さよなら中央線２０１系Ｈ４編成 武蔵五日市号を撮影

４月１７日のお話。

前夜から季節外れの雪に見舞われた関東地方。疲れていた事もあって、朝もゆっくり寝ていたのだが、西からの使者の電話で叩き起こされた。起床後に、我が家の窓を開けると、外は雪景色。そんな天気だった事も有って、溜まっていた疲労を癒すべく、完全に休養にしようかと思っていたのだが、２０１系Ｈ４編成のさよなら運転が、三鷹～武蔵五日市間で運転されていると言う事で、重い腰を上げて、五日市線内へ向かう事にした。

萩山を出発したのが１１時３０分。既に、武蔵五日市行きの下りは撮影不可能。よって、五日市線内でも上り列車のみの撮影となる。五日市線内での撮影なんて、いつ以来だろう。とりあえず、拝島から五日市線に乗ろうとすると、一週間前の河口湖行きの撮影に同行した、たけしー氏より、秋川～武蔵引田間で待機していると言うので、その場所へ行ってみる事にした。

１２時１５分頃、たけしー氏が待つポイントに到着。しかし、周りを見回すと、私がこの場所で撮ると、やや後ろで撮っている人の邪魔になる。そこで、更に秋川寄りへ移動。あきる野市立西中学校付近で撮影する事にした。慌てて準備をしていると、踏切が鳴り、前方からＨ４編成が近付いて来るのが見えた。

２０１系Ｈ４編成の第二弾は、五日市線武蔵五日市へ。

距離も短く、撮影地点が少ない五日市線。そんな事もあって、実は当日朝まで撮影に行くかどうかを悩んでいたのだが、とりあえず、五日市線らしい単線区間を行くＨ４編成は撮影できた。

さて、三鷹へ向かったＨ４編成は、３０分後、所属車両基地である豊田車両センターへ向けて回送される。そこで、五日市線内での撮影後は、中央線の線内へと向かう。どこで撮ろうかと悩んだ結果、３分間停車する東小金井へと行ってみた。回送到着のおよそ１０分前に、東小金井に到着すると、下りホームである３番線の東京方には、多くのファンが集まっていた。ここは、２番線へ入線するところを順光で撮れる事から、多く集まったようだ。しかし、この場所に入るのは困難と判断し、人の少ない３番線の高尾方で待機する事に。曇り空だった天気が、急に晴れ間が出てきてしまい、その分、影が出てしまった。これは誤算だった。

東小金井駅２番線に入線する２０１系Ｈ４編成。

そして、ここでもう一つの誤算が。鉄道ダイヤ情報誌によると、１３時４４分から４７分までの３分間停車する事になっていたＨ４編成の回送列車だが、なんと停車したのは、たったの１分間だった。

豊田車両センターに向けて、東小金井駅を出発。

この３分間の停車は、「かいじ１０９号」を待避するために用意されていたようだが、この日、中央本線は穴山～日野春間での倒木の影響により、特急列車のダイヤが終日乱れていた。その為、本来、ここで追い越す筈だった「かいじ１０９号」にも大幅な遅れが発生していた。さらに、昼頃には、吉祥寺駅で快速電車が車両点検を行った事により、快速電車にも遅れが生じていた。その結果、ここでの待避が無くなってしまったようだ。

まあ、東小金井駅２番線にＨ４編成が入線したと言う証拠写真を撮ったと思えば、諦めも付くか・・・

この後、お隣の武蔵小金井駅へ移動して昼食を摂った後、次の目的地へと移動した。