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2009年5月30日撮影の秩父鉄道の貨物列車

さて、リバイバルカラーの1000系を撮影するために訪れた秩父鉄道の波久礼駅。当初の目的を達成した後も、暫くの間、この場所に残って撮影を続ける事にした。

臨時急行通過からおよそ10分後の事。熊谷方の踏切が鳴り始めた。下り列車は少し前に出たばかり。確かこの時間に貨物列車があったなあと思いだす。ならば、少しでも編成を長く撮ろうと思い、やや駅寄りに移動し列車を待つ。やってきた列車は、やはり、貨物列車であった。

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110周年リバイバルトレイン運転日であるこの日も、貨物列車は運転していた。

波久礼駅に入線して来たのは、デキ303が牽引する7305列車。2週間ほど前、広瀬川原車両基地のイベントに出掛けた時は、貨物列車が運休時期に重なっており撮影出来なかった事、更に、この日は、13時頃に御花畑駅を通過する筈の7006列車を見かけなかったと事から、実際に列車が来るまで不安だったが、7305列車に関しては時刻どおり運転してくれたようである。

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祝!秩父鉄道110周年 秩鉄カラーリバイバルトレイン100形タイプ運転開始

さて、武蔵藤沢でヘッドマーク付き車両を撮影した後は、飯能より特急「ちちぶ」に乗り換えて西武秩父へ。そして、御花畑駅から秩父鉄道に乗り換えて1駅、影森駅へとやって来た。

今年、秩父鉄道は創立110周年の節目の年。110周年記念行事が各種行われることになっているが、その一環として、昭和25年から昭和63年まで活躍した100形電車の塗装を、1000系車両に再現。リバイバルトレイン100形タイプとして運転する事になった。この100形タイプの塗装変更作業については、5月16日に開催されたhロセ川原車両基地のイベント、「2009わくわく鉄道フェスタ」会場内で目撃されており、同車両を使用した110周年記念列車を、5月30日に運転されることが発表されていた。そこで、5月30日の午後は、この110周年記念号を撮るために、秩父へとやって来たのである。

御花畑から三峰口行きに乗車し、影森にやって来たのは、13時26分頃のことである。100形タイプ塗装になった1000系は、パンタを下げた状態で、構内に留置されていた。

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祝!秩父鉄道創立110周年。1000系秩鉄カラーリバイバルトレイン100形タイプが、5月30日より営業運転を開始した。

今回、リバイバルカラーとなったのは、スカイブルー編成と同様に無線アンテナに特徴がある1002Fであった。先日のイベント会場では、車番の表記が入っていなかったため、今回ようやく編成番号が把握できた。

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西武 セパ交流戦オリジナルヘッドマーク掲出電車運転中

プロ野球は、セパ交流戦の真っ最中。今日は西武ドームで、埼玉西武ライオンズ対読売ジャイアンツ戦が開催された。

西武鉄道では、このセパ交流戦に合わせて、30日のジャイアンツ戦からの交流戦期間中、渋谷・池袋からセパ交流戦オリジナルヘッドマーク電車を運転する事になった。ヘッドマークが掲出されるのは、6000系と30000系の2種類。これは早いうちにしっかりと撮影しておきたいところ。そこで、本日は、このヘッドマーク掲出電車を撮影する事にしたのだが、撮影スケジュールの都合上、渋谷・池袋発の西武球場前行きは撮る事が出来なかった。そこで、渋谷・池袋へ送り込まれるヘッドマーク掲出編成を撮影する事にした。

まずは、渋谷発の西武球場前行きの送り込み列車から撮影を開始する。ヘッドマークが掲出されるのは、渋谷駅11時50分発の各駅停車西武球場前行きである。その列車の前列車となるのは、清瀬10時55分発の各駅停車渋谷行き。通常では、メトロ車の運用であるが、このようにヘッドマークが掲出されるとなれば、西武の車両を小手指から派遣する事になる。そこで、始発駅の清瀬ではなく、ひばりヶ丘へと出向き、同駅入線シーンを撮る事にした。下りの2番ホームからカメラを向けるが、渋谷行き到着直前に、2番ホームから下り列車が発着したため、列車が来ない1番ホーム側からカメラを向けてみた。

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プロ野球セパ交流戦のヘッドマークが掲出された6114F。

交流戦のヘッドマークが掲出されたのは、ご覧のように6114Fであった。このところ、この編成がヘッドマーク掲出編成となる事が多い。

6000系のヘッドマーク掲出編成を撮り終えた後は、今度は30000系のヘッドマーク掲出編成撮影へと移る。ヘッドマークが掲出されるのは、池袋12時33分発の準急西武球場前行きと発表されている。そこで、6114Fに続いて、この列車も送り込みとなる前運用、飯能11時29分発の急行池袋行きを撮る事にした。どこで撮ろうかと悩んだ結果、武蔵藤沢駅での撮影とした。

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30000系にもセパ交流戦のヘッドマークを掲出。

交流戦のヘッドマークが掲出された30000系は、飯能方から32101F+38103Fの組み合わせであった。30000系は、これまでにも様々なヘッドマークが掲出されているが、2連を連結し、実質10両固定編成となってからは初めてのヘッドマーク掲出ではないかと思う。そこで、ここでは2連側も撮影する事にした。

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30000系2連へのヘッドマーク掲出は、これが初めてではないかと思われる。

上り急行がやや遅れて到着したため、もう下り列車がすぐそこまで迫っていた。出来れば、もう少し余裕を以て撮影したかったところではあるが、前パン+ヘッドマーク掲出と言う組み合わせは、どうにか撮る事が出来たので、これはこれで良かったと思っている。

