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北飯能信号所で東京メトロ7000系を撮影

曼殊沙華輸送の観察を実施した9月12日のお話。前の記事で触れたように、所沢から飯能まで乗車した快速飯能行きは、東京メトロ車両による21S運用であった。この21S運用は、以前にも触れたように、日中、武蔵丘車両基地に入庫する運用である。メトロ車の武蔵丘入庫シーンについては、2008年10月4日付記事で、10000系の入庫シーンを取り上げている。そして、この日、21S運用に就いていたのは、記事のタイトルでもお解りの通り、副都心線・有楽町線兼用の7000系だった。

以前より、7000系の入庫シーンも撮影しておきたいと思っていたのだが、なかなか7000系に遭遇するチャンスがなく、これまで撮影できないでいた。そこで、曼殊沙華輸送の観察と同時に、7000系が北飯能信号所を走行するシーンを撮る事にした。まずは、飯能駅の出発シーンから撮影する。

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飯能駅を出発し、武蔵丘車両基地へと向かう7000系。

この日、21S運用に就いていたのは7110F。7000系の副都心線・有楽町線兼用編成、現時点で、7101F、7104F、7110F、7118Fの4編成しかないため、なかなか遭遇できるチャンスは無かった。とは言うものの、実は飯能に来る前に、所沢で6番線に停車中の2003Fと、東京メトロ7118Fの並びを撮影しており、4編成中2編成を西武線内で見られたと言う事で、運が良かったのかもしれない。

そして、約2時間後の事。飯能駅16時37分発の快速渋谷行きに充当するため、武蔵丘を出庫してくる7110Fを撮影するが、この日は、あいにくの空模様だった事から、露出もなく、かなり厳しい状況になって来てしまった。何とか踏ん張りながら待ち続け、16時28分頃、7110Fの回送列車が、北飯能信号所を通過して行った。

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飯能へと向かう東京メトロ7110F。

厳しい撮影条件ではあったが、数少ない7000系副都心線・有楽町線兼用編成の、武蔵丘車両基地への入庫シーンを撮る事が出来たのは、大きな収穫だったと思う。

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コメント

この7000系ですが、有楽町色の編成は確か編成丸ごとでの廃車が続出していると聞きました。この10両編成も副都心用の8両編成と仕様とかは同じですか?

あと兄弟車として千代田線6000系に関しても10000系ベースの16000系への置き換えがありますが、6000系は更新車まで置き換えられてしまうのでしょうか?

投稿: mi-ha- | 2009/09/17 18:42

mi-ha-さん、コメントありがとうございます。

メトロ7000系、副都心線へ入る車両には、各停用の8連と、有楽町線との兼用となる10連とが有りますが、基本的な仕様は同じだった筈です。

7000系は、副都心線の開業前より、初期車から更新工事が開始されていました。その際には、VVVF化改造まで実施されていましたが、副都心線開業に備えて、新型の10000系の投入が始まった事により、7000系の更新計画も変更され、結果的には比較的新しい車両が、更新工事を受けずに廃車になると言う現象が起きています。

投稿: TOMO | 2009/09/18 07:15

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