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下り線が高架新線へ 西武拝島線萩山3号踏切付近を観察 その1

このところ、本業が多忙のため、ブログの更新頻度が低くなっております。それでも、毎日のように弊ブログをアクセスしてくださる方もいらっしゃるようで、いつもありがとうございます。

さて、2月26日の終電後より、27日の初電までの間、西武拝島線萩山~小川間、萩山3号踏切付近の下り線が高架新線へと切り替えられたのは、ご存知の方も多いかと思います。私の地元で行われた深夜の線路切り替え。これは当然見に行くしかない。そこで、今回は、この高架切り替え前、最後の下り線の記録と、深夜の高架切り替え工事の様子を、3回に分けてアップしたいと思います。まず、今回は、高架切り替えのおよそ1週間前。2月20日の萩山3号踏切の様子を取り上げたいと思います。

2月20日、私は、午後から外出した。最終目的地は、京王線沿線だったのだが、その前に、どうしても拝島線の萩山3号踏切の様子を確認しておきたかった。そこで、自宅から小川駅を目指し、徒歩で出発。その途中で、萩山3号踏切に立ち寄り、仮線区間を走る拝島線の列車を撮影する事にした。多摩湖自転車道を歩き、八坂駅付近より府中街道へ。自宅からおよそ15分ほどで、萩山3号踏切に到着した。既に先客が一人。邪魔にならないように撮影を開始する。まず最初にやって来たのは、上り電車だった。

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20102Fによる拝島快速西武新宿行き。

日中の拝島線の速達列車、拝島快速。もうすっかり見慣れた存在になったと思うが、萩山在住の私にとっては、出来れば、萩山駅にも停まっていただきたいなあと思う列車である。この場所では、4両程度しか写らないものの、いずれは、現仮下り線のところを撤去して、新上り線の高架工事が始まる訳で、この場所ですっきりと撮影できるのも、近い将来不可能となる事から、上り列車も合わせて撮影する事にした。

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209系三鷹車 東京総合車両センター入場回送を撮影

2月21日のお話。

午後から仕事で外出する事になった。ちょっと時間があったので、たまには吉祥寺で昼食を摂ってから現地へ向かおうと思い、西荻窪駅では緩行線のホームへと上がった。ホームに上がると、ちょうど2番線には、総武線直通の津田沼行きが入線してきたのだが、その向こう側、上り快速線を、回送列車がゆっくりと通過して行く電車が見えた。よく見ると、帯の色は黄色。つまり、中央・総武緩行線用の車両だ。急いでカバンの中からカメラを取り出してホームの端へと移動。撮影する事にした。

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快速線を行く209系500番台車(左)とE231系津田沼行(右)

左側の快速線を走る209系500番台車は、京浜東北線大井町駅付近にある東京総合車両センターへ入場する為の回送列車である。東京総合車両センターでは、首都圏の各路線を走る209系・E217系・E231系・E233系の検査を担当しており、中央線沿線の三鷹・豊田の車両基地の車両も、検査入場の際は、新宿経由で回送されるが、その入場回送が、西荻窪駅を昼休みの時間帯に通過するように設定されており、これまでにも、何度かこのようなシーンを見かけた事がある。ただ、いずれも昼食を摂る為に駅周辺を歩いているときだった事が多く、こうして撮影出来たと言う事は、殆ど無かったが、今回は、たまたまカメラを持っているときに、西荻窪駅のホームで目撃できたこともあり、撮影する事が出来た。コンデジでの撮影のため、決して良い画像ではないが、快速線を走行する209系と、緩行線を走行するE231系が並んだシーンを押さえる事が出来た。

弊ブログ内関連記事
2007年6月15日付記事 E231系三鷹車 山手貨物線を走る

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183・189系国鉄特急色編成で運転された「ホリデー快速河口湖1号」を撮影

2月19日のお話。

新宿駅と富士急行線の河口湖駅を結ぶ快速列車「ホリデー快速河口湖号」。普段は、豊田車両センターに所属する「あずさ」色を纏った189系M50編成を使用して運転されているが、専用編成が1編成しかない為、この編成が検査等で運用に就けない場合は、他の車両での運転となる。