この後、私は入線してきた飯能行きに乗り込み、飯能へと向かった。

それにしても、西武ドームのセパ交流試合は、既に5月20日に中日戦があったのになぁ。(西武沿線在住中日ファンのつぶやき)

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東武熊谷線廃線跡を散策 そして熊谷へ

さて、秩父鉄道の石原駅に立ち寄った後は、住宅地を進み、東武鉄道熊谷線の廃線跡を探す。たぶんこの辺りだろうと思いながら、熊谷方向へ向けて歩いて行くと、遊歩道とぶつかった。まずは、この遊歩道を左に曲がって、かつて、高崎線と東武熊谷線が交差していた地点を目指して行く。

暫く歩くと、公園があり、こんな建物が見えてきた。

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公園に面して建っていた「かめ号」

「かめ号」と名付けられた建物。かつて、東武熊谷線を走行していたキハ2000形には、スピードの遅さから「カメ」と言う愛称が付けられており、この建物も、それにちなんで「かめ号」と名付けられたようだ。

更に、建物を見てみると・・・

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「妻沼~熊谷」のサボが・・・

東武熊谷線の終点である妻沼までのサボを模したプレートまで用意されていた。

そう言えば、この地を走っていたキハ2000形が、もうすぐ、トミーテックの鉄道コレクションとして模型化されることになっている。妻沼に1両保存されているとのことなので、この目で見てみたいと思っている。

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広瀬川原車両基地から石原駅へ

さて、時刻は14時を過ぎ、いよいよオフ会も後半戦。

まずは、のんびり歩きながら、石原駅を目指す。広瀬川原車両基地を左手に見ながら土手を歩く。すると、正面にぽつんと置かれたデキ108が見えてきた。

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広瀬川原車両基地内に留置してあったデキ108。

今回のイベント会場内でも、車籍のないデキ101を含めて、6両の電気機関車が展示されていたが、このデキ108は、展示車両として停められているものではない。その為、この車両に関しては、ひろせ野鳥の森駅へ向かう土手の上からでないと撮れないと言う状況であった。

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秩父鉄道「2009わくわく鉄道フェスタ」会場へ

では、旅行記より先に、秩父鉄道「2009わくわく鉄道フェスタ」の話題から。

武川駅より、広瀬川原行き直通列車に乗り、いざ「2009わくわく鉄道フェスタ」会場へと向かう。乗車したのは、元東急8500系改造の7000系第2編成。両端の先頭車は、中間車から改造された車両であり、第1編成と異なり、非貫通構造の運転台が設けられている。走り出すと、東急8500系そのものであり、走行音も秩父鉄道らしさを感じさせない。乗り心地も実に快適だった。

10時52分、広瀬川原に到着する。昨年同様、タラップを使用して下車し、会場内へと入って行く。既に会場内は多くの人で賑わっていた。この状態で集団行動するのは困難と判断し、14時までフリータイムとする。

時刻は11時。まだ昼食には早いのだが、食べ物が売り切れてしまってもいけないので、先に食事を摂ることにした。手打ち蕎麦の実演販売があると知り、この蕎麦を昼食とする事にした。実演会場へ向けて歩き続ける。その道中、電気車修繕庫の前を通ると、修繕庫の中にこんな車両が入っていた。

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旧秩父鉄道カラーに塗り替えられた1000系。

今年、秩父鉄道は創立110周年の節目の年。そこで1000系1編成を、昭和63年まで活躍した100形車両に採用されていたカラーに塗り替えて走らせることになった。この編成は、5月30日から営業運転に就くことになっており、初日は、リバイバルカラー車運転開始を記念し、熊谷~影森間に、この編成を使用した臨時急行を走らせることが、この会場内でも発表されていた。

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中間車も撮影。

ちなみに、このカラーが1000系に塗られるのは、初めてのことである。また11月には、1000系デビュー当時に纏っていた黄色+茶帯のカラーも再登場する事になっており、秩父鉄道1000系は、国鉄色4編成と合わせると、秩父鉄道の現行カラーの比率が低くなってしまう事になる。

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予告 立山黒部アルペンルートを行く

5月22日から24日まで、職場の慰安旅行に出掛けており、先程帰宅いたしました。留守中、コメント及びトラックバックの承認後表示に、ご協力ありがとうございました。

さて、今回の慰安旅行は、立山黒部アルペンルートを巡る旅でした。長野の善光寺をちょっとだけ見た後、大町温泉~扇沢~黒部ダム~室堂~立山~宇奈月温泉と巡ってきました。

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念願かなって、乗る事が出来ました。

ルートの都合上、西武沿線の方には馴染みの深いあの車両との感動の再会や、黒部渓谷鉄道に乗るなど、鉄分補給も十分であります。

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流石にこの車両は小さかったです。

今回の旅行記は、後日公開いたします。気長にお待ち頂ければ幸いです。

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秩父鉄道武川駅へ

5月16日のお話。

秩父鉄道の初夏の恒例行事、「わくわく鉄道フェスタ」が広瀬川原車両基地で行われた。この日、私が所属する鉄道フォーラムでは、このイベントに合わせたオフ会を開催。しかも私が幹事となっていた。まずは、集合場所である秩父鉄道の武川駅へと向かう事に。

