2008年12月3日の横瀬車両基地
さて、12月3日は、例年同様、秩父夜祭開催に伴う、西武鉄道と秩父鉄道の夜祭ダイヤの観察に出掛けてきました。この模様は、後日お伝えするとして、まずは12月3日に目撃した車両のお話から。
12月3日午後、私は秩父へ向けて、飯能13時04分発の西武秩父行きに乗車した。いつも通り4000系による運転ではあったが、秩父夜祭に伴う特別ダイヤを実施していたため、8両編成での運転であった。列車そのものは、まだまだ空いていたこともあり、車内のボックスシートに腰かけると、温かさから眠くなってしまった。そのまま寝てしまったのだが、横瀬到着のアナウンスで目が覚める。その時、私の目の前に飛び込んできたのは、車両基地内に停められていたある車両であった。一瞬自分の目を疑ってしまい、真相を確認しつつ下車しようとも思ったのだが、撮影の都合上、西武秩父まで乗り通さないといけない。その為、この列車は予定通り西武秩父まで乗り通し、1時間後、再び横瀬へと戻って来た。
15時10分、横瀬駅に降り立つ。私は改札を出場して、そのまま線路沿いの道を進んで行く。目指すは、四是車両基地を見渡せる地点。この場所へは、よく解体待ちの車両を見に行くために歩くことが多いのだが、今日は違う。それだけに、いつもよりやや足取りも軽い。7~8分ほど歩いて目的地に到着。早速、お目当ての車両を撮影してみた。
秩父夜祭当日。横瀬車両基地で保存されているクハ5503とモ505の2両が屋外に。
5000系レッドアローの生き残りでもあるクハ5507と、晩年は多摩湖線で351系として活躍をしたモ505の2両は、1年に1度、横瀬車両基地で開催されるトレインフェスティバルで展示されるが、それ以外は、検修庫内で保管されている。しかし、晴天に恵まれた12月3日は、検修庫から外へ出されていた。虫干しでもしたのだろうか。
新旧「レッドアロー」の並びを強引に撮影。
思わぬところで、保存車両の「御開帳」に遭遇し、すごく得した気分を味わうことが出来た。
この後、私は横瀬駅へと戻り、西武秩父行きに乗車。更に御花畑から秩父鉄道沿線へと向かった。
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