快速「フェアーウェイ」と茶釜「あけぼの」を撮影
3連休最終日の7月20日は、早朝から撮影に出かけた。
まずは西武線で高田馬場へ。ここから山手線に乗り換えるのだが、ちょうど新宿から黒磯へ向かう快速「フェアーウェイ」が通過する時刻と重なっていた。その為、まずは「フェアーウェイ」を撮影することにしていたのである。
快速「フェアーウェイ」は、新潟車両センター所属の485系で運用されている。もともとは、新宿と新潟とを結ぶ夜行快速列車「ムーンライトえちご」の間合い運用であるが、2009年3月のダイヤ改正で、「ムーンライトえちご」が季節列車に格下げとなった。しかし、快速「フェアーウェイ」は、改正後も不定期ながら土曜・休日を中心に運転されており、「ムーンライトえちご」が運転されていない時期は、この列車の為に、新潟車両センターの485系が出稼ぎ状態で運用しているようである。そんな出稼ぎ中の485系にカメラを向けてみた。
高田馬場付近を行く485系快速「フェアーウェイ」
この日、快速「フェアーウェイ」に使用されていたのは、新潟車両センター所属のK-1編成である。出稼ぎ状態が続いていたと思われるK-1編成だが、夏休みシーズンに入り、「ムーンライトえちご」の運転も、この日夜からスタート。ようやく故郷の新潟へ運用に就きながら戻る事が出来たようだ。
さて、快速「フェアーウェイ」を撮影した後は、そのまま山手線の外回り電車に乗り込み、鴬谷へ移動する。ここで、上京してくる寝台特急「あけぼの」を撮影するのだが、この日、上野に到着する「あけぼの」は、茶釜EF64 37号機牽引という情報が入っていた。その情報を元に、私も朝早くから出掛けてきたのだが、茶釜「あけぼの」を撮りたいと言う思いは皆一緒。日暮里~鴬谷間の歩道橋上にも、多くのファンが待機しているのが見えた。この鴬谷も一緒である。6時57分頃、前方より茶色い機関車が近付いてくるのを確認。撮影体制に入った。
EF64 37号機+24系「あけぼの」が鴬谷駅付近を通過。
ギリギリの到着だった事もあり、ほぼぶっつけ本番状態での撮影。やっぱり後ろまでは入らなかった。気を取り直して、上野駅へ移動。13番線に停車しているシーンを撮るが、やはりここも人、人、人。茶釜人気は凄い。何とか中に入って撮影。
上野駅13番線に停車中の「あけぼの」
こうなると、最後に推進回送のシーンも撮りたくなる。再び鴬谷へと戻る。山手線・京浜東北線ともに出たばっかりで、ちょっと間隔が開いていた事から、間に合うかどうか不安ではあったが、どうにか推進回送には間に合った。
尾久車両センターへと向かう「あけぼの」の推進回送。
架線柱がやや邪魔ではあるが、今度は編成全体が入った。茶釜「あけぼの」の初めての撮影は、こうして終了となった。
この後、会津へ向かう赤い車体の485系「あいづ」の撮影にも臨んだのだが、あえなく失敗。茶釜「あけぼの」の撮影も、やや納得にいかない部分もあり、この両列車に関しては、近日中に再チャレンジとなりそうである。
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