集合は9時30分。自宅のある萩山から武川へは、色々なルートが存在するが、どれも約2時間掛る。結局悩んだ末に、高崎線で熊谷まで行き、熊谷から秩父鉄道に入るルートを選択した。しかし、不覚にも、自宅を出発するのが遅くなってしまい、予定していた多摩湖線が1本遅い列車になってしまった。以降、1本ずつ列車が遅くなっていくが、何とか熊谷までは順調に来た。あとは秩父鉄道に乗るだけなのだが、この列車への接続時間が約4分。早足で、秩父鉄道の乗り場へと向かい、急いで切符を購入。改札を入ると、予定していた列車は到着し、ドアを開けていた。何とか間に合った。乗車したのは、オレンジ色の1000系だったが、撮影する間もなく、そのまま武川駅まで乗車した。

武川駅、今年2月に「臘梅号」を追って、吉田一紀さんと訪れて以来の訪問である。私が到着すると、既にオフ会の参加者のうち、半数以上の方が集まっていた。早速、出席確認を取って、撮影を開始する。貨物時刻表によれば、この時間帯、石灰石、石炭を運ぶ貨物列車が2本来るはずだったので、イベント会場へ行く前に、これらを観察しようと言うのが、今回の趣旨だったのだが・・・

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カナリア色の1012Fと並んだ、デキ501。

構内には、ホキ10000の姿は無く、代わりにデキ501が1両ぽつんと停められている。ありゃ、今日はホキ10000の貨物が無いのか?

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西武多摩湖線 平日ナイター開催日の野球臨を観察

プロ野球は、今週からセパ交流戦がスタート。我が中日ドラゴンズも、5月19日・20日と、埼玉西武ライオンズとの対戦で、20日は、西武ドームで試合が行われている。ここ数年、西武ドームへ中日ドラゴンズの応援に出掛けていたが、今年は、職場の行事の都合もあって、今週は仕事も忙しく、残念ながら観戦できなかった。せめて、交流戦のムードだけでも味わおうかと思い、今日は、西武鉄道の野球開催日ダイヤのお話をしたい。と言っても、地元の多摩湖線の話なのだが・・・

弊ブログ、2009年4月29日付記事では、ツートンカラーになった261Fが、小平駅に到着したシーンを取り上げている。この記事は、4月28日夜の出来事を書いているのだが、実はこの日、西武ドームではプロ野球公式戦が行われていた。通常であれば、この261Fが、暫くの間、小平~西武遊園地間の折り返し運用に就くことになっているのだが、西武ドームでナイターが開催される日は、この後、西武遊園地へ回送されて、西武遊園地発の臨時国分寺行きへ充当されることになっている。そして、本来の西武遊園地行きへは、玉川上水から2000系が送り込まれて対応している。

ここまでは既に分かっていたことなのだが、一つ気になる事があった。この多摩湖線のワンマン車が、西武遊園地へ回送された際、1番ホームと2番ホームのどちらに入るのかと言う事。一度は確認してみよう。そのチャンスは意外と早く、4月30日に巡って来た。

この日、私は職場の飲み会があり、普段よりやや遅い帰宅となった。国分寺20時53分発の萩山行きに乗り、萩山に到着すると、次の西武遊園地行きは4ドア車での到着となっていた。本来であれば3ドアの列車である。この時点で、野球開催日の運用変更が掛っている事を思い出す。では、この列車で西武遊園地へ行ってみよう。酔い冷ましも兼ねて、そのまま西武遊園地まで乗り通してみた。すると、普段は列車が入線しない2番ホームに、263Fによる国分寺行きが停まっているのを確認した。まずはホームの発車案内機を撮影してみる。

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平日ナイター開催日の西武遊園地駅。国分寺直通が終了している時間帯だが、21時28分発の国分寺行きが、野球開催日の臨時列車として設定されている。

普段は閑散としている西武遊園地駅だが、この日は、1番ホームと2番ホームの両方に電車が入線しており、実に、野球開催日らしい光景である。

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西武多摩湖(南)線に2000系入線

夕方、いつものように、国分寺から西武多摩湖線に乗車し萩山へ。乗車した列車は、西武遊園地行だったので、萩山に到着すると、向かい側の3番ホームには、西武遊園地発の国分寺行きが停まっているのだが、停車していたのは2000系。最初は、萩山止まりに乗ったのかと勘違いしたのだが、目を凝らして見てみると、停車中の2000系の方向幕は、国分寺行きとなっている。いきなりの代走である。

実は、今日の帰宅時に、吉祥寺のヨドバシカメラで、キャノンの単焦点レンズ「EF50mm F1.8 II」を購入したばかりであった。帰宅後、このレンズの整備をして萩山駅へ。まずは1番ホームの発車案内機から撮影する事にした。

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普段は3ドア車しか来ない萩山駅1番ホーム。このホームの発車案内機も4ドア車となっている。

発車案内機を撮り終えた後、1番ホームの西武遊園地方で、2527Fの到着を待つ。およそ3分後の事。国分寺jから2527Fが入線してきた。

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萩山駅1番ホームに到着した国分寺からの西武遊園地行。

2000系による西武遊園地行は、小平発着の列車として毎日運転されている事から、それほど珍しいものではない。しかし、萩山駅の1番ホームに停車している姿は、普段では見られない光景である。

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西武鉄道2009年度事業計画発表!

西武鉄道は、5月18日、2009年度の事業計画を発表した。昨年より4日早い発表となった、2009年度の事業計画。車両面や設備面で主だったものを挙げてみた。

車両関係
・30000系16両(8連2編成)の新製。
・6000系5編成に副都心線対応工事を実施。
・6000系1編成に車内ディスプレイの設置。
・2000系8両(8連1編成)のバリアフリー化、車内表示機設置。
・8500系(レオライナー)1編成の車内設備改良。

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今年度は16両が新製される30000系。果たして、どちらの線に入る事になるのか?