そのM50編成が、この度、大宮総合車両センターに入場する事になった。鉄道ダイヤ情報3月号によると、2月19日から3月21日までの土曜・休日に運転される「ホリデー快速河口湖1・2号」には、田町車両センター所属の183・189系H61編成が充当される事になった。この編成、大宮発着の「ホリデー快速河口湖3・4号」に使用される事が多く、富士急線内では見慣れた編成であるが、新宿発着で運転される「ホリデー快速河口湖1・2号」に充当される機会は、そう多くない。

そこで、田町車充当初日となる2月19日の朝は、出勤時に、「ホリデー快速河口湖1号」を撮影する事にした。これまで、出勤時に「ホリデー快速河口湖号」を撮影する場合は、逆光を承知の上で、吉祥寺や西荻窪で撮影する事が多かったが、朝起きると、外は曇り空。これは光線状態を気にせず撮影が可能となる。それでは、今まであまり撮った事がない場所にしよう。撮影場所として選んだのは、東小金井駅だった。この駅を選んだ理由は、2番線からの撮影であれば、絶対に被られないからである。東小金井駅到着後、早速、先行の八王子行きで練習してみると、なかなか良い感じだ。立ち位置も決まって、あとは「ホリデー快速河口湖1号」の通過を待つばかり。8時34分、国鉄特急色の183・189系がゆっくりと東小金井駅を通過した。

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東小金井駅を通過する「ホリデー快速河口湖1号」

普段運用されている、豊田車両センター所属の旧あずさ色189系M50編成とは異なり、この車両には、「ホリデー快速河口湖号」の専用ヘッドマークが用意されていない。その為、御覧のように、ヘッドマークは「快速」表示での運転となる。まあ、その分、塗装が昔懐かしい国鉄特急色となっている訳だが、窓の大きさが一部異なっていたり、正面にシンボルマークが無い等、往年の姿とは異なる部分も多い。とは言え、183系・189系も徐々に姿を消しつつある存在。いつまで活躍を続けるか解らないだけに、こうやって撮影できる機会があれば、積極的に記録していきたい。そう思っている。

東小金井駅での撮影はこれにて終了。この直後に入線してきた東京行きに乗り込み、西荻窪へと向かった。

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空港アクセス特急から東武直通特急へ転身 253系1000番台 品川駅にて車両展示会開催

さて、三連休中日となった2月12日は、品川駅にて、253系1000番台車の車両展示会が開催された。

253系は、皆さんご存知のように、昨年6月まで「成田エクスプレス」として運用されていた車両。新型のE259系に置き換えられて、2002年のワールドカップ開催に合わせて増備された200番台車2編成を除き廃車となったが、その200番台車を、東武鉄道直通特急用に転用する事になり、4月16日からの営業運転開始に合わせて、東急車輛と大宮総合車両センターにて改造が進められていたが、東急車輛で改造工事を担当したOM-N02編成が一足早く完成し、昨年の12月23日に出場。各地で試運転を繰り返していた。今回、品川駅で展示されたのも、このOM-N02編成である。

この日、私は午前中仕事をしていた。昼過ぎに西荻窪の職場を出発し、一路品川へ。車両展示会は9番線で開催されていると言うが、展示会の会場となる9番線に入るには、いったん改札を出場し、並ばないといけないと言う。13時10分、知人と待ち合わせをして、改札を出場。先に食事を済ませた後、列の最後部へと並ぶ。当初は、かなり待たないといけないかと思ったのだが、実際には、10分ほどで入場する事が出来た。

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品川駅9番線にて展示された、東武直通特急用車両、253系1000番台。(車内見学終了後に8番線から撮影)

9番線への階段を下りると、目の前には、神橋を再現したのだろう、小さな赤い橋のオブジェがあった。それを見て、253系1000番台車の塗装に採用された、赤と朱の意味を思い出した。

