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今年も「四季彩」で運転 快速「むさしの奥多摩号」

昨日は、早朝から武蔵野線沿線を中心に撮影に出掛けた。

早朝、大宮駅である方と待ち合わせする事になり、6時30分頃家を出発。新小平から武蔵野線の電車に乗車した。途中駅より、快速「むさしの号」に乗り換えて大宮へ向かう予定だったが、当初の予定より早い電車に乗れてしまったため、そのまま乗り換えずに進むことにした。乗車中の武蔵野線の車内から、各駅の様子を見ると、新座・北朝霞と、ホームの西船橋方には、カメラを持ったファンが待機している。何が来るのだろうと、カバンの中から鉄道ダイヤ情報を取り出すと、201系「四季彩」編成による、快速「むさしの奥多摩号」を狙っている事が解った。E233系の大量投入により、201系は、快速用の2編成と、この「四季彩」編成を残すのみ。快速用の2編成も、引退時期が発表されており、「四季彩」編成に関しても、この後どうなるか、全く予想がつかない状況である。そこで、「むさしの奥多摩号」を撮影しておこうと思い、東京時刻表と照合すると、西浦和で、どうにか捕らえられそうなことが解った。そこで、いつ来ても良いように、カメラを持った状態で西浦和駅で下車。ホームの西浦和方を見ると、ここもカメラを持ったファンが多数待機している状態。更に、その向こうから、四季彩編成が迫っているのが確認できた。私は、人と人との間からカメラを向けて、「むさしの奥多摩号」を撮影してみた。

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今年も201系「四季彩」編成で運転された、快速「むさしの奥多摩号」

最初の一発目は、ピント合わせが間に合わず失敗してしまったが、二発目で、どうにか見られる写真を撮る事が出来た。

この後、私はホームの反対側に移動し、本来乗車する予定であった、快速「むさしの号」を撮ることにした。205系による武蔵野線の電車1本をはさんだ後、スカ色の115系による快速「むさしの号」が通過して行った。

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大宮へと向かう115系快速「むさしの号」

豊田車両センター所属の115系M40編成が専属で使用されている、快速「むさしの号」。この車両も、決して新しい車両ではない事から、近い将来、違う車両へ置き換えられてしまう事だろう。置き換え計画が発表された、房総半島の113系同様、豊田車両センター所属の115系スカ色編成の今後の行方も気になるところだ。

この撮影後、私は武蔵野線、京浜東北線と乗り継いで、大宮へと向かった。

2009年5月10日画像追加

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立川駅に停車中の大宮行き「むさしの奥多摩号」 2009年5月2日撮影。

この日、ちょうど立川を通り掛かったので、大宮行きの「むさしの奥多摩号」は、どのホームに停まるのだろうかと確認しようとしたところ、2番線からの発車との事で、3番線で待機する事に。すると、「むさしの奥多摩号」の直前に、215系「ホリデー快速ビューやまなし」が入線。一瞬ではあるが、215系と並んだようです。

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Musashino RM Blogさん

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小平駅で261Fを撮影

28日は、仕事の都合で西武新宿線で帰宅した。

20時40分頃、小平駅に到着。そろそろ、西武遊園地からやって来る101系ワンマン車の小平止まりが来る時間だなと思いだす。確か、今日の運用は、ツートンの261Fじゃなかったかと。そう言えば、ツートンカラーになってから261Fの小平行きは撮っていなかった事に気付き、そのまま小平駅で待機する事にした。

20時45分、萩山方面より、101系ワンマン車が到着。やはりツートンカラーの261Fであった。

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小平駅に到着した261F。

101系ワンマン車による小平乗り入れは、平日ダイヤ特有のもの。通常ダイヤであれば、この後、小平始発の西武遊園地行となるのだが、この日は西武ドームでプロ野球公式戦が開催されていた。その為、到着した261Fは、西武遊園地発国分寺行きに充当するため、折り返しは回送となった。261Fの方向幕も「西武遊園地」ではなく「回送」に変わり、そのまま西武新宿方の引き上げ線へと入って行った。

この後、私は261Fの回送列車より先行する拝島行きで萩山へ。萩山駅手前で、2000系4連の回送列車とすれ違った。この2000系が、野球臨に備えて回送される261Fに代わって、西武遊園地行に充当されると言うことなのだろう。

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多摩湖線不定期列車に充当中の261Fを撮る

さて、前記事でも触れたように、4月26日は拝島線の萩山3号踏切の観察に出掛けたのだが、その道中、多摩湖自転車道を走行していると、萩山の留置線で、多摩湖線の261Fが出庫準備をしているのが見えた。この日は、西武ドームでプロ野球公式戦が開催されていたこともあり、261Fは、この後、西武遊園地まで乗り入れてくることが確実であった。そこで、拝島線の撮影を終えた後は、261Fによる不定期列車を、八坂~武蔵大和間にある回田信号所で撮影する事にした。

回田信号所は、八坂~武蔵大和間の半分以上を占める長い信号所である。その為、一見すると、複線区間にも見えてしまう。この時間帯、下り線側から小平方面へカメラを向けた場合、順光で撮れるため、下り線側から撮れる場所を探した。まず最初に訪れたのが、東村山中央公園である。出来るだけ線路に近付いてみたが、柵があり、更に柵の下側からコンデジを構えてみても、影が気になり、撮影には向かない事が判明。そのまま先に進み、八坂3号踏切で撮影する事にした。しかし、ここも下り列車の場合は、影が気になるため、下り列車よりも上り列車の後追いを狙う事が良いと判断。上りの国分寺行きに狙いを定めて撮影する事にした。

