今年も運転された 臨時快速「足利藤まつり号」
5月5日のお話。
5連休最終日となったこの日は、上越線方面への撮影に出かけたのだが、その際に、どうしても撮影しておきたい列車があり、それを撮影してから出掛ける事となった。その列車とは、この時期恒例の臨時列車となった、快速「足利藤まつり号」である。
「足利藤まつり号」は、足利市の「あしかがフラワーパーク」でゴールデンウィークに開催される藤祭りに合わせて、上野~桐生間(小山経由)に2往復運転される臨時快速列車で、例年同様、今年も大宮総合車両センターの183系が使用されることになっていた。すっかり定着した臨時快速列車だが、今年は、これまでこの列車を撮影する機会がなく、まもなく運転終了と言うタイミングまで来てしまったのだ。スケジュールの都合上、撮影出来るのは、下りの1号のみ。どこで撮ろうかと悩んだ結果、京浜東北線の北浦和駅で撮影する事にした。
現地到着は、「足利藤まつり号」通過のおよそ10分前と言う、相変わらずギリギリのタイミング。ホームの東京方に陣取ってみるが、思ったよりもすっきりしていて、撮影には問題なし。しかし、先客が誰もいない事から、もしや、この駅では被るのではないか?と言う嫌な予感がしたが、もう場所を変えている余裕もないので、ここに賭ける事にした。
そして、待つ事およそ10分。前方より、183系の姿を確認。被られる事無く、撮影する事が出来た。
今年も運転された臨時快速「足利藤まつり号」
この日、「足利藤まつり1号」に使用されたのは、大宮総合車両センター所属の183系OM103編成。逆三角形の特急シンボルマークが、両先頭車に残された人気の高い編成である。1本しか撮影できない、今年の「足利藤まつり号」だったが、その1本にOM103編成が充当されたと言う事で、大当たりだった。
OM103編成の特徴でもある、飾り帯が低いクハ183-1527。
OM103編成は、これまでに何度も撮影してきているが、その撮影の度に欠かさず記録しているのが、上野方の先頭車であるクハ183-1527。逆三角形の特急シンボルマークの左右にある飾り帯の位置が、他の183系と比較して、やや低い位置にあるのが特徴。1枚目の写真と比較してもらうと、その違いがお解りいただけると思う。人間の顔に例えると、クハ183-1527は垂れ目と言った感じだろうか。
この撮影を以て、北浦和駅から撤収。続けてやってきた京浜東北線に乗り込み大宮へ移動。さらに長野新幹線に乗り換えて高崎へと向かった。
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