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臨時快速「一村一山号」と臨時特急「あいづ号」を撮影

ただいま、弊ブログは約3週間遅れで執筆を続けております。ご迷惑をおかけしますが、普段通りのペースに戻るまで、もう暫くお待ちください。

では、7月17日のお話。

海の日を含んだ3連休。ちょうど数日前より夏らしい陽気となり、気分はすっかり夏。JRグループ各社も、この日より夏の臨時列車の運転が本格化してきた。

その3連休初日は、早朝から臨時列車の撮影に出かける事にした。まずは、上野~土合間(回送で石打まで)で運転される臨時快速「一村一山号」である。この列車は、土合駅出発の「駅からハイキング」に合わせて、年に2回ほど運転されるのだが、今年も、まずは7月の3連休初日である17日に運転される事となった。

「一村一山号」は、上野駅を朝6時45分に出発すると言う事で、東十条へと向かい、「あけぼの」やら何やら色々撮ろうと張り切っていたのだが、こう言う時に限って寝坊するのは、最近ではお馴染みのパターン。今回もやってしまった。急いで出発して、新小平から武蔵野線へ。とりあえず、南浦和経由で蕨へと向かった。途中の南浦和で「あけぼの」を眺め、この列車の撮影は間に合わなかったが、「一村一山号」に関しては、撮影地は変更したものの充分に間に合った。しかし、時間の都合上、「一村一山号」の後に撮影を予定していた、臨時特急「あいづ」の送り込みの回送を、先に撮る事になってしまった。まあ、間に合ったのだから、順番は、この際無視しよう。

6時43分、蕨駅に到着。ホームの東京方先端には、先客の方がお一人。まだまだ充分に余裕がある。列車の通過に支障のない場所に陣取り、485系赤べえ編成の通過を待つ事に。撮影準備が出来た頃、後方からこんな列車がやって来た。

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貨物線を新宿へ向かう東武直通特急用485系電車。

突然やって来た、東武直通特急用の485系電車。新宿駅を7時30分に出発する特急「日光1号」に使用される為の送り込み回送である。2006年3月から開始された、JR・東武の直通運転。JR東日本は、485系電車を改造の上投入されたが、「成田エクスプレス」へのE259系投入に伴い、日韓共同開催のワールドカップに合わせて増備された253系200番台車を、東武直通特急用に転用する模様で、この485系の活躍もそう長くは無くなってきている。そう言う意味では、これから先、東武直通用の485系もしっかり撮っておかなくてはいけないだろう。今回は、突然やって来たので、中途半端な撮影となってしまったが、東武線内にも撮影に行かなくては・・・と思っている。

東武直通特急用の485系回送の通過から、およそ7分後の事。大宮方から真っ赤な485系の姿が見えてきた。この日より運転を開始する臨時特急「あいづ」用の485系赤べえ編成である。それと同時に、京浜東北線の大宮方面へ向かう電車も、接近放送が掛かっていた。被られる。最悪の事態に陥る事を覚悟したが、485系赤べえ編成の速度が遅く、後追いではあるが、どうにか被りは回避する事が出来た。

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上野へと向かう485系赤べえ編成の回送。

回送ではあるが、同編成のヘッドマークは、既に「あいづ」を表示しており、営業列車と変わらぬ姿である。普段は、磐越西線の快速列車「あいづライナー」として活躍中の同編成。毎年、夏から秋にかけての週末に、こうして上野までやってくるのだが、この赤い塗装は、都会で見ると一際目立つ。

この後、いよいよこの日最初に撮影する予定だった「一村一山号」の撮影へと移る。これまで全て回送列車の後追い撮影だったが、この列車からはいよいよ正面からと言う事で、気分的にも、ここからが本番と言う気持ちになる。

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183系OM103編成による臨時快速「一村一山号」

この日、「一村一山号」の運用に就いていたのは、大宮総合車両センターの183系国鉄特急色編成の中では、両先頭車に特急シンボルマークが残る事で人気の高いOM103編成だった。上野方の先頭車が、飾り帯の低いクハ183-1527となるので、後追いも撮影してみたのだが、お顔の部分に変な影が入ってしまい、泣く泣く没となった。

この後、赤べえ編成の特急「あいづ」を撮影するのだが、この列車に関しては、蕨ではなく、当初の予定通り、東十条に移動して撮影する事にした。実は、この日、弊ブログと相互リンクを組んでいるブログ、未来色スケッチのつぐみさんが、この「あいづ」に乗って東北地方へ旅立たれると言う事で、当初は上野駅へ見送りに行って弁当でも差し入れようか、なんて思っていたのだが、撮影の合間に行くには、時間が厳しく、結局は、東十条駅付近で撮影を兼ねてお見送りと言う事になっていた。

東十条には7時20分頃に到着。撮影ポイントへ向かうと、既に何人か先客の方が。そこで、持参した踏み台をセット。この日最初の踏み台使用だが、この日は、これから踏み台が大活躍する事になるとは、この時は思ってもいなかった。

完全に逆光なのだが、少しずつ曇ってきたため、「あいづ」通過の頃は、良い感じになるかなあと期待をしながら、まずは先行列車で練習。

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大宮総合車両センターの185系14連による特急「草津・水上1号」

「あいづ」に先行する形でやって来た185系14蓮による特急「草津・水上1号」。高崎線方面へ向かう185系も、今年でデビューから27年。そろそろ、後継車種の話が出てきてもおかしくない。気が付いたら引退・・・という事態にならないように、こうして日頃から撮影しておかないと。気が付けば、185系のスカートも大型化が進んでいるようだ。

185系通過から、およそ10分後。つぐみさんを乗せた「あいづ」が東十条付近に差し掛かった。

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一路、喜多方を目指して走る特急「あいづ」

出てこなくても良い陽が、「あいづ」通過の時点で出てきてしまい、側面は「赤べえ」のキャラクターは、殆ど写らなくなってしまった。これは再度撮影しなくては・・・

上野から約4時間かけて喜多方まで直通する特急「あいづ」。この後も、8月は7・8・28・29日に。そして9月も18~20、23日に運転される事になっている。さあ、この間にリベンジしなくては。

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コメント

 やはり「あいづ」の真っ赤な車体は目立ちますね。

 同じ週末に、この編成を会津で撮影をしました。
目的はこの編成ではなく、この編成が「あいづ」に
入ったために、本来の「あいづライナー」運用を代行
した583系だったのですが。

 東武直通の485系にも影響あるのですね。新青森
開業で青森の485系にも変動がありそうで、また
東日本の特急車状況が変わりそうですね。

投稿: GO | 2010/08/04 20:16

GOさん、コメントありがとうございます。

485系赤べえ編成が上京してくる時は、本来、赤べえ編成が使用される筈の「あいづライナー」には、583系が充当されているんですよね。私も、この代走運用の様子を撮りに行きたいと思っているんですが、なかなか機会がなくて。

やっぱり無理してでも行かないとなぁ・・・

投稿: TOMO | 2010/08/07 11:43

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