スマイルトレイン30000系の新製両数は、昨年より少なめとなる16両のみの新製となる。追加投入される2編成が、池袋線・新宿線のどちらに投入されるのかは、気になるところである。

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立川から南武線経由で下田へ直通 特急「リゾート踊り子号」運転

川崎と立川を結ぶJR南武線。旅客列車は、205系と209系の各駅停車しか走らない地味な路線ではあるが、5月16日、17日の2日間、静岡県下田市で開催される「第70回黒船祭」に合わせて、伊豆急の「リゾート21」を使用した特急列車、「リゾート踊り子号」が、立川~伊豆急下田間で運転されることになった。

南武線に特急列車が走るのは、開業以来初めてとの事。しかも、伊豆急の車両を使用すると言う事で、今までではあり得ない光景。そこで、南武線の線内を走る「リゾート21」を撮ろうと思い、運転2日目となる5月17日の朝、南武線の沿線へと出掛けてきた。自宅を出るのが遅くなってしまった事もあり、立川に到着したのは、「リゾート踊り子」出発のおよそ15分前。既に7番線には、「リゾート21」が停車しており、多くの方が集まっている状態。とりあえず、私も近寄ってみるが、とてもまともな写真が撮れるような状態ではなかった。そこで、「リゾート踊り子」に先行する列車に乗車し、途中で撮れそうな駅で撮影する事にした。まず一駅目、西国立は意外と少ない。これは他の駅でも楽勝か?そう思いながら先に進む。今年、新しく開業した西府駅なんかいいかなあと思っていると、やはり、そう考えた人は多かったようで、西府駅には、とても入れる隙は無かった。そのまま先に進み、結局降りたのは分倍河原。先客が5名と言う少なさと、よく貨物列車を撮っているので、撮りなれている事もあった。

分倍河原駅で下車し、そのまま下りホームへ。立川行きが出発すると、「リゾート踊り子」は、すぐそこまで来ていた。リハーサルなし、ぶっつけ本番の撮影である。

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南武線内を走る特急「リゾート踊り子号」

この日、南武線に入線したのは、黒船電車と呼ばれている第4編成。南武線内各駅のホーム有功長に合わせて、「ロイヤルボックス」等を外した6両編成での運転となった。この列車に関しては、今後も夏休み期間中に運転されることが決定しており、南武線の名物列車に発展するかもしれない。

この後、私は後続の南武線の電車も撮影してみた。

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「リゾート踊り子号」の後に続けてやって来た205系の川崎行き。

リゾート21が南武線を走ったと言う証拠として、ほぼ同じアングルで川崎行きを撮ってみた。

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西武多摩湖線 車両故障によるダイヤ乱れに遭遇

5月10日の出来事。

午後から浜松町・銀座と回って、東京駅から中央線で帰宅する。中央線は、国分寺駅での人身事故の影響により遅れが出ていたものの、運転再開直後だったこともあって、東京駅からの電車は空いていて、さほど遅れも気にならない程度で国分寺まで戻ってきた。

到着後、20分ほど国分寺駅で撮影をして、萩山へ戻ることに。JRと西武との連絡改札を入ると、多摩湖線の異常に気がついた。

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国分寺駅7番ホームの発車案内機。今度の列車は一橋学園行きとなっている。

ご覧のように、駅ホームの発車案内機は、休日の夕方であるにも関わらず、一橋学園行きとなっている。何があったのか。駅の案内放送を聞いてみると、車両故障が発生し、故障した車両が青梅街道駅に停まっているとのこと。運転に支障がない国分寺~一橋学園間で運転を再開したばかりであった。

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春の行楽列車 通勤準急西武秩父行きと各駅停車吾野行きを撮影する

さて、伊豆箱根鉄道1300系の甲種輸送を撮影するために休暇を取った5月11日。甲種輸送は午後の出発だったのだが、甲種輸送とは別に撮りたいものがあり、朝8時過ぎに所沢へと向かった。ここでのお目当ては、春の行楽シーズンに運転される、通勤準急西武秩父行きである。この列車は、通勤準急所沢行き4801列車を延長運転するもので、昨年の今頃は、快速小手指行きの延長運転だった。改正の度に種別は変わるものの、所沢行きや小手指行きを延長運転すると言う意味では変わっていない。

そこで、平日のみの運転である通勤準急西武秩父行きを、伊豆箱根鉄道1300系の撮影の合間に撮影する事にしたのである。私は所沢駅の到着時刻に合わせて、3番ホームの池袋方に移動。上りの特急列車に被られてしまうかと、冷や冷やしていたのだが、入線シーンは無事に撮る事が出来た。

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春の行楽シーズンに合わせて、今年も平日朝の臨時列車が運転中。まずは通勤準急西武秩父行きを所沢で撮影してみる。

2000系の10両編成で運転されている通勤準急西武秩父行き。10両編成で運転されるのは小手指までで、小手指から先は8両編成での運転となる。なお、列車そのものは、所沢から先が臨時列車扱いとなるため、列車の種別表示も、所沢を境に各停へと変わっていた。

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所沢から先は、各停西武秩父行きとして運転。

この西武秩父行き、所沢で4分間停車したが、その停車時間の間に、遠足の小学生が大勢乗り込んで行った。平日の朝に、わざわざ西武秩父まで延長運転する理由は、こう言った遠足の児童達の利便性も考慮しているようである。

