西武 「２０１０謹賀新年」ヘッドマーク掲出編成を撮影

１月２日のお話。

西武鉄道では、１月１日から１５日までの間、池袋線・新宿線の両線で「２０１０謹賀新年」のヘッドマーク付き電車を運転する事になった。公式サイトによると、池袋線は３００００系１０両編成、新宿線は２００００系８両編成と言う事で、これは池袋線・新宿線共に、確実に押さえておきたいところ。幸いにも、正月３が日は運用が固定されているとの事で、公式サイトにも充当列車が載っていた。そこで、この情報を頼りに出かける事にした。元日同様、小型の脚立持参である。

まずは手始めに新宿線からと言う事で、小平駅１２時５９分発の本川越行きに乗車する事にした。この電車は、ヘッドマーク付き編成充当である。本来であれば、撮影を優先にさせるところなのだが、池袋線のヘッドマーク付き編成の撮影の都合もあり、まずは乗車時にホームで撮影する事にしたのである。小平駅で列車を待っていると、公式サイトに掲載された通り、ヘッドマークを付けた２００００系が入線してきた。１分間の停車時間を利用し、正面から撮影する事にした。

「２０１０謹賀新年」のヘッドマークを掲出した新宿線の２０１５７Ｆ。

御覧のように、新宿線のヘッドマーク掲出編成は２０１５７Ｆであった。ここで乗り遅れてしまうと、後の予定に響いてくる事から、小平駅での撮影は、この１枚のみであった。

乗車後、車内が空いていた事もあり、最後尾車両まで移動する。これは所沢駅での乗換えや撮影を考慮したものであった。無事に最後尾車両に移動した頃には、久米川駅に到着する直前であった。そのまま最後尾車両で大人しく所沢まで乗車。到着後は、２・３番ホームへ移動し、２０１５７Ｆを改めて撮影する事にしたのだが・・・停車していると、クハ２０１５７の正面にだけ陽が当たり、ヘッドマークの文字が潰れてしまうと言う状況だった。そこで、出発して、編成全体が日影に入ったところで撮る事にした。

所沢駅を出発する２０１５７Ｆ。

新宿線ヘッドマーク掲出編成の撮影は、ここでいったん終了。続いては池袋線へと移る。公式サイトによると、この後、小手指を１３時３３分に出る始発の準急池袋行きに充当される事になっていた。そこで、この時間で順光に撮れる場所と言う事で、西所沢１号踏切へ行く事にした。５番ホームから、東京メトロ１００００系による飯能行きに乗車し、お隣の西所沢へ移動。改札を出て、西所沢１号踏切へ行くと、撮影者は一人もいなかった。そこで、側道から撮影する事にしたのだが、ここで活躍したのが小型の脚立。僅か３０センチほどの高さの脚立であるが、これが、この場所での撮影にはちょうど良かった。先行列車で練習を重ねながら待つ事およそ１０分。前方より、ヘッドマークを掲出した３００００系が近付いて来た。

「謹賀新年」のヘッドマークを掲出した３２１０１Ｆ＋３８１０３Ｆ。

池袋線のヘッドマーク掲出編成は、御覧のように飯能方から３２１０１Ｆ＋３８１０３Ｆの組み合わせであった。本来であれば、もう少し手前まで待ってシャッターを切りたいところであったが、この時期、ケーブル線の影が気になるので、遠目に撮る事にした。

停車時間を利用して、３２１０１Ｆ側も撮影。

この後、私は再び新宿線の２０１５７Ｆを撮影するために航空公園駅へと移動する。所沢経由で航空公園駅に向かうと、ちょうど２０１５７Ｆの急行西武新宿行きが、すぐそこまで来ているところであった。乗車してきた本川越行きの出発を待って、ホームの本川越方先端で撮影する事にした。

航空公園駅に進入する２０１５７Ｆの上り急行。

本当ならば、もう少しホームの内側から撮影して、緩いＳ字カーブに差し掛かるところをｔ撮りたかったのだが、思ったよりも２０１５７Ｆが接近していたため、線路に近い場所から撮影してしまった。その結果、最後尾車両が少しキレてしまうと言う状況となってしまった。

本来であれば、この時点で撮影を終了とする予定だったのだが、やや消化不良気味だった事もあり、同列車の折り返しを、新所沢で撮影する事にした。夏場なら順光で撮れる時間帯なのだが、やはり冬場はどうしても影が多くなってしまう。

新所沢駅に進入する２０１５７Ｆ。

この新所沢での撮影も、やや不満の残る結果となってしまったのだが、他にも撮影予定があった事から、この日のヘッドマーク付き電車の撮影は、これにて終了とした。

謹賀新年のヘッドマークは、１月１５日まで付けられると言う事なので、機会があればあと１回ぐらい、昼間の走行シーンを撮影しておこうと思う。