２００８年９月１日撮影の貨物列車

さて、拝島快速で拝島に着くと、時刻は１１時を過ぎたばかり。平日と言うことで、もしかしたら米タンの返空があるかなと期待していたのだが、横田基地からの専用線は保線工事の真っ最中。さらに駅構内にＤＥの姿もなく、この日は運休と判断。青梅線の上り電車に乗り込んだ。ちょうど立川行きだったこともあり、立川でいったん下車し、駅近くの模型店、キョーサンに立ち寄る。そして、昼過ぎ、立川から中央線に乗り込み、西国分寺へと向かった。

この日、携帯電話を使用して、鉄道ネタ情報見たままＳＮＳを見てみたところ、昼過ぎに西国分寺を通過する２本の配給列車が、なかなか面白い編成であることが判明していた。そこで、この西国分寺駅で、配給列車を撮影することにしたのである。まずは下りの６７９５列車から通過する。そこで、武蔵野線上りホームの府中本町方で待機。いつ列車が来ても良いように、カメラを構えて待っていると、なんと背後から上りの貨物列車がやってくるという。慌ててカメラを縦位置に構え、貨物列車の接近を待った。すると、原色のＥＦ６５に牽引された貨物列車がやって来た。

９月１日午後は、久しぶりに貨物列車を撮影。まずは原色青プレートＰＦ牽引の３０９４列車からスタート。

いきなりやって来た原色ＰＦ牽引による貨物列車。しかも、正面のＨゴムもグレーのままであり、「当たり」を引いたかもしれない。

この後は、いよいよ配給列車の撮影となる。まずは６７９５列車から。

配６７９５レは、ＥＦ６５　１０７０号機が牽引。

牽引機は、ＥＦ６５更新機と言うことで、あまり面白みは無いように見えるが、後ろに連なる貨車を見ると青いワムが１両、そして輪軸輸送用のトラも１両入っており、変化に富んだ編成となっている。

ワム・トラと連なる編成の中間部分。

続いては、上り列車を撮影するために、反対側のホームへ移動する。まずはＥＦ２１０が牽引するこの列車から。

新鶴見機関区のＥＦ２１０－１２１号機が牽引する５５８４レ。

宇都宮貨物ターミナルから川崎貨物駅へ向かう５５８４レ。新鶴見機関区のＥＦ２１０も、武蔵野線ではおなじみの顔となって来た。

続いて、先程の６７９５レの対向列車となる６７９４レがやって来るが、この日の６７９４レは、こんな編成であった。

原色のＥＦ６５　１１２２号機が牽引する配６７９４レ。

原色のＥＦ６５　１１２２号機が牽引してきた配給列車。この日の組み合わせは、チチブセメント（太平洋セメント）のタキ１９００とホキ１００００が２両ずつの計４両。特に、チチブセメントのタキ１９００に関しては、暫く使用していないようで、秩父鉄道の武州原谷駅などに留置されている姿は見ていたが、走行シーンを見るのは久々。かなり色あせているようなので、しばらく留置していたのだろう。

後ろ側も撮影。色褪せたタキ１９００に寂しさを感じる。

この６７９５レの撮影を以て、貨物列車の撮影をいったん終了。そして夕方、今度は南武線で貨物列車を撮影することに。まずは分倍河原駅で撮影したこの列車から。

ＥＨ２００－１号機が牽引する８２レ～８９レ

中央本線の竜王駅から、根岸線の根岸駅までを結ぶ貨物列車。貨物時刻表上では、編成内容は「石油返空」となっているが、この日は、コンテナ車コキ１０４が４両連結されているのみ。冬のシーズンになれば、このコンテナ車の後ろに、タキ１０００が連なることになるが、夏場はこんな感じである。大きなＥＨ２00が４両のコキを引く姿も、模型で再現しやすく、なかなか面白い列車である。

このあと、西国立へ移動。この日最後の撮影となったこの列車も、ＥＨ２００が牽引を担当している。

ＥＨ２００－９号機が牽引する５４６３レ～５７７２レ

夕方、立川や八王子でよく見かけることがあるこの列車。一度は南武線内を走行するシーンを撮ってみたかったのだが、時間的に今がギリギリのタイミングかもしれない。この列車は、川崎貨物駅から、しなの鉄道の西上田まで行くようだ。ＥＨ２００も、中央本線ではすっかりお馴染みとなった。ＥＦ６４を追い出したことで嫌っているファンも多いようだが、私自身は結構気に入っている。

９月１日に撮影した貨物列車は、以上の６本。機関車だけではなく、連なる貨車にも恵まれた１日だった。