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伊豆箱根鉄道1300系第2編成の甲種輸送を撮影する

西武鉄道グループの伊豆箱根鉄道では、駿豆線のワンマン化に合わせて、西武鉄道で活躍していた新101系を改造した1300系を投入し、元西武鉄道701系改造の1100系の置き換えを進めているが、この度、1300系の第2編成の改造が終了し、ゴールデンウィーク前に武蔵丘検修場を出場。そして、連休明けの5月11日に、現地、大場への甲種輸送が実施された。前回同様、今回もこの甲種輸送に合わせて休暇を取り、この甲種輸送の撮影に臨むことにした。

伊豆箱根鉄道へと向かう1300系(旧101系)は、東急車輛へ入場した2000系や9000系、先に伊豆箱根鉄道へと向かった1300系第1編成と同じく、10日の終電後に南入曽車両基地を出発し、まずは方向転換を実施。途中、小川・小手指車両基地を経て、11日早朝までに所沢駅へ回送されてきた。問題は所沢から先である。今回は、鉄道ダイヤ情報に甲種輸送のダイヤが載っていたが、第1編成と異なり、新秋津の出発が15時55分と夕方近くである。となると、所沢の出発が午後になるだろうと予想は出来るのだが、万が一、午前中に出てしまっては話にならない。他にも撮影する物が幾つかあったので、まず、朝8時頃、所沢駅へ行ってみた。到着後、早速5番ホームへ向かうと、隣の6番線には、E31とE34に挟まれた伊豆箱根鉄道1300系が停車していた。

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旅立ちの日を迎えた伊豆箱根鉄道1300系第2編成。

本来であれば、新秋津までの先頭を務めるE34側から撮影したかったのだが、停車位置に恵まれず、編成全体を撮るには、飯能方のE31側からしか撮影出来なかった。

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快速「富士芝桜まつり号」の回送列車を撮影

さて、大船から湘南新宿ラインで新宿へ戻った私は、そのまま中央快速線に乗り換え国分寺へ。ちょうど乗り継げた快速電車が新宿を出発し、中野へと向かう途中、東中野付近で国鉄特急色の183系とすれ違った。こんな時間に何の列車だろう。そう思いながら考えていると、この週末から運転されている、臨時快速列車の存在を思い出した。その列車とは、「富士芝桜まつり号」である。

「富士芝桜まつり号」とは、富士本栖湖リゾートの芝桜の見ごろに合わせて、新宿~河口湖間に運転される臨時の快速列車で、田町車両センター所属の183・189系6両編成での運転となっている。この列車の事をいろいろと調べて行くと、特製のヘッドマーク(ステッカー)を貼っての運転である事。そして、新宿到着後は、次の日の運転に備えて、豊田車両センターへ回送されること。更に、この回送途中、東小金井駅で18分間停車する事が解った。と言う事は、回送中もヘッドマークは掲出される筈。ならば、東小金井で待機して、この回送を撮影しよう。と判断。回送の到着時刻に合わせて、東小金井に行ってみた。

20時00分、209系の武蔵小金井行きの後を追うようにして、東小金井駅に、183・189系の回送列車が入線してきた。

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臨時快速「富士芝桜まつり号」に使用された183・189系の回送列車を、東小金井駅で撮影してみた。

「富士芝桜まつり号」に使用された編成は、田町車両センター所属のH61編成と呼ばれる車両で、前後の先頭車のみ、189系でクハ189となっているが、中間のモハは、全て183系となっており、183系と189系の混結編成だ。

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ステッカー式のヘッドマーク。

ヘッドマーク部分は、せいぜい「快速」または「臨時」を表示するものとばかり思っていたので、ステッカーを張り付けていると言う情報を目にした時は、自分の目を疑ってしまった。でも、ステッカーにしてくれたおかげで、こうして回送列車でも、営業列車とほぼ同じ姿でじっくりと撮れるのは、とても有難かった。

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再び鎌倉車両センターの職員輸送列車を撮影

さて、京成の新型「スカイライナー」の甲種輸送の余韻に浸りながら、湘南新宿ラインで帰宅しようとしたところ、大船駅6番線にクモヤ143が入線してきた。鎌倉車両センターと大船駅との間を結ぶ職員輸送列車である。

この職員輸送列車、2008年7月25日付記事でも取り上げているが、この時は、17時25分頃と42分頃の2回運転されていた。しかし、この日は、18時02分発の湘南新宿ラインに乗ろうとした際に入線してきた。前に目撃した時間より、20分も過ぎていたので、もうクモヤは出て行ったものとばかり思っていたので、突然姿を現した時は正直言って驚いた。せっかくクモヤを目撃できたこともあり、私は湘南新宿ラインに乗らずに、そのまま7番線へ移動し、クモヤを撮影する事にした。7番線に到着し、撮影体制に入ると、クモヤは動き出した。前回同様、大船駅を出発して行くシーンを後追いで撮る事に。

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鎌倉車両センターへ戻って行くクモヤ143。

正面の列車番号を表示するところに、「143 6」と数字が表示されている事から、この日、職員輸送に使用されていたのは、クモヤ143-6と思われる。

撮影後、私は後続の湘南新宿ラインで新宿へと向かった。

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ついに出場!京成の新型「スカイライナー」

京成電鉄では、2010年度に予定されている、成田新高速鉄道の開業に備えて、新型の「スカイライナー」を投入する事を発表している。この新型車両を使用して、京成高砂から北総鉄道経由で、新線へと進み、そのまま成田空港まで運転すると、日暮里から成田空港まで、僅か36分で運転されることになり、ライバルのJR東日本に、スピード面で立ち向かう事になる。

