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祝!秩父鉄道110周年 秩鉄カラーリバイバルトレイン100形タイプ運転開始

さて、武蔵藤沢でヘッドマーク付き車両を撮影した後は、飯能より特急「ちちぶ」に乗り換えて西武秩父へ。そして、御花畑駅から秩父鉄道に乗り換えて1駅、影森駅へとやって来た。

今年、秩父鉄道は創立110周年の節目の年。110周年記念行事が各種行われることになっているが、その一環として、昭和25年から昭和63年まで活躍した100形電車の塗装を、1000系車両に再現。リバイバルトレイン100形タイプとして運転する事になった。この100形タイプの塗装変更作業については、5月16日に開催されたhロセ川原車両基地のイベント、「2009わくわく鉄道フェスタ」会場内で目撃されており、同車両を使用した110周年記念列車を、5月30日に運転されることが発表されていた。そこで、5月30日の午後は、この110周年記念号を撮るために、秩父へとやって来たのである。

御花畑から三峰口行きに乗車し、影森にやって来たのは、13時26分頃のことである。100形タイプ塗装になった1000系は、パンタを下げた状態で、構内に留置されていた。

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祝!秩父鉄道創立110周年。1000系秩鉄カラーリバイバルトレイン100形タイプが、5月30日より営業運転を開始した。

今回、リバイバルカラーとなったのは、スカイブルー編成と同様に無線アンテナに特徴がある1002Fであった。先日のイベント会場では、車番の表記が入っていなかったため、今回ようやく編成番号が把握できた。

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クハ側も撮影。

クハ側を撮影しているとき、ちょうどパンタグラフが上がった。そこで、ホーム上での撮影はいったん終了し改札を出場。公道部分から同じく留置してあった西武4000系との並びを撮影してみた。

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西武4000系「北辰の梟号」との出会い。

ちょうどこの日は2編成だけある「北辰の梟号」が、影森留置となっていた。そこで、半ば強引ではあるが、1002Fと「北辰の梟号」との並びをどうしても撮っておきたかったのである。

この時点で、時刻は13時32分頃。影森からは、1002Fの臨時急行より先行する形を取るため、この場にいられるのは、残り10分少々となった。もう少し外からも撮りたかったのだが、再び駅へと戻り乗車券を買ってホームへ。もう一度、ホームの三峰口方へと向かい、パンタが上昇したデハ1002側から撮影する事にした。

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パンタが上昇した1002Fをデハ1002側から撮影。

そして、この後は、臨時急行に先行する羽生行き各停で先に進む。やって来たのは1007Fであった。あえて、冷房のないデハ1107に乗車する。非冷房車の車内でくつろぎながら、向かったのはお馴染み波久礼駅だ。

ここ波久礼駅では、今回も臨時急行列車が、下り各停と交換する事になっている。当然、この交換する列車が1000系のリバイバルカラー車両ではないかと言う期待感から、この駅を選んでいる。今回は、国電カラーではないと言う事、そして天気もそれほど良くない事が影響しているのか、波久礼駅に集まったファンは少なめだった。それだけに撮りやすかった。

待つ事およそ10分。リバイバルカラー同士の交換と言う儀式は静かに始まった。まずは、三峰口行きがやって来る。

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やって来たのはカナリア色の1012Fだった。

期待通りの国鉄色編成である。1012Fが波久礼駅に到着すると、前方より、ゆっくりと1002Fが入線してきた。

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1002Fの急行が波久礼駅を通過。

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後追いも撮影。

この撮影を以て、秩鉄リバイバルカラーの1002Fの撮影を終了とした。最初にこの話を聞いた時は、1000系にこのカラーはどうかなあと思っていたのだが、実際に目にすると、西武の451系に近いイメージにもなって、よく似合っている。今回はヘッドマークを掲出していたが、正面には「秩父鉄道」と掲げたサボも、ステッカーではあるが再現していると言う。早いうちに、ヘッドマークなしの姿も撮影して確認しようと思う。

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コメント

 こんばんは。先週は失礼しました。

 私は大野原で臨時急行列車を出迎えました。何分ここでは撮影をしたことがなかったのでどうなることかと思いましたが、何とかホーム撮りで押さえることができました。

 子供の頃、家族で日帰り旅行をしたときに見ているカラーなので懐かしいですね。先頭車が流線型のスタイルだった記憶があるので、おそらく500系じゃないかと思いますが、車内にあった昔のポスターを見て、当時のことを思い出しました。

当時の車両があれば一番いいんでしょうが、1000系でもなかなかしっくり来ていると思いますね。

投稿: mattoh | 2009/06/06 23:31

mattohさん、当日はお疲れ様でした。

上り臨時急行は大野原で押さえられたんですね。良い駅をお選びになったと思います。あの駅は、秩父方が緩いカーブになっていますから、上り列車を狙うにはちょうど良いですよね。

1000系に再現された旧塗装。このカラーを纏うのは、1000系自体初めての事ですが、違和感無かったですね。むしろ、入線当時、このカラーにすべきだったのではないかと思いたくなるような結果ですよね。とてもよく似合っていたので、一般運用に就く姿も、早く撮りたいと思っています。

投稿: TOMO | 2009/06/07 02:01

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