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回田信号所に入り、一路国分寺を目指す261F。

武蔵大和を出発し、回田信号所に入ったばかりの261F。流石に、この向きで撮影した場合、正面には光が当たらない。

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そして後追い。こちら側が順光。

この区間ではツーマン運転のため、車掌が乗務しており、その姿が確認できる。普段のワンマン区間とは、少しだけ違った姿を撮る事が出来た。

この撮影を以て、261Fの撮影を終了。自転車で自宅へと戻った。

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西武拝島線 萩山3号踏切付近上り線が仮線へ切り替え

西武鉄道では、拝島線と府中街道が交差する、萩山3号踏切付近の高架化工事を進めている。

高架工事に取り掛かる前の第1歩として、既存の線路の北側に、仮線を作る工事を進めていたが、この度、上り線の仮線が完成し、4月25日の終電後から26日の初電にかけて、線路切り替えを実施。同区間の仮線の使用が開始された。

そこで、今日は、近くのダイエーへの買い物がてら、この萩山3号踏切の様子を見に行ってみることにした。自宅から自転車で出発。踏切手前で自転車を止めて、萩山3号踏切へ近付いてみた。

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拝島線萩山3号踏切より萩山方を見てみる。

上り線が北側にずれた関係で、踏切内の幅が倍近くに広くなった事から、踏切の四隅には、監視員の方が立たれていた。

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同じく踏切内から拝島方を見てみる。

左から2番目の線路は、前日まで使われていた上り線。その右隣りには、追って切り替えられる予定の仮下り線が部分的に姿を現わしている。旧上り線、仮下り線部分には、今のところ背の低い柵がしてある。

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新宿駅でE653系を目撃

4月24日は、仕事で都心方面へと出掛けた。

ちょっと時間があったので、新宿で昼食を摂ろうと思い途中下車。快速電車が到着した8番線から、ふと4番線を見てみると、常磐線の特急「フレッシュひたち」に使用されているE653系が停まっている事に気が付いた。よく見ると、池袋方に進むらしく、既に先頭車はヘッドライトを点けた状態だった。そこで、私は7・8番線ホーム上を高尾方に進み、ホームの先端から撮影する事にした。しかし、私がホームの先端に辿り着く前に、E653系は動き出してしまった。

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新宿駅を発車する常磐線特急「フレッシュひたち」用のE653系電車。

新宿駅で見かけたE653系は、勝田車両センター所属のK-306編成。E653系はカラフルな車両で、7両編成が4色(赤・青・黄色・緑)と、オレンジ色の4両編成と計5色存在するのだが、新宿駅で目撃した編成は、ご覧のように黄色の編成である。

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池袋方面へ向けて走り去るE653系。

E653系は、通常の運用であれば新宿駅に来ることはないので、大変珍しい光景である。実は、このK-306編成、昨日まで特別車両のE655-1(TR車)を中間に挟んだ試運転を実施しており、一連の試運転を終了し、E655-1を東京総合車両センターへ返却し、所属車両基地である勝田車両センターへ帰る所だったようだ。

出来れば、E655-1を挟んでいる姿を撮ってみたかったなあ。

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101系10連の拝島快速を目撃

4月21日のお話。

親不知抜歯から1週間。この日は、抜糸をする事になっていた。朝一番に病院へ行き、僅か5分ほどで終了。そのまま勤務先へ行こうと思ったのだが、紹介状を書いていただいた先生に、書類を渡すように言われたため、自宅近くの歯科医院へ立ち寄る。そして、萩山駅から西荻窪へ向かう事になったのだが、駅に到着すると、目の前で261Fの国分寺行きが出て行ってしまった。仕方なく、次の国分寺行きを待つ事に。

次の国分寺行きの到着まで時間があるため、待合室で休もうと思い、1・2番ホームを待合室の方向へ向かって歩く。すると、ホームの拝島方で撮影をしている方を見つけた。何か来るのか?つい気になってしまい、私もホームの先端へと向かう。何が来ても良いように、コンデジを片手に待機すると、こんな列車がやって来た。

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101系10両編成による拝島快速西武新宿行きが萩山駅を通過していった。

何とやって来たのは、101系10両編成の拝島快速。西武新宿方から295F+251F+253Fの組み合わせであった。2008年6月のダイヤ改正より登場した拝島快速は、通常4ドア車による運用となっており、101系や3000系と言った3ドア車は充当されることが無い。しかし、検査入場などで4ドア車に不足が生じた時に、3ドア車両による拝島快速が運転されることがある。実は、4月19日の午後にも、萩山駅近くで、この編成による拝島快速を目撃したのだが、残念ながら撮影はできなかった。それだけに、ここで101系の拝島快速を撮れた事は嬉しかった。ちなみに、西武新宿方の先頭に立った295Fは、現役101系2連の中では、唯一のスカート取付編成である。

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後追いも撮影。

なお、295F+251F+253Fの10連は、先週辺りから、4ドア10両固定編成の運用に就いているようで、新宿線の6000系又は20000系の10両固定編成が1本、武蔵丘検修場に入場しているのではないかと思われる。暫くの間、快速急行川越号や拝島快速の運用に就く姿が見られそうだ。

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東海道線全通120周年記念HMを掲出したE217系

さて、鶯谷駅でEF81 95+24系の推進回送を撮影した後は、そのまま山手線の電車で東京駅へ移動する。駅構内の栄松堂書店で、早売りの雑誌を購入した後、中央線で帰宅したのだが、中央線に乗る前に、東京駅7番線を覗いてみると、東海道線全通120周年記念ヘッドマークを掲出したE217系が入線してきた。

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東海道線全通120周年記念ヘッドマークを掲出した東海道線のE217系。

