霜取りパンタの使用を開始した 高崎車両センターの211系
さて、八木原でD51の撮影を終えた後は、東京方面へ向かうため、まずは高崎へ移動する。高崎駅には、昼前に到着したので、ここでちょっと早いが昼飯を摂る事にした。昼食後、高崎線の普通列車に乗り込むため、8番線へと向かうのだが、その際に6番線に入線してきた211系を見ると、先頭のクモハ211のパンタグラフが2基上昇していた。
冬本番。霜取りパンタの使用を開始した高崎車両センター所属の211系。
高崎車両センターの211系は、昨年秋頃より、パンタグラフのシングルアームパンタ化がスタート。当初、シングルアームパンタに交換された車両は、御覧のようにクモハ211の運転台側にも霜取り用と思われるパンタグラフを増設した。パンタグラフ増設編成は、全部で6編成が用意されたが、6編成登場した時点で、シングルアームパンタ化が一時的に停まった。その後、今年6月頃より、再びシングルアームパンタ化が再開され、その動きは、グリーン車組み込みの編成にも普及した。今日では、殆どの編成が、シングルアームパンタに交換された。そして、季節は秋から冬へ。冬到来に合わせて、運転台側に増設された霜取りパンタの使用も始まったようである。
駅構内のトイレに向かう通路上より、6番線停車中のクモハ211の屋根を撮影。
211系高崎車のシングルアームパンタ化及びパンタ増設編成の撮影は、これまでにも何度か実施しているが、増設された霜取りパンタを上げて走る姿を見たのは、私自身、今回が初めての事だった。それだけに、今回、上手い具合に、高崎駅で霜取りパンタを上昇させた211系に出会う事が出来て、本当に良かったと思う。
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