西武トレインフェスティバル2009in横瀬 会場編
では、続いて会場編です。
武甲山をバックに271Fを撮影した後は、トレインフェスティバル会場となる横瀬車両基地へと向かう。横瀬駅前から、狭い地下道を使って、線路と反対側へと進み、車両基地入り口へと向かう。ちょうど入口付近では、この日のために集められた西武秩父線の新旧の顔4本が、展示に向けた準備をしており、一番手前のクハ5503には、懐かしい特急「ちちぶ」のヘッドマークが掲出されたところであった。
会場入口付近に並べられた、西武秩父線の新旧主力車両。
今年は、西武秩父線開通40周年の記念の年。普段のトレインフェスティバルで有れば、この場所には、池袋から横瀬行き臨時列車として運転された編成を展示する程度なのだが、今年は、横瀬車両基地内で静態保存されている、初代レッドアロー、5000系のクハ5503や、現在の主力車両である10000系NRAや4000系車両も展示され、40周年に華を添えた。
入口付近での撮影を終えた後、会場の中へと進んでいく。まずは、西武秩父線開通40周年を記念し、101系低運転台車両のイラストが入ったICカード乗車券専用パスケースを購入。続いて、カレンダーを購入し、更に奥へ進む。すると、私にとっては馴染みの深い車両が、今年はこの場所に停められていた。
モハ505。
1990年6月23日まで、多摩湖線で活躍していた351系電車の生き残りである。3編成残った351系だったが、そのうち、クモハ355が保存用として残り、1998年からは登場時の姿に復元して、この横瀬車両基地に保管されている。今年は、鉄道コレクションで351系電車が発売されたばかり。出来れば、あの赤電塗装をもう一度見てみたいと思うのは私だけだろうか。
その後、更に奥へと進み、本線を走る列車を、会場内から撮影した。今年は、271Fが第二会場となる西武秩父駅との間を折り返し運転していたが、271Fは、1本おきに、芦ヶ久保へ向かい折り返すパターンと、横瀬駅到着後、そのまま西武秩父行きとなるパターンと2種類あった。
芦ヶ久保で折り返し、横瀬へ戻って来た271Fの回送。
その後、検修庫内を抜けて機関車の展示コーナーへと向かう。ちょうど、撮影タイムが始まっており、それぞれの機関車を撮影してみた。
貴重な旧型電気機関車が今年も展示された。
イギリス生まれのE43。
アメリカ生まれのE61。
スイス生まれのE52。
車両基地内の入れ替え作業に使用されるD16。
E854。
E33。
国鉄時代のED10 2に復元されたE71。
ED10 2とE33。
機関車を一通り撮り終えた後、再び会場入口付近に並べられた電車の元へ移動する。
電車新旧4本並びを正面から。
臨時の快速急行に運用された241F+243F。
新旧特急車両の並び。
クハ5503と10000系の並び。ここ数年のトレインフェスティバルでは、この並びを見る事は出来なかったが、今回は西武秩父線開業40周年と言う事で並べたのだろう。出来れば、クハ5503の横に、E854を置いてもらっても良かったかなあと思う。
ここまで撮影して来たところで、時刻は13時を過ぎた。そろそろ、第二会場である西武秩父駅の様子も見に行かなくてはならない。第一会場の横瀬車両基地は、この時点で撤収とし、横瀬駅から西武秩父駅へと向かう事にした。4000系の西武秩父行きで西武秩父に到着し、まずは、この車両から撮影を始める。
西武秩父駅に展示されたE31の3重連。
先頭のE34は、重要部検査から出場したばかりで、大変美しい姿になっていた。
武甲山をバックにE31を撮影。
まずは、E31を撮影。続いて改札を出て、仲見世通りにあった、5000系のカットモデルの所へと向かう。
仲見世通りに置かれた5000系のカットモデル。
毎年、横瀬車両基地内で展示されていた5000系のカットモデル。今年は、西武秩父線開通40周年を記念して、早い段階から、この場所に展示されていた。
この後、再びホームへ向かうと、横瀬からの271Fが到着したところであった。
E31と並んだ271F。
271Fは、折り返し横瀬行きとなるのだが、ちょうど入線してきた横瀬行きは、横瀬到着後、芦ヶ久保へ回送される列車であった。そこで、撮影を済ませた後、3番ホームに停車していた飯能行きで芦ヶ久保へと先回りすることにした。
臨時列車復路編へと続く。
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