西武国分寺線の運用に就く２４５５Ｆを撮影

さて、多摩川線の撮影を終えた後は、昼食休憩を挟んで、西武国分寺線沿線へと移動した。

多摩川線でご一緒した、いつも西武沿線で大変お世話になっている方と、ここ１週間ほど、国分寺線で新２０００系の２連、２４５５Ｆが４連の２０００系と手を組んで国分寺線で走っているね。と言う話をしていた。２４５５Ｆは、この春より、池袋線から新宿線へやって来た車両。今のところ、長期貸出なのか、転属なのか解らないが、現時点で、新２０００系の２連では、唯一新宿線を走る車両と言うことは間違いない。日頃走っている池袋線と違って、新宿線の場合は、２連の連結位置も固定されていないため、池袋線では先頭に立たない、クハ２４５６が先頭に立つ姿が見られる。現に、この週は、２連が本川越方に連結されていた為、クハ２４５６が実際に先頭に立つ姿が見られている。

そこで、国分寺線へと向かったのだが、実際に国分寺線へ行ってみるも、来る列車は全て２０００系の6両固定編成ばかり。こりゃあ、入庫してしまったかな？でも、以前、夕方の国分寺線で、２０００系の４＋２と言う編成を見ているし・・・実際に、時刻表を見てみると、新所沢1５時５５分発国分寺行きが、どうやら南入曽車両基地より新規に出庫する運用のようだ。ここはいったん、国分寺線から撤収し、この列車に賭ける事にした。

１５時４３分、新所沢駅に到着する。とりあえず、下りホームの本川越方先端で待機し、南入曽車両基地からの回送列車を待つ事にした。そして、１５時４８分頃の事、前方より２０００系の回送列車が近付いているのを確認。どうも４両編成の２０００系が先頭のようだ。後ろ2両までは確認できないが、とりあえず、この時点でカメラを構えてみた。

新所沢駅に入線する２５０９Ｆ＋２４５５Ｆの国分寺行き。

撮影後、入線してきた車両を見て、思わずニンマリ。２５０９Ｆ＋２４５５Ｆの組み合わせだ。まさに読み通りだ。入線シーンを撮り終えた後は、上りホームの西武新宿方へと向かい、２５０９Ｆ＋２４５５Ｆが出て行くところを後追いするつもりだったのだが、新しいレンズに不慣れだったのか、なんとブレブレで大失敗。気を取り直して、後続の急行電車で追跡を開始した。

新所沢から、急行西武新宿行きに乗って向かった先は東村山。ここから国分寺線の線路に沿って歩く事およそ１０分。国分寺線の線路をやや見上げる形で撮影出来るポイントに向かい、国分寺から折り返してくる東村山行きを撮影する事にした。

クハ２４５６を先頭に、東村山へと向かう。

普段、池袋線では先頭に立たないクハ２４５６を先頭に、国分寺線を走る姿を、しっかりと撮影する事が出来た。この場所では、再び、国分寺へと向かう同編成を撮影した後、東村山駅へと移動する。今度は、違う場所で、２４５５Ｆを撮影するのだが、国分寺へ向かった同編成は、折り返し新所沢行きになると言う。そこで、再び所沢へと移動し、２４５５Ｆを撮影する事にした。２・３番ホームの西武新宿・飯能方で待機する事およそ５分。クハ２４５６を先頭にした新所沢行きがやって来た。

所沢駅に進入する２４５５Ｆ＋２５０９Ｆ。

この撮影を以て、２４５５Ｆの撮影を終了とした。この後、同行した方と、所沢駅周辺の居酒屋で軽く一杯。久々に満足できる１日になった。

撮影から２週間が経過した本日のお話。偶然だが、自宅前より２４５５Ｆが拝島線を走行しているのを確認した。弊ブログを御覧の皆さまの中には、同編成を「貸し出しだろう」「いや転属だ」と、それぞれの意見をお持ちになっている方がいらっしゃると思うが、いずれにしても、新宿線で見られる唯一の新２０００系２連である事には変わらない。もともと、新製配置は新宿線だった事もあるし、これからも同編成を見かけたときには、転属とか貸し出しとか考えずに、しっかりと記録していきたいと考えている。