その新型「スカイライナー」の第一陣が、5月9日、製造メーカーの日本車両より出場。甲種輸送で、東を目指していると言う情報を入手した。つい先日、「成田エクスプレス」の次世代車両であるE259系を撮影したばかり。こうなると、新型の「スカイライナー」も撮りたいと思い、9日夕方、甲種輸送が通過する東海道線の大船駅へと出掛けてきた。新宿から湘南新宿ラインに乗車し、17時20分頃、大船に到着すると、東海道線上りホームとなる1・2番線ホームには、カメラを持った鉄道ファンが何人も待機していた。私は、ホームの東京方に隙間を見つけ待機する。

現地到着から待つ事、およそ25分。JR貨物のEF65 1080号機に引かれた、京成の新型「スカイライナー」がゆっくりとした速度で大船駅を通過して行った。

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京成の新型「スカイライナー」がついに出場。甲種輸送列車を大船駅で撮影してみた。

機関車の次位には、今では珍しくなった車掌車、ヨ8000が連結されている。よく見ると、この車掌車にも係員が乗車し、新型車両を見守りながら輸送しているようだ。

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西武新宿線・拝島線で101系2+4+2が走る

さて、横田基地専用線で米タンを待った踏切は、拝島駅にも近く、駅を発車する西武拝島線の電車や八高線、更には青梅線の電車も見える所だった。ただ待ち続けているのも暇なので、通り過ぎる列車を眺めながら待っていたところ、西武拝島線の電車に珍編成を発見。101系の2+4+2の編成が、拝島駅を出発して行くのを確認した。最近では、101系も、肩身の狭い立場。特に新宿線系統で活躍する101系の4連は3編成のみとなってしまった。その為、今では2連と組んで国分寺線の運用に就くのが基本で、なかなか拝島線までは入ってこないのだが、4ドア車に不足が出ているのか。この日は2+4+2と言う珍編成で、拝島線に入って来たのである。

早速、手元にある西武鉄道の時刻表でダイヤを確認する。私が目撃したのは、幸いにも小平行きであった。と言う事は、小平から再び拝島行きとして戻って来ることになる。米タンを撮り終えてから拝島駅に戻り、101系2+4+2の編成が戻って来るのを待つ事にした。

拝島駅で待つ事、およそ10分ほど。珍編成が小平から戻ってきた。

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拝島駅に入線する101系2+4+2編成。

この日、西武新宿線・拝島線を走行した珍編成は、西武新宿方より、271F+253F+295Fと言う組み合わせ。拝島駅の入線シーンでは、何かと障害物が多くなってしまうが、それでも2両目にパンタグラフが上がって、更に最後部車両にもパンタグラフが上がっているのは確認できるように写ってくれたのでホッとした。

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祝日恒例 米タンを撮る!

では、再びゴールデンウィーク中のお話に戻ります。5月5日のお話。

この日は午後から拝島周辺へ出掛けた。目的は、弊ブログの祝日恒例ネタとなってきた、米軍横田基地の燃料輸送列車(通称:米タン)の撮影である。いつもは午前中の返空列車を狙う事が多いのだが、不覚にも寝坊してしまい撮影出来なかった。しかし、米タンが運転された事は確認が出来たため、夕方の横田基地へ向かう8277レを撮影する事にしたのである。

外は生憎の雨。出来れば濡れずに撮りたい。とりあえず、拝島を目指して西武拝島線に乗るが、拝島快速のダイヤを読み違えていたため、予定より1本遅い拝島行きとなってしまった。その為、拝島の到着時間が、米タンの到着時間ギリギリになってしまった。急いでJRの改札を入ると、何とか青梅線の上り列車に乗り込むことが出来た。当初の目的地は中神か東中神だったのだが、手堅く昭島で下車する事にした。島式ホームで被られる心配もなく、上屋もそこそこある事から、この駅で降りたのだが・・・

ホームの端まで行くと、前方からは機関車のライトが確認できた。このタイミングだと中神は間に合わなかった事になる。

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5月5日は祝日恒例米タンの撮影。今回は夕方、横田基地へ向かう8277レを撮影してみた。

ダイヤ改正後、米タンの撮影はこの日が初めて。改正後は、ご覧のように新鶴見機関区のEF65が牽引を担当。この日は、EF65 1074号機であった。EF65牽引の米タンは、2009年1月18日付記事でも取り上げているが、2008年3月のダイヤ改正で、一度はEH200に牽引機が変更になったものの、途中から高崎機関区のEF65に変更になっており、EH200牽引の米タンは、1年に満たなかったことになる。

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189系彩野編成による特急「きぬがわ」を目撃

連休明けの木曜日。今日は午後から仕事で外出したのだが、その際に新宿駅での乗換えの際、鬼怒川温泉行き特急「きぬがわ5号」が停車しているのが見えた。最初は、東武線直通用の485系かと思っていたのだが、よく見ると、正面にはヘッドマークが。189系彩野編成だ。そう言えば、彩野編成による特急「きぬがわ」をまともに撮った事は一度もなかった。発車時刻まであと3分ほどだった事もあり、そのまま7・8番線ホームの高尾方に留まり、同列車を見送ることにした。

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189系彩野編成による「きぬがわ5号」が新宿駅を発車。

189系彩野編成は、東武直通特急の予備車用として整備されたが、専用の485系に不具合が発生した場合、まずは東武のスペーシアが代走を担当する。しかし、スペーシアも用意できない場合、この彩野編成が使用されることになっており、今回も485系専用編成の不具合による代走と考えられる。

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一路、鬼怒川温泉へ。

なお、同列車に関しては、この後、5月13日と6月3・9~11日は、東武鉄道の100系スペーシアで代走する事が決定しており、列車名も「スペーシア日光」または「スペーシアきぬがわ」に変更して運転する事になっている。