前回撮影したE233系3000番台車に続き、E217系にも全通120周年記念ヘッドマークが掲出されるようになった。今現在、東海道線の顔と言えば、やはりE231系だと思うが、湘南新宿ラインにも使用されるE231系では、運用範囲も広く、東海道線の全通120周年をアピールするには不向きだと判断されたのだろう。その点、E217系やE233系3000番台車は、東海道線だけで運用している事から、今回のヘッドマーク掲出には適任と言えるのかもしれない。

E217系、E233系、東海道線では少数派の両形式が、暫くの間、注目の的となりそうだ。

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EF81 95+24系乗務員訓練列車を撮影する

さて、4月19日の本来の目的は、EF81 95+24系客車による乗務員訓練列車の撮影であった。

この乗務員訓練列車、4月5日より実施されており、尾久~黒磯~上野~尾久と走行するものである。EF510への置き換えが決まった、田端運転所のEF81と尾久車両センターの24系による運転と言う事で、以前より撮影したいと思っていたのだが、この日は、田端運転所のEF81の中では一番のネタガマとも言える95号機が牽引を担当と聞き、ついに重い腰を上げた。

池袋駅で、東武東上線の撮影を終えた後、埼京線に乗車。赤羽で京浜東北線に乗り換え、向かったのはお馴染みの東十条。この付近は撮影しやすいポイントで、現地に到着してみると、乗務員訓練列車がEF81 95号機牽引と言う情報が出回っていたせいか、線路沿いの道には、カメラを持ったファンの姿が目立った。私は、撮りやすそうな場所を求めて、線路沿いの道を赤羽方向へ進む。もうちょっと先まで行くと、線路は高架区間に入って行く。流石にこの辺まで来ると、撮影する人も少なかった。私は、先客の方達の邪魔にならないところで待機し、本番を待つ。211系の普通列車2本でタイミングを図る。現地到着からおよそ15分後の事。前方よりEF81 95号機+24系客車の姿が見えてきた。

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EF81 95+24系による乗務員訓練列車。

この時点で時刻は16時47分。この場所では影が目立つ。しかし、EF81 95号機の最大の特徴である、側面の「EF81」のロゴは解るように写ってくれた。後ろの連なる24系客車は、「北斗星」にも使用されている車両であるが、乗務員訓練列車と言う事で、営業運転ではない事から、電源車が連結されていない。普段の「北斗星」とは一味違った姿である。

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池袋駅でオリジナル顔の東武8000系と出会う

4月19日の夕方の事。撮影地に向かう為、池袋駅に立ち寄った。山手線外回り電車から埼京線へと乗り換えるのだが、その際に、東武東上線池袋駅を眺めてみると、山手線ホームのすぐ隣りである1番線に、8000系初期修繕車の8112Fが停まっていた。久々に見たオリジナル顔の車両。早速撮影してみた。

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8000系初期修繕車、8112Fを池袋方に連結した準急川越市行き。

かつては東武鉄道全線で見る事が出来たこのスタイルの車両も、聞くところによれば、今や東武東上線の2編成(8111F、8112F)を残すのみとか。当たり前のように見かけた車両が、たったの2編成にまで減ってしまったとは、何とも信じられない話だ。

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立川駅でE491系と出会う

4月15日のお話。

前日の夕方、親知らずを抜歯し、この日は午前中、傷口の消毒のため病院へ。そして午後から出勤となった。仕事中は、痛み止めも効いており、普通に生活が出来た。夕方、仕事を終えてから、立川の模型店、「マイホビーキョーサン」に連絡を入れると、予約してあったマイクロエースのキハ11が入荷したとの事で、痛み止めも効いている事から、そのまま立川まで乗り通す。そして、18時30分頃、キョーサンから立川駅へと戻る際、あえて中央線の上りホームではなく下りホームへと移動した。

実は、この日、病院での待ち時間を利用して、鉄道ダイヤ情報を読んでいたところ、総合検測車E491系が、18時42分から49分までの7分間、立川駅に停車する事が解った。E491系は、武蔵野線から中央線へと入り、豊田車両センターまで行く事から、立川駅の中央線ホームと南武線ホームとの間に入る側線に入線すると予想し、下りホームで待機する事にした。折しも、夕方の帰宅ラッシュ時間帯。中央線は、夕方の「お客様混雑」による影響だろうか。下り電車に2分程度の遅れが生じていた。立川駅で7分間停車するE491系が撮れるかどうか、やや不安になったが、帰宅客の邪魔にならないよう、ホームの高尾方先端で様子を見ることにした。

当初の予定からやや遅れて18時45分頃のこと、予想通り、E491系が6番線の隣にある側線に入線してきた。

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夕方の立川駅に現れた総合検測車E491系。

E491系の先頭車両が停車した場所は、エキュートへと通じるエスカレーター付近。何とも撮影しにくい場所だ。私は、電車から降りてきた乗客の流れを見ながら、邪魔にならない、ぎりぎりの場所まで近付いて撮影する。夕方のラッシュ時間帯。次々とやって来る下り列車の合間の撮影となるため、撮影チャンスは僅か。ワンチャンスを生かして、コンデジを操作。手持ちでの撮影なので、多少ぶれてしまったが、抜歯から2日目と言う事で、この撮影は自分自身にとって、良い気分転換になった。

