おくたま紅葉号の回送列車を撮影
では、引き続き11月15日のお話です。
新座、そして西国分寺で貨物列車を撮影してきた後は、中央線に乗り換え立川へ。そして、立川から青梅線へと入り、一気に青梅へと向かった。
11月も中旬に差し掛かり、季節はすっかり秋。奥多摩の山々も、木々が色付いてきていた。この日、青梅線には、新宿~奥多摩間を結ぶ臨時快速列車「おくたま紅葉号」が1往復運転されていた。この「おくたま紅葉号」は、普段、青梅線に入線しない、大宮総合車両センター所属の183系で運転されていた。今や青梅線はE233系の独壇場。立川~青梅間では、中央線で細々と活躍を続けている201系が入線する事もあるが、青梅~奥多摩間は、E233系のみの運転となっており、いつもと違う車両が入線すると言うシーンは、是非とも押さえておきたいところ。しかし、この日は、やや出遅れてしまった事で、既に営業列車の撮影は不可能であったが、奥多摩到着後、一旦、青梅まで回送されて来るダイヤとなっており、せめて、この回送列車を撮影しておこうと思ったのである。
青梅駅に降り立った私は、お馴染みの山根踏切へと向かった。この踏切、青梅駅から手軽に行ける撮影ポイントとして、かつては鉄道ファンで賑わっていたが、貨物列車が廃止され、103系が消え、更に201系も消えた今となっては、訪れるファンの数も少なく、この日も実際に山根踏切には、先客が1名のみと、以前の賑わいがウソのような光景が私を待っていた。とりあえず、先客の方の邪魔にならないように撮影準備を開始。そして、まもなく183系の回送列車が来ると言うタイミングで、自転車に乗った少年が一人やって来て、最終的には3人での撮影となった。
奥多摩から回送列車として戻って来た、183系OM101編成。
この日、青梅線に入線したのは、大宮総合車両センター所属の183系OM101編成。この時間帯、山根踏切で上り列車を撮影すると、正面には陽が当たらないのだが、ちょうど、この回送列車は、シンボルマーク付きのクハ183が先頭に立つ事が解っていたため、あえてこの向きでの撮影を優先した。
後追いは順光となる。
この後、私は再び青梅駅方向へ向けて歩き始める。そして、青梅駅に近い踏切から駅方向を見ると、留置中のOM101編成を見る事が出来た。そこで、この踏切上より、留置中のOM101編成を撮影する事に。
青梅駅構内で、E233系と並ぶ183系OM101編成。
青梅線の顔とも言えるE233系と並んで留置されていた183系OM101編成。E233系に混ざり1編成だけ183系がいると言う光景は、とてもよく目立つ。そのせいか、踏切を通行する一般の方からも、「いつもと違う車両がいる」と言う声が聞こえてきた。
この並びを撮影した後、青梅駅へと戻り、青梅線~西武拝島線と乗り継いで、萩山へと戻った。
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