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新型N’EX E259系の回送列車をキャッチ

5月2日から始まったゴールデンウィークの5連休も今日が最後。東京は生憎のお天気となりました。

そんな中、4月23日に東急車輛から出場したばかりの新型「成田エクスプレス」E259系が、夕方、幕張車両センターから鎌倉車両センターへ回送されると言う情報をキャッチ。この回送列車を撮ろうと思い、総武線沿線へと向かった。

悪天候と言う事で、出来るだけホームの上屋があり、かつ被られる心配のない駅と言う事で、当初は錦糸町駅にターゲットを絞る。しかし、現地に到着してみると、架線柱が邪魔になることが判明。そこで、再び緩行線の電車に乗り込み、新小岩へと移動した。この駅は、緩行線ホームの千葉方先端に上屋が無く、しかも快速線と緩行線の間には、「ホッチキス」とも呼ばれる柵がある事から、撮影する側から見れば嫌煙されるらしく、先客はお二方のみ。人が少ないと言う事から、この場所を選んだ。

現地到着から待つ事およそ5分ほど。前方にE259系の姿を確認。私は傘をたたんで撮影に臨んだ。思ったよりスピードが遅く、落ち着いて撮る事が出来た。

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悪天候の中、鎌倉車両センターへ回送されるE259系。

出場から2週間が経過し、複数のブログ等で、その姿は確認していたが、実際にE259系の斬新なスタイルを生で見ると、シャッターを押す指にも思わず力が入る。

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後追いも撮影。

これから先、E259系は、デビューまでまだ多少時間はかかるようだが、6両編成のE259系は、営業運転を開始すると、昼間、この場所を通過する際は、12両編成が基本となるはず。足もとの柵と雨が気になるものの、6両編成のE259系が新小岩付近を走る姿を撮れて良かったと思う。

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西武池袋線に銀河鉄道999デザイン電車登場

以前にもこのブログで触れた事があるが、東京都の練馬区では、多くの漫画家が活動の拠点を練馬区に置いているとして、アニメを使った町おこしを展開している。練馬区内を走る西武鉄道では、これまでにも練馬区と協力して、アニメキャラクターの電車を期間限定で運転するなど、練馬区の町おこしに一役買っていた。

そんな中、さらなる地域活性化を目指し、西武鉄道と練馬区、並びに銀河鉄道999の生みの親でもある、漫画家の松本零士氏の協力のもと、西武池袋線で銀河鉄道999のデザイン電車を、5月1日より運転する事になった。銀河鉄道999のデザイン電車になったのは、3000系の3011F。999デザイン電車としてのデビュー初日となる5月1日は、平日と言う事で撮影には行けなかったのだが、運用2日目の5月2日午後、友人より3011Fの目撃情報をもらい、同編成の雄姿を、秋津~所沢間で撮影してみた。撮影した列車は、池袋を16時33分に出てくる準急小手指行き4225レである。

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銀河鉄道999デザイン電車となった3011F。

飯能方の先頭車は、ご覧のように車掌さんをデザインとしている。ブルー系のデザインとなっているせいか、とても派手に見える。

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後追いも撮影。

池袋方の先頭車は、ご覧のようにメーテルをデザインしたものである。ラッピングはスカート部分まで含まれており、しかもスカート部分が黒く塗装されているので、こちらも強烈な印象を受ける。

ちなみに、私が撮影した4225レ、この前運用は、芝桜ダイヤで西武秩父発となった急行だった。と言う事で、運用開始2日目に、早くも西武秩父まで乗り入れた事になる。

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流鉄「明星」さよなら運転の裏側で

さて、「明星」のさよなら運転の撮影に訪れた流鉄沿線。この日、「明星」とともに、線内の運用に就き頑張っていたのは、2000系2両編成の「青空」だった。

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引退する「明星」とともに、運用に就いていた2両編成の「青空」

流鉄には、日中の2両編成の列車用として、この「青空」と、同じく元西武鉄道701系を改造した2000系「なの花」が存在する。しかし、「なの花」は、1年ほど前から運用に就いていない。「明星」の引退により、使える部品を「なの花」に移植して復活させるつもりなのかもしれない。「なの花」復帰まで、「青空」の孤軍奮闘は続くことになる。

そして、「青空」にはもう一つ大きな使命が用意されていた。これまで、流鉄は朝の通勤時間帯、3編成ある3両編成の車両で対応していた。しかし、「明星」の引退により、3両編成の車両は3000系の「流星」と「若葉」の2編成のみとなり、どうしても車両不足が生じてしまう。そこで、2両編成の「青空」が、朝の通勤時間帯にも運用に就くことになった。既に流鉄各駅には、4月30日より、朝の一部の列車が2両編成で運転する事になる旨の掲示が貼られていた。

そんな流鉄だが、暗い話題ばかりでもない。ようやく新型車両の導入が決定した。とは言うものの、新しく入る車両も西武鉄道からの中古車。流鉄各駅に貼り出されている告知を見ても、新型車両は、西武鉄道で廃車が進む新101系を改造したものである事は明らかだ。一見すると、カラーディングは、「青空」に近いものがある。しかし、よく見ると、青の色が「青空」よりも薄い事から、2007年11月に引退した「流馬」の後継車両として登場するのではないかと予想している。となると、新型車両は3両編成か?今冬には登場との事だが、それまでは予備車なしの状態が続くことになる。