撮影後、私は中央線の上り快速で国分寺へ。更に西武多摩湖線へと乗り継ぎ帰宅した。

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消え行く京王3000系を撮影する

4月12日は、前の記事の6000系に続き、井の頭線でも、ヘッドマーク付きの1024Fを探しながら、消えゆく運命にある3000系も撮影しようと計画していた。しかし、実際に明大前駅の井の頭線ホームに立ってみると、来る電車は1000系ばかり。聞いてはいたが、今や3000系は、走っている方が珍しいぐらいの存在となってしまっていた。諦めかけて、いったん下高井戸へ行った後、再び、明大前の井の頭線ホームにやって来ると、ようやく3000系の姿を発見した。

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明大前駅に進入する3027Fの急行。

この日は、菱形パンタを維持している3027Fが急行運用に就いていた。結局は、この日、営業運転で日中走っていた3000系は、これ1本のみだったようだ。

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消え行く京王6000系を撮影する

ここ数日、親不知を抜歯してから、なかなか痛みが引かなかったため、ブログの更新を控えておりましたが、ようやく痛みも和らいできましたので、本日より再開いたします。お待たせいたしました。まずは、4月12日の京王沿線での撮影記の続きからです。

今回の京王沿線での撮影で、どうしても記録しておきたかったのが、京王線では6000系。井の頭線では3000系の記録である。ともに両形式とも、昭和から平成にかけての京王電鉄を支えてきた形式であるが、ATC導入や、車両のVVVF車への統一する方針により、どちらも2010年度までに全廃する方針が決まった。そこで、ヘッドマーク付き電車撮影と合わせて、これらの車両の記録も進めることにした。

明大前駅周辺で昼食を摂った後、京王線ホームへと上がっていく。ちょうど上りの準特急として、6000系がやって来た。

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準特急運用に就いていた6411F+6013F。

6000系の2+8による準特急。子供の頃の京王線のイメージは、「アイボリーの車体に赤い帯」だった。今日では、ステンレス車が幅を利かせており、このようにアイボリーの車体による6000系を見ると、昔ながらの京王線と言う感じがしてホッとする。この2+8の編成は、たまに8連が9000系になる事もあるようだ。

この編成を後追いで撮ろうと思ったのだが、正面に影が入ってしまって失敗。その為、この編成の折り返しは、お隣の下高井戸で撮ることとなった。

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京王 春の全国交通安全運動ヘッドマーク付き編成を撮影する

さて、南武線のヘッドマーク掲出電車を撮影した後は、いよいよ本来の目的である、京王電鉄の「春の全国交通安全運動」のヘッドマーク付き電車の撮影へと向かう。ちょうど昼に近くなっていたこともあり、まずはどこかで食事をと言うタイミングなのだが、この日は京王線と井の頭線の両方を狙おうと思っていたので、明大前に向かうことにした。

京王稲田堤駅から、都営新宿線直通の急行に乗車。当たり前のようにやってくる9000系を見て、6000系がかなり減少していることに気付く。調布で準特急に乗り換えようと思ったが、そのまま急行で明大前に向かった。

明大前では、駅周辺で昼食を摂った後、井の頭線のホームに陣取る。ここで、暫く車両観察をしながらヘッドマーク付き電車の行方を探ったが現れなかった。時間にして40分以上はいただろうか。いったんあきらめて、京王線へ移る。最初は明大前で観察していたのだが、ホームが狭いこともあり、以前撮影したことがある下高井戸へ移動する。ここでも、暫く撮影してみたが、ヘッドマーク付き電車が来る気配すらない。やはり、デワで全ての運を使い果たしたか。そう思った頃、ようやく上りの新宿行きとして、ヘッドマークを掲出した8連の8030Fが登場。この列車の折り返しを待って撮影してみた。

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ようやく撮影する事が出来た「春の全国交通安全運動」ヘッドマーク掲出編成。まずは8両編成の8030Fから撮影した。

京王線の「春の全国交通安全運動」ヘッドマーク編成を撮影するのは、2007年5月以来2年ぶりの事。今回も編成の前後でデザインを変えている。

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南武線 「横浜・神奈川DC」ヘッドマーク掲出電車運転中

さて、京王稲田堤駅でデワ600形を撮影した後は、改札を出場し、南武線の線路を目指す。京王稲田堤駅と、JR南武線の稲田堤駅とは、歩いて約5分ほどの距離である。

今年6月1日から開始する「横浜・神奈川デスティネーション キャンペーン」及び、東海道線全通120周年に合わせて、JR東日本横浜支社では、管内の路線の一部車両に、ヘッドマークを掲出して運転をしている。この南武線でも209系を含めて4編成に掲出されていると言う事を聞いており、ちょうど近くを走っているので、ついでに狙ってみようと思ったのである。稲田堤駅を通りこして、南武線の線路に近いところで、6両程度なら撮影出来そうと言う場所を発見。ここで、立川行きにカメラを向けてみることにした。まず最初に来たのは、こんな車両だった。

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立川行きナハ44編成。

ドアの窓が小窓のタイプと言う事で、元山手線からの転用車である。手元のJR電車編成表によると、この編成が南武線色の帯にされたのが平成15年7月となっている事から、南武線に来てからでも、既に5年以上が経過している事が解る。

ナハ44編成の立川行きが通り過ぎてから待つ事およそ10分後、続いてやって来たのは、ヘッドマーク付き編成であった。

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「横浜・神奈川DC」ヘッドマークを掲出した、ナハ43編成の立川行き。

1本前の立川行きに使用されていたナハ44編成同様、この車両も山手線から転用されてきた車両であった。

この日は、あくまでも京王のヘッドマーク掲出電車の撮影のために出掛けている。南武線の撮影は、この列車までとして、再び京王稲田堤駅へと戻る。まもなく京王稲田堤駅と言うところまで来て、次の立川行きが過ぎ去っていくのが見えた。良く見ると、後続の立川行きもヘッドマークが掲出されていた。続く時は続くものだ。

