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カシオペア色EF510を撮影

さて、下総中山で快速「白い砂号」を撮影した後は、秋葉原経由で鶯谷へと移動する。

上野と札幌とを結ぶ寝台特急「北斗星」と「カシオペア」は、長らく牽引を担当してきたEF81に代わり、新型のEF510が牽引を担当するようになった。置き換えは、まず「カシオペア」から開始され、その後「北斗星」もEF510牽引となったが、先に置き換わった「カシオペア」に関しては、専用機登場前の置き換えとなった為、専用機がデビューするまでの間は、青いEF510牽引が牽引を担当してきた。しかし、7月より「カシオペア」色となった509号機及び510号機が登場。今後は、この2両が検査等で運用に就けない場合を除き、「カシオペア」の牽引を担当する事になったのだが、私自身、まだカシオペア色のEF510を撮影していなかった。そこで、今回、このカシオペア色のEF510を撮影しようと思ったのである。

途中、昼食休憩を挟んで、鶯谷に到着したのは、「カシオペア」到着のおよそ10分前。相変わらずギリギリの行動である。早速、4番線ホームへ移動。周りを見ると、同業者の姿がほとんど見当たらない。この状態であれば、京浜東北線の横浜方面へ向かう電車さえ来なければ、撮影はしやすいだろう。

時刻は9時21分。京浜東北線の蒲田行きが出ていくと、そろそろかなと言う気持ちになる。その直後、日暮里方向を見てみると、前方より銀色の機関車の姿を確認することができた。間違いなく「カシオペア」である。背後から列車が接近していないことを確認にした後、撮影体制へ。真新しい銀色の機関車がゆっくりと近づいてきた。

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専用機EF510-510号機牽引による「カシオペア」

ご覧のように、「カシオペア」を牽引してきたのは、EF510-510号機であった。これまでに、銀色の機関車というと、関門トンネル用に作られたEF81の300番台車があるが、このEF510のカシオペア色は、それ以来の車両という事になるのだろうか。後ろに連なる客車とのバランスもピッタリ。なかなかカッコいい車両だ。

この後、約10分後に「北斗星」も到着するため、比較の意味も込めて同じ場所で撮影してみる。

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EF510-507号機が牽引してきた「北斗星」

これまでに、甲種輸送、試運転、営業運転でEF510の500番台車を撮影してきたが、どう言う訳か、撮影した車両は、いずれも501号機だった。今回、先に撮影した510号機と合わせて、初めて501号機以外の車両を撮影したことになる。

「北斗星」と「カシオペア」は、僅かな時間帯であるが、上野駅の13番線と14番線に並ぶことになっていた。そこで、今度はEF510の青と銀の並びを撮るため、鶯谷駅から山手線で上野駅へ移動してみることに。到着後、すぐに向かったが、13番線、14番線ともに多くの鉄道ファンが集まっており、並びを撮るベストポジションも入れるような余裕はなかった。とりあえず、14番線の車止めから撮影してみるが、13番線の車止め付近の鉄道ファンが途絶えない為、並びは撮れない。仕方なく14番線に停車中のEF510-510号機に近付いていく。しかし、近付けたころに、尾久車両センターへ向けて動き出してしまった。慌ててカメラの設定を変えて、強引ではあるが並びを撮影してみた。

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上野駅で青の銀のEF510の並びを強引に撮影する。

14番線では、一般のお客さんが動き出す直後まで記念撮影をしており、このお客さん達を入れないようにして撮るには、EF510-510号機がホームの中程に差し掛かるぐらいにならないと撮れないと言う状況であった。お互いの機関車の位置が揃わない並びの撮影となったが、この状況の中で、同じ画面上に青と銀のEF510が入ったと言う事で、自分自身満足している。

この撮影を以て、EF510の撮影を終了。次の目的地に向けて上野駅から撤収した。

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