119系3M編成で運転された、11月1日の飯田線545M
「佐久間レールパーク」最終日となった11月1日の夕方、飯田線の444Mで豊橋駅に到着する際、車内から豊橋運輸区を眺めてみると、119系の珍編成が「水窪」の幕を出して、出庫準備をしているのが見えた。
時刻からして、豊橋17時57分発の水窪行き545Mになるのは間違いない。444Mから下車し、1番線で待っていると、続けて2番線に、この545Mになる車両が入線してきた。
119系両運車のみの3両編成で運転された、11月1日の飯田線545M。
御覧のように、この日の545Mは、両運転台車の5100番台車のみ3両編成で運転された。普段は両運転台のM編成+2両編成のE編成による運転となる545Mだが、レールパーク最終日の特別ダイヤにより、一部の列車で増結が実施された事もあり、E編成に不足が生じ、このようなM編成のみの3両編成が実現したものと思われる。
3両編成全てが両運転台のクモハと言う事で、かなりパワフルな編成。我々鉄道ファンが見たら泣いて喜ぶような編成であるが、サービス面で見ると、トイレ付き車両が全く連結されないと言う事になり、やや問題が残る編成である。
この後も続々と「佐久間レールパークフィナーレ号」が到着するとあって、豊橋駅は多くの鉄道ファンで賑わっていたが、この545Mを撮影していたファンは、それほど多くなく、落ち着いて撮影する事が出来た。
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コメント
こんばんは、ご無沙汰です・・・
それにしても、所要時間2時間以上とされる「豊橋~水窪」間普通列車のために急遽組まれたトイレ無し3両編成、オール”クモハ”車というのは鉄道好きにはとても魅力的に映るも〔私もそう映りました〕、やはり2時間以上”トイレ無し”となるとつらいところですね。
尤も途中まとまった時間停車する駅があれば、停車中にその駅のトイレに駆け込めばいいようなものですが・・・
とはいえ、これにて佐久間レールパークは鉄道展示施設としての役割を負え、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業予定の年・2011年に開館が予定されている「JR東海博物館(仮称)」に引き継がれることになるわけですが、これを機にJR線とレールがつながっているであろう「あおなみ線」へのJR列車の直通乗り入れ(逆も然り)が実現して欲しい、と勝手に願っている私自身です。
投稿: 南八尾電車区 | 2009/11/15 21:03
南八尾電車区さん、コメントありがとうございます。
我々鉄道ファンが喜ぶネタというのは、必ずしも一般の乗客が喜ぶものばかりではなく、今回のような珍編成は、まさに一般の乗客からみれば、実に迷惑な列車となってしまう事も多いと思います。当ブログで、この列車の事を取り上げる事に際して、この点を読者の皆様方にもご理解いただきたいと思い書きましたが、南八尾電車区さんも、その点をご理解いただけたようで良かったと思っています。
あおなみ線に関してですが、現在でも貨物列車がそのまま稲沢方面へ進んでいますので、JRと相互乗り入れをする場合、東海道線の岐阜・大垣方面であれば、そのまま直通運転ができそうな構造ですね。車両に関しても、車輪転削は神領車両区で実施しているようですし、特に支障もなく、東海道線へ乗り入れが可能と思われます。今の状態では、あおなみ線の存在も中途半端になっていますし、博物館建設を機に、JR東海とのつながりが良い方に発展するといいですね。
投稿: TOMO | 2009/11/16 13:00