東京メトロ 「スマイルフェスタ09 in AYASE」会場へ
さて、馬橋で「East-i D」を撮影した後は、常磐緩行線で綾瀬へ。そして、ここから千代田線の北綾瀬行きに乗り換える。この日は、千代田線の車両基地である綾瀬車両基地にて、東京メトロ「スマイルフェスタ09 in AYASE」が開催されていた事もあり、いつもは空いている千代田線の北綾瀬支線の電車も大混雑。イベント会場からの帰りのお客さんを避けながら、なんとか5000系アルミ車による北綾瀬行きに乗り込む。
北綾瀬駅から、10分ほど歩き、東京メトロの綾瀬車両基地に到着。まずは総合案内所で会場案内図を貰う。この時点で、既にイベント終了まで45分ほどしか時間が無いため、足早に会場の中へと入って行く。入口から左手に進んでいくと、懐かしい車両が見えてきた。
日比谷線で活躍していた3000系車両。
1994年まで日比谷線で活躍していた3000系車両。この綾瀬車両基地には、保存のため、3000系のトップナンバー車2両が保管されている。この2両、他の3000系車両と共に、一度は長野電鉄に譲渡され、現地では3500系として活躍していたのだが、8500系(元東急8500系)への置き換えに伴い、余剰が発生し、3000系第1編成に含まれていた2両が、2007年に里帰りを果たす事になった。
3000系里帰りの模様は、弊ブログ2007年1月27日付記事をご覧ください。
さらに会場内を進んでいく。
千代田線の主力車両、6000系の並び。
千代田線の車両基地と言う事で、当然の事ながら、構内には、千代田線の主力車両である6000系車両の姿が目立つ。1968年から40年以上に亘り、千代田線で活躍を続けてきた6000系。その洗練されたデザインがからか、あまり古さを感じさせないデザインであるが、そろそろ後継車両の噂話を耳にする事が多くなってきた。
運転台見学用として公開された、副都心線用の7000系。
時間の都合で見る事が出来なかったが、副都心線用の7000系7128Fが、運転台見学用として編成を2分割にした状態で展示されていた。
車両撮影会用に並べられた車両たち。
メインの車両撮影会には、副都心線・有楽町線・千代田線・南北線で活躍中の車両たちが並べられた。千代田線からは1編成しか存在しない06系が並べられた。
副都心線・有楽町線からは、10000系10134Fが並べられた。
増備が進む10000系車両。この日、10135Fの甲種輸送も実施されたそうで、最近では西武線内でも10両編成の地下鉄直通列車は、10000系ばかりを見ているような気がする。
南北線からは9000系9123Fが並べられた。
目黒と赤羽岩淵との間を結ぶ南北線。全線でホームドアの導入、そしてワンマン運転を実施していることから、こうやって車両を間近に見るのは、乗り入れ先の東急目黒線などへ行かないと見られないのだが、この日はこのように車両基地内で展示されたため、間近に見ることができた。この9000系、実は今年度、9年ぶりに2編成増備された車両のうちの1本で、従来の車両とスタイルがやや変わった。ちなみに、私自身、今年の春から南北線を定期的に利用するようになったのだが、この編成にはまだ一度も当たっていない。
なお、この南北線の車両が綾瀬の車両基地へ来るには、まず市ヶ谷にある有楽町線との連絡線を経由し、その後、有楽町線の桜田門から千代田線の霞が関へ向かう連絡線を経由して、ようやく千代田線へと入ることになる。最近では、この連絡線を経由して運転される臨時列車もあるが、実際に入場等で回送されるというシーンも一度は見てみたいものだ。
残り時間も少なくなってきた。私は再び来た道を戻り3000系の前へと移動する。反対方向へ行けば、北綾瀬支線で使用中の5000系も展示してあるところがあったみたいだが、残り時間もわずかで気が付くのが遅かった。やはり、この種のイベントには、最低1時間はかけなくてはいけない。
先ほども撮影した3000系。相変わらずの人気で、一度は素通りしたのだが、行先表示が変わっていたので、改めて撮影することに。
再び3000系の前へ。
そして、今度は車内にも入ることに。人が多かったので、てっきり車内に入るのも大変なのかと思っていたのだが、人が多いのは撮影スペースの方で、車内には待たずに入ることができた。
3001の車内。
車内広告が最近のものとなっているが、それ以外は現役時代と変わらない姿で維持しているようである。
車番プレートも3001が貼られている。
汽車会社のプレートが懐かしい。
そして、3000系の車内から出てくると、外は雨が降り出してきた。そのまま向かい側の検修庫内へと移動する。
車体吊り上げ実演に使用された6016号車。
少ない残り時間で見たのが、編成をばらされていた6000系の姿。この6016は、車体吊り上げ実演にも使用された。
ここまで見てきたところで、ちょうど15時を迎えることとなった。私は、リュックの中から折りたたみ傘を取り出して、会場の出口付近へと進んでいった。
初めて訪れた綾瀬車両基地。東京メトロになってから二度目の公開イベントだったとか。今後もこのようなイベントが継続して開かれることを祈念しつつ、北綾瀬駅へと向かった。
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