高架区間に差し掛かると、東大和市駅手前のカーブを通過するため再び減速。時速60キロぐらいのスピードで東大和市駅を通過。こうして見てみると線形もあるので仕方ないことだが、実に迫力のない通過シーンが続いた。
列車は、玉川上水から各駅に停車し、ここからは他の列車と変わらない姿となった。あとは、そのまま終点の拝島を目指す。小平から19分。終点の拝島には、6番ホームへの到着となった。同列車は、折り返しも拝島快速西武新宿行きとなった。
拝島に到着した拝島快速
こうして、ようやく拝島快速乗車を達成することができた。賛否両論の種別ではあるが、せっかく作った新しい列車種別なので、しっかりと活用していただき、この拝島快速とともに、拝島線沿線がより一層発展していくことを願ってやまない。
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コメント
こんにちはTOMOさん。
僕も拝島快速乗ってみたいです!
せめて、川越にも川越快速が走ってほしかったな~
投稿: サスケ | 2008/09/03 19:46
サスケさん、コメントありがとうございます。
拝島快速は、平日ダイヤだけではなく休日ダイヤでも運転されていますので、乗りやすいかと思います。ぜひ一度お試しください。
それから、川越方面ですが、平日なら快速急行「川越号」がありますから、それで十分では?と思いますがいかがでしょうか?
投稿: TOMO | 2008/09/03 23:12