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西武 トレインフェスティバル2010in横瀬 会場編

では、続いて会場編です。

吾野駅で、3011Fと38107Fの交換シーンを撮影した後は、後続の西武秩父行きで横瀬を目指す。巾着田関連で増結・増発対応が行われている中、乗車した西武秩父行き5011列車は、4両編成ワンマン運転の列車だった。

10時26分、横瀬駅に到着。早速、会場へと向かう。ホーム上から会場内を見渡すと、展示車両は、いずれもパンタグラフが下がったままだ。池袋からの臨時急行に使用された3011Fの入れ替えが終了次第、パンタグラフが上昇されるのだろうけど、このままでは、ちょっと不格好だ。会場へ向かう前に、駅前のトイレに立ち寄ってから向かった為、会場の入口に差し掛かったのは、横瀬駅到着から、およそ10分後の事であったが、もうこの時点では、展示車両のパンタグラフは上昇しており、まずは一安心。会場の入口で実施していた、携帯電話を使ったアンケートに協力した後、撮影を開始する。

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折り返しまでの間、横瀬車両基地内で展示された3011F。

トレインフェスティバル会場となった横瀬車両基地では、臨時列車に使用された車両の入替が終了すると、基地内の架線は一時的に電気を流さないようにしている。その為、この3011Fは、方向幕を「快速急行西武秩父」の状態で固定したままの展示となっており、この種のイベントでは定番となっている「方向幕グルグル」を期待しているファンには、少々物足りない結果となったようである。

3011Fを撮影した後は、電気機関車を撮影しながら、会場の奥へと進んで行く。

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今年も貴重な電気機関車が展示された。

今年も展示された貴重な電気機関車。各車両には、例年同様、撮影タイムが設けられており、各車両を、今年も1両ずつ撮影してみた。

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アメリカ生まれのE61。

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国鉄時代のED10 2に復元されたE71。

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イギリス生まれのE43。

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スイス生まれのE52。

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惜しまれながらも今年3月で引退したE31。

今年3月で現役を引退したE31は、つい先日、E32・33・34の3両が、第二の職場となる大井川鐵道へ旅立って行った。そして、横瀬車両基地には、保存目的で、トップナンバーのE31が残り、今回展示されたが、かつて4両在籍していた車両が、この場所に1両しか残っていないと言う現実を見ると、なんだか寂しく感じてしまう。

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貨車を連結した状態で展示されたE854。

私鉄唯一のF級電機として知られるE851は、ラストナンバーのE854が大切に保管されているが、今年は、このE854に2両の貨車(ワフ105+スム201)を連結した状態での展示となった。やっぱり、機関車は、何かを連結していると、生き生きした姿になる。

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E854の後ろに連なる、ワフ105+スム201。

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初代レッドアロー、クハ5503。

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横瀬車両基地内の入替作業に使用されているD16。

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モハ505。

1990年6月まで多摩湖線で運用されていた351系の生き残りであるモハ505。351系電車のさよなら運転の模様は、先日、弊ブログでも取り上げたばかりである。

さて、車両展示会場の先、物販コーナーのある検修庫を抜けて行くと、その先には、解体線があるのだが、その解体線上には、9月初めに、多摩川線から戻ってきた221Fが休憩室として停められていた。

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休憩室として開放されていた、元多摩川線用の221F。

この場所にいると言う事は、イベント終了後には、廃車の上、解体作業が始まる事になる。221F最後の雄姿を、カメラに収める事にした。運良く、クハ1221では、方向幕のグルグルサービスが行われていた。

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「国分寺~萩山」

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「国分寺~西武遊園地」

平日の夜間や野球開催日等に見られる多摩湖線の全線直通列車。この「国分寺~西武遊園地」の両駅表示の方向幕は。文字数が多くなり見辛くなるという判断なのか、殆ど使っているのを見た事がない。新101系のワンマン車も、更新前は方向幕が手動で、この両駅表示の幕が含まれていたのだが、西武遊園地行きの場合は、「西武遊園地」単独幕を表示しており、短い折り返し時間の間に、運転士が方向幕を一生懸命回す姿が良く見られた。

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「武蔵境」

多摩川線も、低運車は、通常「武蔵境~是政」の両駅表示を使用しているが、沿線の多摩川競艇のナイターが開催された際に、深夜の多摩川線に、是政発武蔵境行き臨時列車が運転された事がある。この臨時列車は、折り返し白糸台行きとなるため、中央線から乗り換えてきた乗客が、是政行きと間違いないようにという配慮なのか、このような姿で運転されていた。私も一度だけ撮影した記憶がある。

一通り撮影した後221F車内へと移動。

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クハ1222運転台。

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クハ1221車内。

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ぞろ目となるモハ222のプレート。

一通り撮影を終えて、この後は、いよいよ臨時列車の復路の撮影へと移るが、その前に30000系の高麗臨電を撮影する関係で、13時には会場を離れ、飯能へと向かう事にした。

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