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西武2077F 東急車輛入場

西武鉄道では、昨年度に引き続き、今年度も2000系1編成のバリアフリー工事を実施する事になっており、7月16日、東急車輛入場に備えて、池袋線所属の2077Fが、南入曽車両基地での甲種輸送準備を終えて、小手指車両基地へと送り込まれた。同編成は、その後、多摩湖線の263Fを使用した電車牽引試験にも使用されたが、本日、予定通り東急車輛に入場する事になり、甲種輸送が実施された。

今年度唯一の2000系の東急車輛入場と言う事で、本来であれば休暇を取って追跡したいところであるが、月末と言う事で、休む訳にもいかず、午前中、1時間だけ撮影の許可をもらい、その後、顧問先へ直行するというスケジュールを組むことにした。

朝6時半起床。すぐに支度をして・・・と言う段取りのはずが、疲労がたまっていたのか体調が優れない。暫く様子を見ることにした。そして、7時20分頃より、ようやく体調が良くなってきた。7時40分頃自宅を出て、萩山駅7時48分発の急行西武新宿行きで出発。8時03分、所沢駅に到着。急いで所沢陸橋へと向かう。前回、東急車輛へ入場した2093Fは、8時20分頃の通過だった筈なので、この時間に来るとなると、かなりギリギリの時間である。8時15分頃、所沢陸橋に到着すると、予想に反して人は少なめであった。早速撮影準備に取り掛かり、撮影場所を確保。2077Fの通過を待つ。さあ、いつでも来い。という状態で待つが、なかなかやって来ない。待つ事およそ20分、8時36分頃のことであるが、E31+E34に牽引された2077Fが、ゆっくりとやって来た。

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新秋津へと向かうE31+E34+2077F。

タイミング良く歩行者と車が・・・陸橋の下は生活道路でもあるので、これは仕方がない。タイミングが良過ぎたと思う事にした。

陸橋での撮影を終えた後は、所沢駅に戻り、駅構内の「狭山そば」で遅い朝飯を摂る。そして、いつものように新秋津へと向かう事に。夏休みに突入している事から、ここも多くのファンが押し換えているだろうと思って、武蔵野線の線路沿いの道を歩いて行ったのだが、予想に反して、ファンの姿は殆どなかった。この時点で、新鶴見までの牽引を担当するEF65 1065号機が連結されているが、停止位置が悪く撮影し辛かったので、この場所ではEF65の撮影はしなかった。

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出場後はシングルアームパンタになるであろうモハ2177。

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2077Fから切り離されたE31+E34。

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E31+E34側から2077Fを見渡す。

記録程度の撮影を終えると、今度は新秋津駅へと移動する。今回の2077Fも、新秋津を出発すると、まずは新座貨物ターミナルへ向かう。最近は、8両以上の車両が新秋津から旅立つ場合、このパターンが恒例となっている。そこで、新秋津駅のホーム上から新座貨物ターミナルへ向かう2077Fを撮る事にしたのだが、駅に到着すると、1か所しかないみどりの窓口には列ができていた。この駅は、自動券売機で入場券が買えないのである。仕方なく、改札係員に事情を説明し、130円の切符を購入する事で中に入れてもらうことにした。最初は冷や冷やしたが、どうにか2077F甲種の出発に間に合った。

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EF65 1065号機に引かれて武蔵野線へ。まずは新座貨物ターミナルを目指す。

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後追い。今回は被られずに済んだ。

背後から、府中本町行きが接近しているのが見えたのだが、2077Fの通過の方が早く、新秋津駅での撮影は無事に終了した。この後は、仕事に戻るため、秋津駅へ移動。西武池袋線に乗り込んで仕事先に向かった。

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コメント

こんばんは。
偶然にも同じ陸橋で撮影されていましたね。
私もTOMOさんにお声掛けられなくてすいませんでした。

ここの陸橋は池袋線列車に被られることは少ないですが、何かと人や車が入ることが多いですね。
この道路もまったく人通りがないくらいではないので、しょうがありませんね。

投稿: ミスター武蔵野 | 2009/08/05 20:26

ミスター武蔵野さん、コメント&トラックバックありがとうございます。

今回は所沢陸橋上での撮影でしたね。どうも、ここ最近は、所沢陸橋で撮影すると、歩行者の方や乗用車に被られることが多く、前々回の流鉄向け甲種に至っては、直前に自転車で来て、デジカメを取り出して撮影をしたおばさんに入られるという状況でした。仰る通り、列車による被りはないのですが、陸橋の下が生活道路ということで、歩行者の被りは仕方ないことですね。

御覧の通り、西武沿線を中心にあちこちで撮影をしておりますので、またご一緒することがあるかと思います。その時は、どうぞ宜しくお願いいたします。

投稿: TOMO | 2009/08/06 12:13

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