西武トレインフェスティバル２００９ｉｎ横瀬 臨時列車復路編

さて、西武秩父駅から飯能行きの電車に乗車し、向かった先は芦ヶ久保駅である。

この日、第一会場の横瀬と第二会場の西武秩父を結ぶため、デビュー当時のカラーに復元した２７１Ｆを使用した臨時列車を多数運転していたが、特急列車のダイヤの都合上、横瀬駅で折り返す列車と、横瀬駅で折り返さず、芦ヶ久保駅の側線へ回送して折り返す列車が有り、今回のイベントの記録として、この芦ヶ久保駅での折り返しシーンも押さえておきたかったのである。

２７１Ｆの回送列車に先行する形で芦ヶ久保駅に入る。ホーム上には、２７１Ｆを待つ方達が数名いらっしゃった。とりあえず、ホームの西武秩父方に移動し、カメラを構えてみるが、山間の駅と言う事もあって、横瀬駅より光線状態が悪い。そこで、明るいレンズに交換し待機。入線シーンを撮るが、設定を誤り、入線シーンの撮影は失敗してしまった。

芦ヶ久保駅に回送されてきた２７１Ｆ。

到着した２７１Ｆは、ここで数分間停車した後、横瀬発西武秩父行きに充当するため、折り返して行く事になる。

クモハ２７２側を撮影した後、クモハ２７１側に移動すると、短い停車時間を利用して、車掌さんが方向幕を回して、ファンサービスをしていた。（ありがとうございます。）

快速急行西武秩父行き。

そして、再びクモハ２７２側へ。それから間もなくして、２７１Ｆは、横瀬へ向けて再び走り出して行った。

芦ヶ久保駅を出発。横瀬へと向かう回送列車。

この後は、いよいよ２４１Ｆ＋２４３Ｆの池袋行き快速急行の撮影となるが、どこで撮るか悩む事になる。芦ヶ久保で合流した知人と相談した結果、武蔵横手駅の構内踏切付近で撮影する事となった。武蔵横手駅で待つ事およそ１０分。池袋行きの臨時快速急行がやって来た。

武蔵横手駅に到着する２４１Ｆ＋２４３Ｆの臨時快速急行。

最後尾車両までは入らないのだが、緩いカーブで入って来る姿を撮影した後、停車中のシーンも撮れると言うのが、この駅での撮影の利点である。

武蔵横手駅に停車中の臨時快速急行。

そして、臨時快速急行の後を追うように、２７１Ｆの回送も上がって来ているとのこと。このまま武蔵横手駅で待つとおよそ５分。２７１Ｆの回送列車が通過して行った。

武蔵横手駅を通過する２７１Ｆの回送。

一連の撮影を終えて、後続の飯能行きで武蔵横手を撤収する事に。やって来たのは、この車両であった。

３０１１Ｆの飯能行きで武蔵横手を撤収。

朝一番の快速急行１００１列車で、西武秩父まで乗り入れた３０１１Ｆは、この５０４２列車の運用まで、飯能～西武秩父間の折り返し運用に就いていた。これも、トレインフェスティバルに合わせたファンサービスだったのだろう。

５０４２列車で飯能に到着した後は、同行してきた方達と暫くの間、飯能駅構内の飲食店で休憩。そして、２４１Ｆ＋２４３Ｆの折り返し回送を出迎えるために、１１０６列車で小手指へと移動する。待つ事およそ１０分、大役を終えた２４１Ｆ＋２４３Ｆが、小手指に戻って来た。

小手指に戻って来た２４１Ｆ＋２４３Ｆ。

この撮影を以て、トレインフェスティバル関連の撮影を終了とした。そして、後続の上り列車で所沢へと移動。同行していた方達と懇親会を開いた後、自宅へと戻った。