京王 デワ600+総合高速検測車「DAX」の回送を撮影
2月7日のお話。
前日、人形町のキハで開催された吉田一紀さん主催の新年会に参加した。その席で、京王の総合検測車「DAX」が日曜日の昼間、回送列車として動くらしいと言うような話を小耳にはさんだ。弊ブログでは、昨年4月に、事業用車両デワ600の走行シーンを取り上げている。総合検測車、「DAX」は、自力走行が出来ないため、走行の際には、このデワ600に挟まれての運転となる。もし、動くとすれば、この時のスジと同じではないかと予想して、まずは高幡不動へと向かった。
萩山から、国分寺・府中と経由して、高幡不動に到着したのは10時10分頃の事であった。早速、検車区を眺めてみると、「DAX」を挟んだデワ600形が入れ替えをしており、新宿方へ引き上げていくところだった。そこで、私は4・5番線ホームへと移動し、5番線に入線してくるデワ600+「DAX」を撮影してみた。
高幡不動駅5番線ホームに入線するデワ600+総合検測車「DAX」
新宿方から2両目に連結されている総合高速検測車「DAX」は、私にとっては初撮影。出来れば、順光になるように、高幡不動検車区内から出てくる瞬間も撮りたかったのだが、それは叶わなかった。
引き続き、今度は5番ホーム停車中のシーンを撮影してみる。
5番ホームに停車中のデハ600+「DAX」
突然現れた事業用車両。ホームで電車を待っていたお客さんからも注目の的となっていたようだ。
総合検測車、「DAX」のロゴを撮影。
「DAX」とは、「Dynamic Analytical eXpress」の略称。初めて撮る車両だけに、この辺りはもう少し解り易く撮りたかったのだが、ちょうどエレベーター前だった事もあり、これが限界だった。
5番ホーム京王八王子方からも撮影。
この後、私は先行する準特急に乗り込み、先に進む。府中で各停に乗り換え、裏辺所長が待つ武蔵野台に行くつもりだったが、すぐ後ろにデワ600形+「DAX」が迫って来た事もあり、武蔵野台での撮影を諦め、飛田給待避を考慮して西調布で下車した。上りホームから新宿側を眺めてみると、駅から2つ目の踏切となる調布18号踏切から撮影できそうだと判断。速足で踏切へと向かう。自転車で撮影に来た方が、タッチの差で先の到着となり、踏切で撮影する事が出来なかったが、それでも線路沿いの道路から撮影する事が出来た。撮影の準備が出来た頃、踏切が鳴り出し、デワ600+DAXがやって来た。
調布~西調布間を走るデワ600+DAX。
ケーブル線の影は冬場の撮影では付き物。影は出てしまっているものの順光で撮影出来た事で、満足した撮影をする事が出来たと自分では思っている。
この後、速足で再び西調布駅へ戻り、程無くしてやってきた新宿行き各停に乗り込む。車内で裏辺所長と合流し、今度は相模原線内へ先回りする事にした。向かった先は、京王稲田堤。以前もここで撮影しているのだが、やはりカーブで綺麗に撮れると言う事で、この場所を選んでしまった。ホームの先端に到着し、撮影準備をしていると、デワ600+DAXが近付いて来るのが見えた。
相模原線に入り、一路若葉台を目指す、デワ600+DAX。
撮影後、後追いもしたいところではあったが、京王稲田堤駅には、上りの急行が停車していたため、残念ながら後追いの撮影はできなかった。この撮影を以て、デワ600+DAXの撮影を終了としたが、久し振りに京王線沿線へ来た事だし、この後も暫くの間、京王線の撮影をする事にした。
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コメント
こんばんは。
京王の事業用車「デワ600」、初めて目の当たりにしました〔というか、それ以前に京王の事業用車というものを一度も見たことが無かったのです〕───下半分を占める紅白斜線ゼブラ柄(?)が凄く目立つ感じですね。
そして、その「デワ600」に挟まれる格好で登場した検測車両「DAX」、ステンレス車体となっているあたりが何だかカッコいい感じです。
P.S.
「デワ600」の種車である京王6000系について、その左右非対称な前面窓配置が関西の大阪市営地下鉄30系車両の前面窓配置と類似しているところから、今でも頭の中に記憶(というか印象)として焼き付いてしまっています。
投稿: 南八尾電車区 | 2010/02/11 02:13
南八尾電車区さん、コメントありがとうございます。
京王電鉄の事業用車両、デワ600形は、毎日運転している訳でもありませんので、なかなかお目にかかる機会も少ないと思います。DAX登場前は、夜間の工事用列車が主な仕事でしたので、ゼブラ塗装も夜間の視認性を考慮してか、蛍光塗料を使っているようにも見えますね。
京王6000系の前面スタイルは、仰る通り、確かに左右非対称ですので、大阪市営地下鉄の車両のデザインにも似たところは有りますね。
投稿: TOMO | 2010/02/13 00:47