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京王の事業用車 デワ600形と出会う

今日は、恒例となった京王電鉄の「春の全国交通安全運動」ヘッドマーク付き電車を撮影するため、京王沿線へと出掛けてきた。

ヘッドマーク付き電車は、京王線と井の頭線の両方で運転されているが、普段乗る機会が少ない京王線の方から攻めようと思い、萩山から玉川上水を経由して、多摩都市モノレールで高幡不動へ出た。国分寺からバスで府中に出ても良かったのだが、西武の玉川上水車両基地の様子も気になったので、このルートを選んだのである。多摩都市モノレールで高幡不動に到着したのは、10時15分頃のことであったが、モノレールが高幡不動駅に入線する直前、私は自分の目を疑ってしまった。眼下の京王線の線路には、派手なカラーの事業用車、デワ600形の姿が見えたのである。しかも、車庫から出てきたところだった。これはいきなり凄いものを見てしまった。私は急いで京王電鉄の高幡不動駅へと向かう。そしてデワ600形が停車している5番ホームへと向かった。

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高幡不動駅で、事業用車デワ600形と出会った。

デワ600形は、かつての名車、5000系を改造した事業用車、デワ5125Fの後継車として、当時廃車が始まっていた6000系を改造して誕生した事業用車両である。日頃は、レール輸送用のチキを挟んで走ったり、更には2008年に登場した、総合高速検測車クヤ911形「DAX」を、チキの代わりに連結して、架線や軌道を検測したりと言う運用に就いている。私自身は、この車両の存在を、以前から知ってはいたものの、レール輸送の場合は深夜、検測の場合は平日の昼間の走行が多いと言う事で、今までに撮影した事は無かった。それだけに、高幡不動での出会いは、とても嬉しかった。

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「中央線開業120周年記念号」が運転される

さて、4月11日午後は、西荻窪へ撮影に出掛けた。

今年、中央線は新宿~八王子間が開業120周年を迎える。そのうち、新宿~立川間は、120年前の4月11日に開業した。節目の年を迎え、JR東日本八王子支社では、様々なイベントを展開する事になっている。

そのイベントの一環として、新宿~立川間開業120周年の記念日である4月11日、大宮総合車両センターの183系国鉄特急色編成を使用した団体列車、「中央線開業120周年記念号」が運転された。この列車、始発の立川を出発し、新宿まで行った後、折り返しは三鷹や豊田の車両センターに入庫し、車内から車両センターを見学。そして、再び新宿に戻ると言うものであった。

前の記事でも触れたように、この日、午前中は地元の病院で歯科口腔外科の検診を受けていた。その為、この団臨の撮影はできなかったのだが、鉄道ダイヤ情報誌を読んでみると、この列車には、特製のヘッドマークが掲出されるとなっていた。ヘッドマークは、まず間違いなくステッカーだろう。であれば、営業運転終了後の回送列車でも、ヘッドマークを掲出したまま走る筈だから、団臨として運転中の姿と変わりない状態で撮影できる。そう思って、営業運転終了後、新宿駅から豊田車両センターまでの回送列車を狙うため、時間に合わせて西荻窪駅に出向いたのである。

休日ダイヤでの運転と言う事で、国分寺から乗車した201系の快速東京行きを三鷹で降りて、各駅停車に乗り換える。一つ目の吉祥寺駅でも、多くのファンが待ち構えており、これは西荻窪も駄目かなあと思っていたのだが、そのまま西荻窪へ行くと、何とか撮影できそうな状態であった。私は、ホーム先端の真ん中付近に陣取り、前方からやって来る183系を待った。到着からおよそ10分後の事。前方より183系の姿が見えてくるが、西荻窪駅2番線には、総武線の千葉行きが入線してきてしまう。一瞬諦めたのだが、前方からやって来る183系のスピードが遅い事に気付く。このタイミングなら被られずに撮れそう。そう判断し、落ち着いて撮影をする事にした。E231系の通過を待って、ゆっくりとやって来た183系にカメラを向けて撮影した。

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「中央線開業120周年記念号」に使用された大宮総合車両センターの183系。営業運転を終えて、まずは豊田車両センターへと回送される。

120周年記念号に使用されたのは、ご覧のように正面の飾り帯に特徴のある、クハ183-1527を含んだOM103編成だった。

OM103編成がゆっくり来てくれたことにより、今度は後追いの撮影にも余裕が出来た。ゆっくりと場所を移動して、後追い撮影に入る。

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後追いも撮影。

新宿方の先頭車の撮影は、長時間停車する東小金井駅まで追跡して撮影するしかないかと考えていたので、形はどうあれ、この西荻窪駅で撮影出来た事は嬉しかった。

なお、OM103編成は、豊田車両センターに入庫した後、夜、再び出庫し、所属基地である大宮総合車両センターへと戻ったようである。

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西武園線を撮影する

私事ではあるが、右下の親不知を抜歯する事になった。生え方に癖があり、掛かり付けの歯科医院から、設備の整った病院へ行くように言われ、市内にある新山手病院へ行く事になった。今日は、抜歯の前に、担当医の検診を受ける事になっていた。

良いお天気だった事から、自宅から自転車で病院へ。朝一番の予約を入れていたので、10時すぎには終了した。帰り道、西武園線の踏切で踏切待ちをしていたら、ふと、西武園線の電車が撮影したくなった。そう言えば、昨年6月のダイヤ改正より、線内折り返し運用が、2000系の4連に変更になってからと言うものの、まともに撮った事が無かったのである。と言うより、西武園線そのものを殆ど撮っていない事に気付く。そこで、西武園から折り返してくる2000系の東村山行きを撮影する事にした。と言っても、コンデジでの撮影なので、あまり良い写真は撮れないのだが・・・