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つかの間の雪景色

2月11日と12日のお話。

建国記念の日から始まる3連休。私の周りでも、この3連休を利用して、旅行に行かれている方が多いのだが、私は、この時期、本業が多忙なため、11日はほぼ終日仕事。12日も午前中は仕事をしており、3連休らしさは味わえない。この仕事をやっている以上、2月に3連休の気分を味わうのは、夢のような話だと諦めている。

さて、この3連休は、日本列島各地で天気が大荒れ。首都圏も大雪の可能性があるとされ、2月12日に予定されていた西武鉄道の小手指車両基地での「バレンタインイベント」も中止となってしまった。実際に、連休初日の11日から12日にかけて雪が降ったが、うっすらと雪化粧した程度で、殆ど積もらなかった。

11日夕方、仕事を終えてから帰宅しようと西荻窪駅へと向かうと、バラスト部分はうっすらと雪化粧していた。ちょうど、EOS7Dも持参しているし、この分なら20分ぐらいは撮影できそう。そう思い、ホームの吉祥寺方へ移動。雪景色の中を走る中央線の電車を撮影する事にした。

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一路新宿へ向かう特急「かいじ116号」

撮影準備が整った後、最初にやって来たのが、E257系による特急「かいじ116号」だった。この列車は甲府始発だが、同じ車両を、松本方面からの「あずさ」でも使用しているので、この車両自体は、普段から雪の中を走る機会は多い筈。それだけに、雪との組み合わせは珍しくないのだが、撮影場所が西荻窪と言う事で、有り難く撮影する事にした。

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お陰様で400万HIT達成!

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きましてありがとうございます。

2004年9月6日にスタートした「TOMOの鉄日誌」は、お陰様で、本日、立ち上げから約6年5ヶ月で400万HITを達成致しました。ここまで続けてこれたのも、弊ブログを応援してくださった皆様のお陰です。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

通常ですと、節目達成の時には、その数字に合った形式の車両の写真を取り上げておりますが、今回は400ではなく、その先を見つめると言う事で、この車両の画像を取り上げたいと思います。

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西武新宿線武蔵関~東伏見間を行く401系電車。(撮影日不明)

と言う訳で、今回は昔懐かしい西武鉄道401系電車にしてみました。

西武鉄道401系電車は、1964年、吊り掛け駆動方式で製造された411系電車を、1978年以降に、高性能化及び冷房化のより改番されて誕生した形式ですが、実は411系も401系も、過去に同じ形式が存在した為、この形式では、どちらを名乗っても2代目と言う事になります。401系への改造後は、主に、新宿線系統で活躍していた701系・801系の増結用として運用されましたが、1997年2月までに、全車両が廃車。しかし、2両編成と言う事が幸いしてか、廃車後も、全ての車両が上信電鉄・三岐鉄道・近江鉄道へ譲渡されました。

この2代目401系、全部で19編成存在しましたが、425F以降からは、801系電車と同様、雨どいの高さが高い張り上げ車体になっています。写真の編成も、張り上げ車体となっていますので、後期型の車両と言う事になりますが、良く見ると、扉の窓がHゴム支持となっていることから、427Fのようです。(張り上げ車体で扉の窓がHゴム支持の車両は427Fのみ。)この編成は、数ある401系の中でも、私にとってお気に入りの編成でした。

401系車両の引退から、早いもので14年が経過。月日の経つスピードが、歳を増すごとに早く感じます。

今後とも「TOMOの鉄日誌」を、どうぞよろしくお願いします。

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がんばれ受験生!関東バスの受験生輸送

たまにはリアルタイムに。2月8日のお話。

荷物挟まりの影響で、7分ほど遅れて運転していた中央線快速電車で西荻窪に着くと、改札口の前に、東京女子大学の案内板を持った人を発見した。今日は東京女子大学の入学試験の日。早速、北口のバス乗り場の様子を見に行ってみた。

