国鉄型車両を求めて師走の上野駅へ
12月29日のお話。
2009年も残すところあと僅か。各鉄道会社でも、12月29日が2009年最後の平日ダイヤで運転されているケースが多い。と言う事で、平日しか撮れないものを撮っておこうと計画していたのだが、朝のラッシュ時間帯には目を覚ます事が出来なかった。そのまま夕方までのんびり過ごした後、17時過ぎに撮影機材を持って外出。上野駅を目指した。
先日、2010年3月13日に実施される、JRグループのダイヤ改正の内容が発表された。ここ数年、春のダイヤ改正では、長年親しまれてきた夜行列車が廃止されるニュースが飛び交っていたが、今回は、ついに、首都圏と北陸方面を結ぶ寝台列車、急行「能登」と特急「北陸」が揃って廃止されることが発表された。ただし、多客期に限り、北陸方面へは臨時の夜行列車が設定されるとしているが、2つの夜行列車が定期列車から消えると言う事で、ますます夜行列車が少なくなってしまう。そして、「能登」が廃止される事により、首都圏でもホームライナーに運用され親しまれてきた、JR西日本所属の489系の上野乗り入れも終了となる模様。であれば、無くならないうちに489系のホームライナーに乗っておこうと言う気持ちになった。私は、489系が使用される、上野18時40分発の「ホームライナー鴻巣」に間に合うように、上野駅へと向かったのである。
上野駅に到着したのは、18時25分頃の事。早速、ホームライナー鴻巣が出発する8番線へと向かう。既に489系は入線していた。
上野駅8番線で出発を待つ489系「ホームライナー鴻巣3号」
正月休みに突入した企業も多いらしく、停車していた「ホームライナー鴻巣」はサラリーマンよりも鉄道ファンの姿が目立っていた。ホーム上で撮影しているファンの数も多く、撮影するにも9番線側からは一苦労と言った感じである。私は、8番線で撮影を手短に済ませた後、ホーム上の整理券券売機へ。せっかく空いているのであれば、この列車で鴻巣まで行ってみようと思ったのである。
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