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西武園線の折り返し運用に就く2000系電車。

この日、西武園線の折り返し運用に就いていたのは、2505Fであった。

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人形町 カップ酒・缶詰バー「キハ」へ行ってきた

昨日は、仕事を定時で終えた後、西荻窪から東西線直通電車と日比谷線を乗り継いで人形町へ向かった。

1週間ほど前になるが、、『モハようございます。』の著者である、吉田一紀さんより、人形町にある「キハ」と言うお店に行きませんかとのお誘いをいただいた。この「キハ」と言うお店、鉄道ファン2009年4月号でも取り上げられており、以前から気にはなっていた。これは願ってもないチャンスと思い、御誘いに乗って出掛けたのである。

西荻の事務所を定時で切り上げ、人形町へ。現地には18時に到着。人形町駅のA5出口にて吉田さんと合流。この時点で集まったのは私を含めて4人。まずは「キハ」へ行く前に、1軒立ち寄る。そして、1時間ほどして、待望の「キハ」へと移動した。

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人形町の鉄道居酒屋「キハ」

まずは入口にあった看板に注目。ちょっと解りにくいかもしれないが、赤い踏切警報機のランプが点いていて、なかなか凝った作りである。更に、もう一つの看板もユニークであった。

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駅名票をイメージした看板。

JR東日本の駅名票をイメージした看板。前駅が素面、次駅が千鳥足と言うのも面白い。

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赤くなった小田急1000形を見る

さて、御殿場線の列車を松田で降りた後は、そのまま小田急の新松田駅へと移動する。

小田急と言えば、新宿と箱根湯本を結ぶロマンスカーが有名だが、ロマンスカー以外の列車で箱根湯本へ向かう場合、この新松田や小田原で箱根湯本行きの電車に乗り換えとなる。箱根湯本は、箱根登山鉄道の駅だが、風祭駅の改良工事完成に伴い、同駅のホームが4両編成対応になった事から、2008年3月より、小田原~箱根湯本間の電車は、全て小田急の通勤車両による運転に改められた。その為、登山電車は、全て箱根湯本~強羅間での運転となり、更に、小田原~箱根湯本間で見られた三線軌条方式のレールも、箱根登山鉄道の車両基地のある入生田~箱根湯本間のみで見られる事となり、小田原~入生田間は狭軌レールのみとなってしまった。

今や、小田急の一路線と言った感じとなってしまった、箱根登山鉄道の小田原~箱根湯本間だが、3月14日のダイヤ改正を機に、同区間に乗り入れる小田急の通勤車の一部を、箱根登山鉄道の1000形・2000形で採用されているカラーと同じ色に変更し、視認性を高め、乗り換え時の利便性を向上する事になった。赤いカラーに変更されるのは、小田急のステンレス製通勤車である1000形3編成。思い切ったイメチェンを図った1000形を見たくなり、御殿場線を松田で降りたのである。

赤い1000形は、新松田~小田原~箱根湯本間で運転されていると言う。まずは新松田駅で様子を見ることにした。ちょうど停車していた箱根湯本へ向かう始発の各停、更に小田原方面からやって来た、新松田止まりの列車を2本見てみたが、いずれも普通の車両だった。そこで、小田原折り返しの運用に入っている事を考慮し、急行電車で小田原へと向かう。しかし、まもなく小田原と言うところで、赤い1000形の新松田行きとすれ違ってしまった。もう少し待っていれば良かったのか。がっかりしながら小田原駅に降り立つ。とりあえず、箱根湯本行きの電車が出発するホームへ向かうと、その先の留置線に赤い1000形が停まっているのを発見した。ホーム上から、留置中の1000形を撮影してみた。

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箱根登山鉄道カラーになった小田急1000形を見に小田原へ。小田原駅の留置線で3000形と並んだ、箱根登山鉄道カラーの1000形。

この時点で、まだある程度の明るさはあり、あと30分ぐらいは撮影が可能だった。留置線にいる1000形は、「各停 新松田」を表示している事から、再び出庫する事は解る。まあ、30分以内には出てくるだろう。そんな甘い考えで、出てくるのを待つ事にした。

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御殿場線山北駅を訪ねる

さて、大船駅からは、湘南新宿ラインの特別快速で国府津へ。更に国府津から御殿場線に乗り換えて、向かった先は、山北駅である。

御殿場線の山北駅。この駅の近くにある桜のトンネルは、まさに御殿場線の名物である。弊ブログでは、これまでにも2006年2007年の2度の訪問記を記事にしている。そして、今回、2年ぶりに山北駅を訪れることにしたのである。

国府津から沼津行きワンマン列車(2571G)に乗車し、山北駅に到着したのは15時59分頃の事であった。この2571Gは、山北駅で上りの2566Gと交換する事になる。まずは、この2566Gを、ホームの沼津方から撮影する事にしたのだが、2571Gがやや遅れていたのか、私がホームの端へ行く前に、2566Gが入線してきてしまった。

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山北駅に進入する国府津行き2566G

桜をバックに、山北駅へ入線してきた国府津行き2566Gは、313系3000番台車のトップナンバーであるV1編成だった。この車両も登場からまもなく10年が経過する。山北駅の桜とも、すっかり溶け込んだ感じだ。

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東海道線全通120周年記念HMを掲出したE233系3000番台車

4月5日は、1回分残ってしまった青春18きっぷの消化試合に出掛けた。

前日の疲れが溜まっていたせいか、起きたのも遅く、家を出たのは11時頃となってしまった。とりあえず、どこへ行こうかと悩んだが、知人から頂いた情報や、自分自身が気になった物を見に行く関係で、東海道線沿線へと進んで行った。

