新潟地区で活躍を続ける新津運輸区のキハ47
さて、今回の磐越西線撮影記の際に、非電化区間で乗車したのは、いずれもキハ47であった。
キハ47は、キハ40系列の中では、両開き2扉と言う近郊型スタイルで登場。主に西日本や四国・九州で活躍しているが、JR東日本管内にも、この新津運輸区に、寒冷地仕様の500番台車・1500番台車を中心に27両が配属されている。新潟地区には、キハ110系やキハE130系と言った、JR化後に新製された気動車も活躍しているが、米坂線以外は、キハ40系列もまだまだ活躍しており、今回、磐越西線の非電化区間では、キハ47にしか当たらなかった程である。
新津運輸区のキハ47には、塗装が3種類存在する。まずご紹介するのが、新潟色と呼ばれるカラー。
会津若松駅で出発を待つ、新潟色のキハ47。
このカラーは、115系電車にも採用されていた事もあったが、後に115系は塗装を変更しており、現在ではキハ40系列のみで見られるカラーとなっている。
一方、新潟地区の新塗装化は、気動車でも徐々に進められており、こちらは新新潟色と呼ばれているようである。
新津駅に到着した、新新潟色のキハ47。
御覧のように、新旧新潟色のキハ47が、まだ混在していると言う状況で、この日乗車したキハ47は、2両編成を組んだ場合、いずれも新旧新潟色の混色と言う状況だった。
そして、忘れてはならないのが、国鉄色の車両である。新津運輸区に所属するキハ40・47にも、デビュー当時の首都圏色と呼ばれる朱色1色の車両が3両(キハ40・・・1両、キハ47・・・2両)存在している。実は、今回、このうちのキハ47を1両だけ目撃しているのだが、残念ながら撮影する事は出来なかった。
今回、キハ47には、撮影よりも移動手段としての遭遇が中心だったため、御覧のように駅撮りしかしていないが、次回、新潟方面に訪れた時には、国鉄色に復元された車両も含めて、じっくり撮影してみようと思う。
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