西武・電車フェスタ2009in武蔵丘検修場 臨時列車復路編
撮影後、早速臨時ホームへ向かう。先頭車両から車内へ入る。発車まで時間があるので、少しでも空いている車両に乗ろうと思い、車内を歩いて進む。なかなか座席に空きが無く、8号車であるクハ38805まで来てしまった。ようやく、この車両に空席を見つけて腰を下ろした。今回の臨時列車充当に当たっては、増結用の2連の位置が通常と逆向きに連結されているが、仮に普段と同じパターンで運転した場合、検修場内臨時ホームから先頭車両に乗り込み、車内を8両分移動すると言うのは、まず不可能な話だ。
列車は、14時頃、検修場の臨時ホームから発車した。まずは、武蔵丘検修場~武蔵丘車両基地~武蔵丘信号所と経由して本線へと合流するが、例により、本線へ合流するまでの間、何度か停車を繰り返す。車内に居合わせた子供達は、普段、なかなか見ることが出来ない車両基地内に留置中の様子などを見て喜んでいた。
武蔵丘車両基地内に留置中の東京メトロ10000系。
武蔵丘車両基地内に留置されている東京メトロ10000系。副都心線開業以前は、武蔵丘に入庫するメトロ車の運用は無かった筈なのだが、今では真昼間、武蔵丘で過ごす運用が存在しており、この回送シーンは、弊ブログの2008年9月11日付記事でも紹介している。
さて、列車は武蔵丘信号所で10分少々停車した後、本線に合流。北飯能信号所を通過する頃には、普段通りのスピードとなり、本線合流後は、あっと言う間に飯能駅へと到着した。
飯能駅からは、歩いて北飯能信号所を目指す。ここで臨時列車の撮影をするのだが、飯能駅からまっすぐ来た所にある、東飯能4号踏切は、既に多くのファンが訪れており、私が入る隙もなかった。そこで、同踏切から高麗方に進んだ東飯能6号踏切へ向かう。何と、この場所には誰もいなかった。それもその筈。この場所は、上り列車を撮影する場合、8両編成以上になると後ろが切れてしまう事から、10両編成の臨時列車を撮るには不向きなのである。尤も、私は、この場所で臨時特急を撮るだけなので、全く問題ない。
現地到着からおよそ5分後の事。検修場からの臨時特急「電車フェスタ号」がゆっくりとやって来た。
一路、池袋へと向かう臨時特急「電車フェスタ号」
この「電車フェスタ号」だが、この信号所内で下りの西武秩父行きとすれ違うため、かなり遅いスピードで接近して来た。列車は、次の東飯能4号踏切との間で停車してしまい、私がいた東飯能6号踏切からは、撮り放題の状態となってしまった。
下り西武秩父行きと交換のため、信号所内で停車してしまった「電車フェスタ号」
この後、検修場から出る最後の臨時列車を撮る事になるのだが、北飯能信号所で撮影すると、30000系は8連側が先頭となる。2連の位置が逆向きになっている事だし、やはり、普段は先頭に立たない、2連のクハが先頭に立っている所を撮っておきたい。そこで、運用を終えて小手指へ戻る回送列車を撮影する事にした。飯能駅から、池袋線の快速電車に乗って一駅、元加治駅へと移動し、30000系の回送列車を待った。
臨時列車の運用を終えて、小手指車両基地へと回送される30000系。
そして、最後は、「電車フェスタ号」に使用された10000系の回送の撮影。秋津駅で出迎えることにした。
運用を終えて、小手指へと戻る10108F。
この撮影を以て、電車フェスタ関連の臨時列車撮影をr終了とした。この後も、小手指や所沢で少し撮影した後、この日集まった人たちと、所沢駅周辺でささやかな祝杯をあげた。
| 固定リンク | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 西武2000系 2051F+2459Fが多摩湖線直通急行に充当される(2024.11.02)
- 西武多摩湖線 20000系の直通急行と9000系の入庫回送を撮影する(2024.10.31)
- 西武新宿線 2000系2461F+2055Fが土曜・休日ダイヤの優等列車運用に入る(2024.10.27)
- 西武池袋線 曼殊沙華輸送を観察する(2024.10.19)
「鉄道:西武」カテゴリの記事
- 西武2000系 2051F+2459Fが多摩湖線直通急行に充当される(2024.11.02)
- 西武多摩湖線 20000系の直通急行と9000系の入庫回送を撮影する(2024.10.31)
- 西武新宿線 2000系2461F+2055Fが土曜・休日ダイヤの優等列車運用に入る(2024.10.27)
- 西武池袋線 曼殊沙華輸送を観察する(2024.10.19)
コメント