今年、東海道線は、新橋~神戸間全通120周年の節目の年である。更に、6月1日からは「横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン」が始まる。「東海道線全通120周年」と「横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン」を兼ねて、JR東日本横浜支社では、管内の各路線で、一部の列車に記念のヘッドマークを掲出する事になった。このうち、東海道線では最新鋭のE233系3000番台車に、東海道線全通120周年記念ヘッドマークを掲出していると言う。

そこで、今回は、このE233系を撮影する事にした。実は、東海道線のE233系自体、撮影する事は今回が初めてではないが、最初からこの車両を目的とした撮影は、今回が初となる。とりあえず、自宅でE217系の運用を把握。10両基本・5両増結が1本ずつの計15両しか存在しない東海道線のE233系は、同じく少数派のE217系との共通運用である。私は、東京時刻表にE217系充当列車に印を付けた。まず目星を付けていた1本目の列車は、E217系だったので空振り。そこで、2本目に目星を付けていた列車を狙うため、藤沢駅へ向かった。この駅で狙うのは、上り列車である。私は、狙っていた列車の10分ほど前に藤沢駅に到着するが、ホーム上でカメラを持って待機していたファンは一人もいない。あれ、外したかな?そう思いながら、ホームの先端で撮影準備をすると、徐々にファンが集まって来た。そして、撮影準備が整った頃、前方よりE233系が見えてきた。早速カメラを構えて撮影を開始する。

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東海道線全通120周年記念ヘッドマークを掲出した、東海道線のE233系3000番台車。

この藤沢駅は、前駅の辻堂駅から直線が続いており、かなりの速度でホームに進入してくる。その為、ある程度のシャッター速度にしないとぶれてしまう事から、シャッター速度は速めにしておいたのだが、その事で、正面のLED表示は何が書いてあるのか、解りにくくなってしまった。撮影した列車は、普通列車の東京行きである。

E233系3000番台車、撮影も殆どしていないが、実は乗車もこれまでに1回のみ。しかも、前に乗ったのはグリーン車だった。そこで、今回は普通車の試乗もしてみようと思い、1駅ではあるが、この列車に大船まで乗車してみた。乗車したのは、後ろから2両目。運良くボックス席が空いていたので腰を下ろしてみる。中央線や京浜東北線で活躍中の車両と異なり、車内にはLCD表示機が無く、3色LEDによる案内機が備え付けられている。また、座席のモケットも、E231系近郊型バージョンと同じで、中央線や京浜東北線の車両と比べると、斬新さは感じられない。E231系と同様、硬いシートなのかと思ったのだが、座ってみると、中央線や京浜東北線のE233系と同じく柔らか目のシートで、これは有難かった。モーター音は、中央線や京浜東北線の車両と異なっていたが、これは、E231系も通勤型と近郊型ではモーターが異なっていたから、E233系でも通勤形と近郊型で、モーターを変えているのだろう。

大船到着後、最後部車両を正面から撮影してみた。

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大船駅に停車中のE233系3000番台車。

今度は、シャッター速度125分の1以下で撮影したので、しっかりと「東京行き」と言う事が確認できる仕上がりに写ってくれた。それにしても、こう言うLEDは、撮影者泣かせである。

今回、ヘッドマークが掲出されたE233系3000番台車は、今のところ10両編成、5両編成とも1本のみで、15両編成として運用に就いている事から、実質1編成のみで稼働中と言った状態である。その為、俗に言う「レアもの」なのかもしれない。しかし、今後予定されている東北縦貫線開業時には、211系の置き換え用として、この車両を大量に増備することも予想できる。今はレアものかもしれないが、近い将来、新たな仲間が加われば、レアものではなくなる。そんな日が、すぐそこまで来ているのかもしれない。

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2009年4月4日撮影の貨物列車

さて、新前橋から再び列車に乗り込んで、高崎駅に戻って来たのは14時55分頃のことであった。あと10分ほど待つと、先日、上牧駅付近で撮影した2071レが、高崎駅を通過する。そこで、高崎駅2番線の上野方で待機し、2071レを撮影する事にした。

およそ10分後の事。前方より、ゆっくりと2071レが近付いてきた。

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高崎駅を通過する2071レ。

この日、2071レを牽引して来たのは、ご覧のようにEH200-10号機であった。前回撮影した時と同様、またしてもEH200による牽引だった。どうも2071レは、土曜・休日に運転される場合、EH200による牽引となる事が多いようである。EF64の重連をちょっと期待していただけに残念であった。

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211系高崎車シングルアームパンタ搭載編成を見る

さて、4月4日は、多摩湖線の261Fを撮影した後、墓参りのため群馬県内へ出掛けた。

最寄となる新前橋駅には、ご存知の通り、高崎車両センターが併設されている。かつては、新前橋電車区と呼ばれていた車両基地だが、2005年12月より、新前橋電車区の検修部門が独立し、高崎車両センターが発足した。この高崎車両センターに所属する211系の中に、昨年の秋頃からシングルアームパンタに載せ換えられた車両が3本ほど存在する。この3本は、単なる載せ換えではなく、霜取り用と思われるパンタグラフも増設した形となっており、他の編成とは異なる特別仕様となっている。これまでにも、大宮駅などで何度か目撃した事はあったが、いずれも撮影には至っていない。今回、墓参りで立ち寄った新前橋駅で、シングルアームパンタに載せ換えられた211系を見られないかなあと期待していたところ、車両センター内に当該編成が停まっているのを発見。早速、この編成を撮影してみた。

