« お帰りなさい 西武2093F | トップページ | EF64牽引の「あけぼの」を撮影する »

西武多摩湖線 261Fがデビュー当時の塗装で出場

先月末頃より、261Fが武蔵丘検修場へ入場中のため、予備車なしの状態が続いていた西武多摩湖線。本日、昼過ぎ、知人より261Fが武蔵丘検修場より出場して来たと言うメールが届いた。しかし、そのメールには、261Fがデビュー当時を彷彿させるような、ツートンカラーで出場して来たと書かれていた。これには驚いた。ツートンカラーになって出場してくるとは思ってもいなかったのである。これは一刻も早く撮影しなくては。多摩湖線の車両が、武蔵丘検修場から出場する場合、いったん、南入曽車両基地に入庫した後、再び夜に出庫して、上石神井経由で玉川上水車両基地へと回送されることになっている。そこで、この回送を撮りに出掛けることにした。

これまで、玉川上水車両基地への回送は、南入曽車両基地を19時20分頃に出庫する筈だった。そこで、所沢での所用を終えてから、新所沢へ向かう事にしたのだが、私が所沢駅構内にいる間に、261Fの回送列車が通過してしまった。どうやらダイヤ改正で30分ほど早くなってしまったようだ。これは大誤算。予定を変更して、上石神井へ向かう事にした。回送列車の後続の急行で上石神井へ。車内で時刻表を眺めてみると、この急行で追いかけても、261Fの回送には追いつけそうにない。実際に上石神井に到着すると、261Fは、下りホーム横の側線に停車していた。私は、下りホームへと急いだ。すぐに発車してしまう事を考え、階段から近い場所と言う事で、クハ1261側へ進み、編成全体を撮影してみた。

Img_d5847s

デビュー当時のツートンカラーになって出場して来た、多摩湖線用の261F。

新101系としては、約10年ぶりとなるツートンカラーの復活。この画像ではお解りにくいかもしれないが、実は正面も登場時のブラウンに塗られている。多摩湖線で活躍中の車両と言う事で、種別幕廃止、スカート取り付け、側面方向幕取り付け、シングルアームパンタ装備など、登場時の姿とはだいぶ異なる車両ではあるが、カラーそのものは、とても懐かしい。この時期に、なぜツートンカラーを復活させるのか、それも多摩湖線の車両と言うのが引っ掛かるが、これから先、この編成が何かと注目を浴びることになるのは間違いない。

この撮影を終えた後、261Fは静かに出発して行った。私は、後続の拝島行きで追跡したが、玉川上水に到着した時には、既に車両基地内へと入ってしまった後であった。せめて、少しでも近くへ。そう思って、車両基地へ向かって歩いてみたが、261Fは、多摩湖線ワンマン編成が良く留置されている場所に静かに停まっていた。この場所にいると言う事で、遅くとも来週前半ぐらいまでには、営業運転に復帰するのではないかと予想している。日中の走行シーンを撮るのが楽しみになって来た。

最後に、261Fを撮影される皆様へ、多摩湖線沿線住民としてのお願いです。

261Fが活躍する舞台となる、西武多摩湖線の国分寺~萩山間は、ほぼ全区間、道路に面しています。その為、道路上での撮影が多くなるかと思います。道路上で撮影される場合には、走行中の自動車やバイクの邪魔にならないよう、歩道上での撮影をお願いたします。また、歩道上では、自転車や歩行者の方達への配慮も併せてお願いいたします。

| |

« お帰りなさい 西武2093F | トップページ | EF64牽引の「あけぼの」を撮影する »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:西武」カテゴリの記事

コメント

TOMOさんと数日間に日光線のところでリバイバルカラーの話をしたばかり…まさか261Fがツートン!それも前面もベージュになっているとは…!私、ニタニタ(^^)してしまいました(笑)。
確かに、シングルアームパンタ、種別幕が埋められ、側面行き先幕も設けられましたが…懐かしさが溢れます。。。
こうなると、多摩川線の1編成くらいもリバイバル…してもらえると、もっと嬉しくなります。

投稿: 準急豊島園 | 2009/03/28 00:46

セイブネット管理人の西武っちです。いつもお世話になっています。

お知らせなんですが、この度ブログの更なる発展とブログ環境を良くするため移転することになりました。毎度毎度申し訳ありませんが、リンクの修正の方よろしくお願いします。

http://blog.livedoor.jp/yuuki4422/ セイブネット

今後ともどうぞよろしくお願いします。

投稿: 西武っち | 2009/03/28 11:54

コメントありがとうございます。

準急豊島園さん>
日光線のレトロ調塗装車両の話題をした直後の、多摩湖線261Fの出場でしたから、今回はタイミングが良すぎましたね。最初に261F出場時の塗装を聞いた時、あのリニューアル車に、こんな塗装をしてどんなものかなぁと思っていたのですが、実際に現物を見ますと、なかなかどうして、良い感じに見えるではないですか。これは早いうちに走行写真を地元で撮らなくては・・・と言う気持ちになっています。地元ネタですので、撮影出来た際には、いち早く、このブログでも取り上げますので、どうぞご期待ください。

西武っちさん>
ご連絡ありがとうございました。当方のリンクの変更は完了いたしました。今後とも道路宜しくお願いします。なお、このようなご連絡は、出来るだけ、管理者へのメールでの対応をお願いいたします。

投稿: TOMO | 2009/03/29 12:14

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 西武多摩湖線 261Fがデビュー当時の塗装で出場:

» 261Fがまさかのツートン塗装で出場 [西武人の鉄道記]
昨日(3月27日)、武蔵丘検修場から出場 [続きを読む]

受信: 2009/08/04 21:50

« お帰りなさい 西武2093F | トップページ | EF64牽引の「あけぼの」を撮影する »