立川駅でE491系を撮影
さて、209系配給列車を追いかけた結果、大月まで行ってしまった9月1日。富士急線にも乗ってみたかったが、他にも予定が有ったため、後ろ髪を引かれつつ、中央線の上り列車に乗り込み、立川へと引き返す。
立川到着後、構内のかにチャーハンのお店で遅い昼食を摂っていると、総合検測車、E491系が中央快速線を検測中で、高尾方面に向かっているとの情報を入手した。どうやら、間もなく立川駅にも到着する見込み。ならば、ここで撮影してしまおう。食事を終えてから、私は立川駅6番線ホームの東京方へと向かった。待つ事およそ5分後の事、総合検側車E491系がやって来た。
9月1日は、中央快速線の検測を行っていたE491系。
御覧のように、立川駅では、中央線下りホームの6番線と、南武線ホームとの間の線に入ってしまった。私は、緩いカーブを曲がりながら、6番線に入線してくるシーンを撮ろうと思っていたので、当初の思惑通りにはいかなかった。そこで、今度は接近して来たところで、編成全体が入るように撮影してみる。
接近してきた所で、もう1度撮影。
立川駅でE491系を撮影するのは、今年に入ってこの日が2度目の事。前回、4月15日に撮影した画像と比較すると、前面になにやら部品が増設されているのが解る。この日見たE491系は、車体の塗装も綺麗で、足回りもグレーに塗り直されたばかりのように見えた。おそらく、郡山総合車両センターでの検査を終えたばかりなのだろう。新たに付けられた部品も、今回の入場時に付けられたものなのかもしれない。
この撮影を以て、立川駅構内から出場し、あるものを撮るために、駅前から撮影地に向かって歩き始めた。この日、中央線には他にも209系改造の試験車、MUE-Trainの試運転もあったらしいが、これを知ったのは、次の撮影に移った後の事で、撮り逃してしまった。この後の撮影結果があまり良くないだけに、MUE-Trainを撮り逃したことを後悔する事になるとは、この時はまだ知る由もなかった。
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コメント
おそらく、ホーム検知装置かと思われますが・・・(間違っていたら、ごめんなさい)。
投稿: 岩崎友裕 | 2009/09/10 19:59
私、この車両に関してはちんぷんかんぷんです!
今年の5月ころに拝島駅で初めて見ました!
そのとき、201系のカラフルなあれも…!
在来線検査測定車両…私だと181系のサシを改造の191系、ATC化に伴い新製された193系、交直両用の491・493系、DCのキヤ191系…。
田町の湘南顔をしたクモル93でしたかなぁ…。
こういった検査測定車両も、検査機器のハイテク化で素晴らしいんでしょうね!
先日…テレ朝でJR東海のドクターイエローを放送していましたが、初代ドクターイエローは格段に違っていましたね!
初代では折れ線グラフを赤鉛筆でチェックしたり…ホントに経験則に頼っていたようです。
京王、小田急、東急、相鉄のような自社であれだけの検査測定車両を持つ時代なんですね!
投稿: 準急豊島園 | 2009/09/10 22:58
岩崎友裕さん、準急豊島園さん、コメントありがとうございます。
岩崎友裕さん>
う~ん、ホーム検知装置ですと、両端に1個ずつ取り付けられると思うのですよね。この場合、正面の中央に1個ですので、ちょっと違うような気がします。
準急豊島園さん>
E491系を拝島で御覧になりましたか。国鉄時代の検測車とは、全くイメージが異なる最新鋭の検測車ですので、さぞや驚かれた事と思います。ちなみに、これのディーゼルカーバージョンもあるんですが、私自身は、まだ見た事が有りません。JR各社では、東日本・東海・西日本に、このような新型の検測車が配置されていますが、東日本と東海以外では、まだまだ昔の車両も活躍しています。
投稿: TOMO | 2009/09/11 07:15
先程「1番のりば」を見ましたら、今日(9月12日です)E491系が横須賀・総武快速線を検測しました。その記事に添付された画像を見ましたら、あの「謎の装置」が撤去されておりました。
投稿: 岩崎友裕 | 2009/09/12 20:50
岩崎友裕さん、「1番のりば」の記事をご紹介いただきありがとうございます。
早速拝見しました。確かに謎の装置は付いていませんね。でも、この記事では撤去されたかどうかについては断言できないかもしれません。
実は、私自身、立川駅での撮影は、カメラに装着していたレンズ及び立川駅の構造上の関係から後追いの撮影をしていません。つまり、中央線基準で言う東京方の先頭車の確認をしていない訳です。で、1番のりばの画像は、市川での撮影でしたが、もし、謎の装置が片側にしか付いていなければ、市川で撮影された画像の先頭車が、中央線基準で言う東京方の先頭車だとすると、反対側には謎の装置が付いていると言う可能性も残る訳です。
E491系は、検測時の進行方向によりパンタグラフの上げ方が決まりますので、どちらが先頭に立っても、ほぼ同じように撮れてしまうのです。こうやって見比べたいときは、困りますね。
投稿: TOMO | 2009/09/13 02:31
East-iEのクハ車には、障害物検知用(だったと思う)のT字窓があるのが特徴ですから、これが目安になるでしょう。
今回撮影されたのは、クハが先頭。1番乗り場の画像も見てきましたが、こちらはクモハが先頭ですね。
投稿: ふずりな | 2009/09/23 01:45
ふずりなさん、コメントありがとうございます。
それぞれの先頭車は、窓の形が微妙に違うのですね。ご教示いただいたT字窓の有無で、クヤになるのかクモヤになるのかが判別できますね。
そうなると、やはり、謎の装置はクヤにしか付いていないと言う事になります。一体、何をする為のものなのでしょうね。
投稿: TOMO | 2009/09/23 23:57
先週、East-iEを見る機会があったのですが、クヤ側にしか例の装置は付いていないのを、確認出来ました。スピーカー状の物が埋め込まれているようにも見えましたが、片側だけというのはどういう目的なんだか?
ホーム検知器って、旅客車じゃないのに必要でしょうかね?
ちなみに、向きの目安なら、窓配置と共に、モヤの屋根上の高圧配線の碍子が片側にしか見えませんから、正面から見て、どちら側に見えているかで判別は出来そうですよ。
投稿: まにはら | 2009/09/25 15:30
まにはらさん、コメントありがとうございます。
やはり、謎の装置はクヤ側にしか付いていないのですね。有難うございます。私が当日、立川駅で後追い撮影もしていれば、問題はすぐに解決していた事なのですが・・・
撮影していますと、検測時のパンタグラフの向きが固定されているので、一瞬、どちらが先頭なのかを判断するのが難しい時が有るのですが、ふずりなさんの仰っていた窓配置、まにはらさんが仰っているモヤの屋根上の高圧配線の碍子の向きで判断できる訳ですね。
ご教示ありがとうございました。岩崎さんにもご理解いただけた事と思います。
投稿: TOMO | 2009/09/27 00:27
まにはらさんとふずりなさんへ、色々とご教示ありがとうございました。
投稿: 岩崎友裕 | 2009/09/27 23:07