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高崎車両センター内で発見した、211系シングルアームパンタ搭載編成。

この日、高崎車両センター内で発見した211系シングルアームパンタ搭載編成は、A36編成(クモハ211−3036他)であった。左側のB9編成(クモハ211−1009他)と比較してもらうと、パンタグラフの違いがお解かりいただけると思う。

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西武261Fと桜

3月30日の運用復帰後、車両故障により、再び運用を離脱していた西武多摩湖線の261F。週末を前に、昨日より運用に復帰した。

今日は、外出の予定があるのだが、その前に萩山駅近くの桜と261Fを組み合わせて撮影してみた。7時30分頃、青梅街道4号踏切へと向かい、駅近くのグラウンドの桜とのコラボを狙ってみたのだが、線路に面している桜は、日当たりの関係か、まだ8分咲きと言った感じだった。

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桜を横目に萩山駅へと向かう261F。

この後、私は多摩湖線の線路に沿って進み、駅から2つ目の踏切となる青梅街道3号踏切へと向かう。ここで、国分寺行きとして萩山駅から出発して来た261Fを撮影してみた。

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国分寺へと向かう261F。

朝飯前の撮影はこれにて終了。自宅へと戻った。

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西武新宿線 NHK連続テレビ小説「つばさ」ラッピング車運転中

さて、東十条での「はつかり」「北斗星」撮影を終えた後は、西武新宿駅へと向かった。

今週からスタートした、NHKの連続テレビ小説「つばさ」は、埼玉県川越市が舞台となる。これに合わせて、川越市では、様々な観光PRが展開されているが、その一環として、西武鉄道でも、NHKの連続テレビ小説「つばさ」のPRを施したラッピング電車を、放送開始前の3月20日より、9月26日まで運転する事になった。

このラッピング車、なんと特急「小江戸」として運転されている10000系車両1編成に施されることになり、営業運転初日となる3月20日は、ラッピング電車の出発式が西武新宿駅で行われることになっていた。私が西武新宿駅へ向かったのは、この出発式の模様を見るのが目的である。しかし、この日は埼京線でダイヤ乱れがあり、私が西武新宿駅に到着したのは、10時20分頃となってしまった。出発式は既に行われており、ラッピング車も1番ホームに入線している。ラッピング車は、出発式が済んだ後、本川越へ向けて特別列車として運転されることになっており、出発時刻も迫っている。私は急いで2番ホームから撮影する事にした。

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3月20日より営業運転を開始した10000系「つばさ」ラッピング車。当日行われた西武新宿駅での出発式では、20152Fの「ケロロ軍曹スタンプラリー」HM掲出編成と並ぶシーンも見られた。

「つばさ」のラッピングが施された編成は、10111Fだった。半年間、新宿線でのラッピング車の運転と言う事で、この話を聞いた時は、新宿線専用車とも言えるVVVF制御車の10112Fに施されるものとばかり思っていた。それだけに、西武新宿駅に停車していた10111Fを見た時は、一瞬、自分の目を疑ってしまった。

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583系「はつかり」と「北斗星」を撮影する

今日から4月。新年度突入であるが、4月最初の記事は、3月20日に遡ります。暫くは3月の3連休の鉄活動報告です。

東北本線の看板特急として君臨した特急「はつかり」。今年、「はつかり」誕生から50周年と言う事で、JR東日本とJR北海道は、「はつかり」50周年を記念した団臨、「はつかり」&「おおとり」1600kmツアーを企画した。文字通り、「はつかり」と、函館~網走間で運転されていた特急「おおとり」を乗り継ぐツアーで、「おおとり」も復活運転となる。このうち、「はつかり」に関しては、上野~青森間を、仙台車両センターの583系で運転し、青森~函館間の津軽海峡線は、485系による「はつかり」を運転し、上野~網走間を国鉄型車両で乗り通すと言う団臨である。

この団臨、恥ずかしながら前日の3月19日夜まで、存在そのものを忘れていた。ある方からのメールで、「はつかり」の運転を思い出し、急きょ撮影に行く事にした。3月20日当日、怪しい雲行きの中、家を出発。午前中は、「はつかり」の他に、別の予定もあった事から、撮影場所は東十条と決めた。8時50分頃、東十条駅に到着。定番の撮影ポイントなので、混み合っているだろうと思って行ったのだが、実際に撮影地に到着すると、予想よりも人出は少なめだった。それでも、ベストポジションは埋まっており、中継信号機さえ気にしなければ、まあまあのアングルで撮れる場所を確保。早速、撮影の準備に取り掛かるが、この頃から雨が降り出してきて、だんだんと雨脚が強くなってきた。「はつかり」通過までの間、雨との戦いとなる。鉄道ダイヤ情報では、上野駅の出発が9時頃としか掲載されていなかったため、「はつかり」の正確な通過時刻が解らず、前方の踏切が作動する度にカメラを構えるが、なかなか「はつかり」は現れない。現地到着からおよそ25分、ようやく583系「はつかり」が姿を現した。

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2009年3月20日、583系「はつかり」が団臨として復活。雨の中、東十条を通過。青森へ向かって旅立って行った。

この日「はつかり」に使用された、仙台車両センターの583系は6両編成と、往年の編成から比べると半分以下の編成となってしまったが、国鉄色を纏い、更に正面には、懐かしい絵入りの「はつかり」を掲出しており、短い編成ながらも、583系の貫録は伝わって来た。側面の方向幕も、ステッカーではあるが、しっかりと「はつかり」を再現してあった。モハネ582のパンタグラフも、2基ずつ上昇しているのは、往年の姿に近付けようと言う配慮なのだろうか?

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