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流鉄「明星」さよなら運転を撮影 後編

流山駅に到着した「明星」。この後、馬橋までの1往復が最後の運転となる。出発前の僅かな時間を利用して、最後のラストランに向けた準備が進められていた。

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「惜別」札に代わって、「最終」の札が下げられた。

直前までは、西武時代の「快速急行」種別札を模した「明星惜別」の札が掲げられていたが、最後の1往復は、ご覧のように「最終」の札が用意された。これは、2007年11月に引退した「流馬」でも掲出され、更には西武鉄道でも101系低運車が本線系統から引退する際にも、同じような札が掲出された。

準備が整い、いよいよ最終運行に向けて「明星」が流山駅を出発して行く。私はホームの端から、出発する瞬間を見届ける事にした。

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馬橋駅に向かって出発して行く「明星」。

関係者及び鉄道ファン等が見守る中、出発して行った「明星」。この1往復が本当に最終運行と思うと、寂しさが伝わって来る。

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流鉄「明星」さよなら運転を撮影 前編

さて、南流山で貨物列車を撮影した後は、ガード下のラーメン屋で昼食を摂って、徒歩で流鉄沿線へと移動する。

西武鉄道からの譲渡車で運転されている千葉県の小さな私鉄、流鉄。この度、元西武鉄道の701系を改造した2000系「明星」が引退する事となった。西武拝島線・多摩湖線沿線に育った私にとって、旧701系電車は、本当に何度となく乗って来た電車だ。その車両が、嫁ぎ先の流鉄でも引退を迎えると言う事で、4月初めに引退の一報を聞いてから、最後の姿を見届けたかった。しかし、2007年11月に引退した「流馬」と同様、この「明星」も、運転するのは平日が主体で、結局は最終日となる4月29日に撮り収めをする事になってしまったのである。

武蔵野線の南流山駅から、ほぼ真っ直ぐ進むと、流鉄の線路が見えてくる。ちょうど、鰭ヶ崎駅を出て、平和台駅に向かう途中、背景が林になることから、人気撮影スポットとなっている場所に出てきた。流石にこの場所は人が多い。私は、鰭ヶ崎駅の方向に進んで、鰭ヶ崎駅から流山方向に向けて2つ目の踏切で待機。撮影準備を始めると、ちょうど馬橋行きの「明星」がやって来た。

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4月29日、流鉄「明星」のさよなら運転が行われた。

やって来た「明星」には、西武時代に掲げられていた種別札「快速急行」を模したと思われる「明星惜別」の札が掲げられていた。

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2009年4月29日撮影の貨物列車

さて、4月29日の行動範囲は武蔵野線沿線が中心と言う事で、こうなると嫌でも目につくのが貨物列車である。今回も、移動の合間に遭遇した貨物列車を何本か撮影してみた。まずは、西浦和駅で撮影したこの列車から。

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EF65 1070号機が牽引する2055レ。

115系快速「むさしの号」の通過前にやって来た貨物列車。手元の貨物時刻表を見ると、倉賀野行きの2055レではないかと思われる。ゴールデンウィーク期間中と言う事なのか、後ろに連なるコンテナ車の数も少なく、実に模型で再現しやすい編成であった。

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211系高崎車シングルアームパンタ搭載編成を見る その2

さて、183系・189系撮影のために訪れた大宮駅だが、弊ブログ2009年4月5日付記事でも触れた、高崎車両センター所属の211系シングルアームパンタ搭載編成を、大宮駅にいる間に2編成見る事が出来た。

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霜取りパンタが増設され、さらに集電用パンタもシングルアームパンタになった、高崎車両センターのクモハ211-3037。

このA37編成は、宇都宮線の552Mに充当されていた。ちょうど6番線でカメラを向けていたところ、入線してきた211系による上野行きの後ろ5両がこの編成だったため、慌ててカメラを向けた。

そして、もう1編成。

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高崎線843Mに充当中のA36編成。

「足利藤まつり1号」到着の直前にやって来た高崎線の843M。前面の種別表示がLED化されていないA36編成は、先日、高崎車両センター内にいた所を撮影していた。

3編成しかいない211系高崎車のシングルアームパンタ搭載編成を、1時間以内に2編成見られたのは、運が良かったのかもしれない。

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今年も運転 臨時快速「足利藤まつり号」

さて、西浦和駅での撮影を終えた後は、武蔵野線、京浜東北線と乗り継いで大宮へと向かった。

大宮駅では、吉田一紀さんと待ち合わせをして、吉田さんがお好きな183系・189系を撮影する事になっていた。その中でも注目なのが、臨時快速「足利藤まつり号」である。

「足利藤まつり号」は、足利市の「あしかがフラワーパーク」でゴールデンウィークに開催される藤祭りに合わせて、上野~桐生間(小山経由)に運転される臨時快速列車で、昨年に引き続き、大宮総合車両センターの183系が使用されることになっていた。まずは、「足利藤まつり1号」から撮影と思ったのだが、吉田さんの到着が遅れ、メインとなる「足利藤まつり号」は、私一人での撮影となった。私は、一人で大宮駅6・7番線の上野方へ向かう。183系国鉄特急色編成での臨時列車、しかも絵入りヘッドマーク掲出と言う事で、さぞ賑わっているのかと思いきや、待機していた先客は僅かでちょっと拍子抜けしてしまった。気を取り直して、「足利藤まつり1号」を撮影する。

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今年も大宮総合車両センターの183系国鉄特急色編成で運転された、臨時快速「足利藤まつり号」

この日、「足利藤まつり1号」に充当されたのは、両先頭車ともにシンボルマークが残されて人気が高いOM103編成だった。

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