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高崎車両まつり会場へ

7月24日のお話。

この日は、祖母の49日法要の為、朝から高崎へと向かった。予想最高気温も37度の猛暑と言う事で、喪主ではありながら、礼服を着る気になれず、95%黒く見える夏物のスーツに半袖のYシャツ、黒のネクタイ、更に下着はユニクロのシルキードライと言う組み合わせで高崎へと向かった。そのせいか、幾分涼しく感じられ、炎天下の中の納骨も、何とか乗り切る事が出来た。

納骨を終えた後、高崎駅へ。駅ビルで昼食を摂り終えると、時刻は14時を過ぎたところだった。この日、高崎駅構内で、JR東日本・JR貨物共催のイベント「高崎車両まつり」が開催されていた。イベント自体は15時までと言う事で、まだ間に合いそう。先に湘南新宿ラインで帰宅する母を見送ってから、会場へと向かった。会場に到着したのは14時20分。事前に聞いていた情報では、14時30分までには入れれば良いと思い込んでいたのだが、ここで機関車の撮影会が14時30分終了という事実に気付く。残り10分。これは集中して撮影せねば。とは言うものの、37度の猛暑。肌がひりひりする位日差しが強い。こんな状況では、10分が限界かも。そんな事を考えながら、まずは日影になっている新幹線の高架橋の真下でカメラの準備をして、いざ撮影会会場へと進む。この時、私の服装は、黒のネクタイを外しただけで、まだダークグレーのスーツは着た状態であった。炎天下の撮影会場に進むと、5両の機関車が並べられていたが、ロープで仕切っている位置が機関車に近く、5両揃った状態での撮影は難しかった。そこで、2~3両ずつ撮影を進めて行く事に。

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「高崎車両まつり」会場で並んだEF65 501号機とEF65 535号機。

イベント会場で並んだ2両のEF65 P形。JR東日本所属の501号機には、昔懐かしい「富士」のヘッドマークが、そしてJR貨物に所属し、惜しまれながらも2008年3月に定期運用から離脱した535号機が、会場内で顔をそろえた。535号機には、最終運行時に掲出された惜別のヘッドマークが付けられたが、このマークそのものも、かつてのブルートレイン「富士」のヘッドマークのイメージに近い形のものなので、この501号機と535号機の並びは、ブルートレイン全盛期の頃を彷彿とさせるものであった。

P形同士の並びを撮った後は、レンズを調整して、EF60を入れた3並びを撮影してみる。

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EF60 19号機、EF65 501号機、EF65 535号機の並び。

EF60では唯一の現役機となる19号機を交えた3並び。EF60 19号機は、2007年より、国鉄色に改められて、高崎地区で活躍を続けているが、今年になってから第2エンド側のみ、ヘッドライトが原型に戻された。そして、EF60には御覧のように「試運転」のヘッドマークが掲出された。このヘッドマークは、以前、D51 498号機に付けられたもの。こうやってみると、EF60にもなかなか似合っている。

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EF55 1号機とDD51 842号機。

2009年1月に惜しまれながらも現役を引退した「ムーミン」こと、EF55 1号機。引退後も高崎に残り保管されていたが、今回、久し振りに高崎駅構内まで移動して展示された。まだ、これまでに何度かお召列車の牽引を担当した事があるDD51 842号機は、お召列車牽引時と同じく日章旗を掲出した状態での展示となった。

残り時間もあと5分に。それぞれの機関車を、今度は組み合わせや撮影場所を微妙に変えて再度撮影してみる。

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EF65 501号機と535号機を正面から。

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EF55 1号機とDD51 842号機を別角度から。

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EF60 19号機とEF65 501号機。

ここまで撮影したところで、時刻は14時30分を回った。撮影会終了を知らせるべく、EF65 535、EF65 501の汽笛が一斉に鳴った。そして、その汽笛を合図に、撮影会の後片付けへと入るのだが、集まったファンへの配慮と言う訳ではないだろうが、仕切っていたロープの位置が下がり、一瞬ではあるが5両の並びを撮る事が出来た。

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最後の最後で5両の並びが撮影できた。

この撮影を以て、高崎車両まつり会場より撤収。あまりの暑さから駅構内の飲食店へと逃げ込んだ。

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