JR国分寺駅バリアフリー化工事観察記3
昨日朝のこと。いつものようにJR国分寺駅を通り掛かると、上りホーム3・4番線の東京方階段を下りた所が、仮囲いをされているのを確認した。
3・4番線ホームは、エレベーター・エスカレーター設置のため、現在の東京方階段を閉鎖することになっているのだが、工事期間中は仮設階段を設けることになっている。まずは、その工事が先となるのだ。既に仮設階段の改札階側、これは改札口のすぐ手前になるのだが、既に仮囲いが出てきており、いずれはホーム側にも仮囲いされるだろうと思っていたが、ついに昨日、仮囲いが現れた。
この場所、実は私が毎朝乗車する場所。仮囲い初日の昨日は、乗客も慣れていないせいか、乗客が固まってしまっていた。これは乗車位置の変更も検討しなくてはいけないかな・・・と考えてしまった。しかし、この場所の仮囲いは、今回が初めてではなく、8月下旬に一度仮囲いがされているのだ。その時の模様は、2008年8月31日付記事でも取り上げているが、前回は1週間程度で、仮囲いが撤去されていたので、乗車位置の変更は、1週間程度観察した上で決めることにした。
さて、この仮囲いの場所、朝は乗車するだけで精一杯。観察は全く出来なかった。そこで、帰宅時に国分寺駅で時間を作り、この場所を観察してみた。まずは下りホームから確認してみる。
10月22日、国分寺駅上りホームに、仮設階段設置に向けての仮囲いが現れた。
前回、8月末に設置した仮囲いから比べると、かなり広い範囲に亘って、囲いがされている。実は、朝の通勤時にホームがかなり狭く感じたのだが、これでは仕方ないことだ。下りホームから覗いてみて、改めてそう感じた。
今度は上りホームへ移動し観察をしてみることに。実際にホーム上から撮影しようと思いカメラを持って立ってみたが、お客さんが多く、なかなか撮影できない。15分ほど待機して、ようやく撮影のチャンスが巡って来た。
上り4番線側から仮囲いを見る。
売店横から撮影してみたが、かなりホームが狭くなっているのが解る。
仮囲いの外側には柱が設けられていた。
この柱が設置されている事から、今後は仮説階段設置工事が本格化するものと考えられる。
さて、国分寺駅のバリアフリー化工事絡みで、もう一つ忘れてはならないのが下りホーム高尾方の階段である。10月4日から19日までの間、土曜・休日のみ階段を閉鎖し、工事を進めてきた。その結果、下りホーム高尾方の階段は、吊下げ式の仮設階段に切り替わったようである。
吊下げ式の階段に切り替えられた1・2番線高尾方階段。
この階段、中央に手すりが設けられ、完全に左側通行に区分された。この構造だと、乗客も概ね左側通行を守っていた。これまで、国分寺駅では、上りホームも下りホームもホームが島式になっている事から、列車が到着すると、乗客が、列車に近い方から階段を上がってきてしまうと言う傾向が多かったのだが、中央に手すりを設けることで、左側通行が守られると言う好結果が生まれたようである。このデータが、上りホームの仮設階段設置時にも生かされる事になるのかもしれない。
| 固定リンク | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 西武30000系 32101F+32102Fの貸切列車が運転される(2024.09.14)
- 西武2000系 2047F+2419Fが多摩湖線直通急行に充当される(2024.09.08)
- ブログ開設20周年(2024.09.06)
- 防災週間 9月2日正午の都立家政駅と鷺ノ宮駅(2024.09.05)
「鉄道:JR東日本」カテゴリの記事
- 上越線 旧型客車の回送列車を撮影する(2024.07.11)
- 定期運用終了目前 255系を撮影する(2024.06.29)
- 秩父鉄道 旧型客車特別運行の「パレオエクスプレス」を撮影する(2024.05.06)
- E259系「成田エクスプレス」 中央線乗り入れ終了(2024.03.24)
- 謹賀新年(2024.01.01)
「国分寺駅工事関連」カテゴリの記事
- JR国分寺駅バリアフリー観察記15(2009.11.21)
- JR国分寺駅バリアフリー化観察記14(2009.09.25)
- JR国分寺駅バリアフリー化工事観察記13(2009.08.27)
- JR国分寺駅バリアフリー化工事観察記12(2009.08.06)
- JR国分寺駅バリアフリー化工事観察記11(2009.07.02)
コメント
TOMOさん、こん**は。
この仮囲いですが、突然姿を現しましたね。
ただ、この工事が始まる一ヶ月くらい前に行先案内表示器の位置が従来の位置から階段寄りにずれていました。
最初は目の錯覚かと思いましたが、この工事のためだったようです。
今回の仮囲い、確かに忍耐が必要ですね。
私はちなみにこの仮囲いのちょっと高尾寄り、すなわち階段の下から毎日乗車しています。
国分寺での降車客と入れ替わりに車内が少しすいて、つり革が確保できるからです。
これからも記録を続けてくださいね。
投稿: タコ安 | 2008/10/25 17:49
タコ安さん、コメントありがとうございます。
行先表示機の位置が変わっていたことに関しては、全く気が付きませんでした。いやあ、気にして観察していた筈なんですが、見落としていましたね。
ちなみに、私自身も以前はタコ安さんがご乗車になっている場所に乗車していましたが、E233系の投入に伴い、モハ車が来る5号車に移動しました。
国分寺駅の工事記録につきましては、我が地元、萩山駅と同様、しっかりと記録していくつもりでおります。ただ、利用客が多いので、萩山駅よりも撮影は大変ですね。これからも無理のない程度に記録していくつもりですので、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。
投稿: TOMO | 2008/10/27 01:21