東京女子大学の入学試験の日は、毎年、関東バスが臨時便を増発して受験生輸送に当たっている。ちょうど目の前には吉祥寺行きが停車しており、まもなく出発と言うタイミングであった。そして、この吉祥寺行きに続いて、すぐ後ろ、上石神井駅行きバス停付近にも、後続の吉祥寺行きとなるバスが到着。前の便と殆ど間隔が無い事から、どちらかが臨時便なのだろう。とりあえずカメラを向けてみる事にした。

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西荻窪駅前に停車中の吉祥寺駅行バス。

吉祥寺行きとして停まっていたバスは、3扉の車両。かつては、この地域で当たり前のように見られた3扉のバスも、現在では、バリアフリーに対応したノンステップ車に置き換えが進み、見かける機会も減少。近々引退との話も聞く。毎年、東京女子大学の受験生輸送の観察は行っているが、こうして3扉の車両が使われているのを記録するのも、今年が最後となるのかもしれない。

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別の角度からもう一度。

この界隈の路線バスは、通常前乗りであるが、受験生対策で、この日は中ドア(後ろのドア)も乗車用に開放。例年同様、東京女子大学までの往復きっぷ(350円)を、西荻窪駅構内で販売して対応していた。

今回は、あまり時間が無かったので、この1台しか観察していない。その為、かつて見られた「がんばれ受験生!」のメッセージが貼られているバスは確認していない。ただ、武蔵野営業所管内では、「がんばれ受験生!」メッセージ付きバスを見たとも聞いているし、もしかしたら、車内からなら見える位置に貼ってあるバスもあるのかもしれない。昨年も、車内に「がんばれ受験生!」のメッセージが貼られていた、青梅街道営業所のバスを目撃している。

さて、例年だと、東京女子大学の受験生への応援メッセージは、関東バスだけが行っていたのだが、今年は、JR東日本からも、ささやかな応援メッセージが用意されていた。

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改札前に掲出された「合格祈願」の横断幕。

もう10年以上、西荻窪駅を利用しているが、この「合格祈願」の横断幕を見たのは、今年が初めてだと思う。しっかりと「西荻窪駅員一同」と書かれているのが良い。緊張しながら西荻窪駅に降り立った受験生達も、まずは、この「合格祈願」の文字を見て、勇気付けられた事だろう。

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さよなら京王6000系 競馬場線の2連を撮影する

1972年から39年間に亘って活躍を続けてきた京王電鉄の6000系車両が、2011年3月を以て、全車両引退する事になった。

既に、8両編成の車両が引退し、2011年1月現在で残っていたのは、2両編成3本と4両編成1本のみ。相模原線のATC化が完了している今となっては、残された活躍の場は、競馬場線と動物園線、そして細々と残された朝ラッシュ時の9000系の増結運用。しかも競馬場線は、土曜・休日ダイヤだと2両編成は運転されないと言う事もあり、記録するには平日がベストと言う事になる。しかし、平日は仕事もあるし・・・

と言う事で、まずは競馬場線で最後の活躍を続けている6416Fと6417Fを、仕事終わりに東府中駅に立ち寄って撮影する事にした。ちょうど1月14日から、競馬場線の6000系に、引退記念のヘッドマークが掲出されることもあり、これは急いで記録しなくてはならない。1月20日の夜、新宿での野暮用を終えた後、東府中駅に立ち寄って撮影する事にした。この日、競馬場線の運用に就いていたのは、6000系デビュー当時のカラーを纏った6416Fだった。

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引退記念ヘッドマークを掲出し、競馬場線の運用に就く6416F。

ちょうどタイミング良く入線してきた6416F。乗務員室内に貼られている「相模原線進入不可」のシールが目立つ。

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下り方先頭のクハ6866側からも撮影。デハ6416とはデザインの事なるヘッドマークを掲出。

最後まで残った6000系の2連は、新宿方の先頭車のみスカートが取り付けられ、下り方の先頭車は、御覧のようにスカートが無い状態。パンタグラフを無視すれば、下り方の先頭車の方が、昔のイメージに近い。私自身も、このカラーだと、やっぱりスカートなしの方が良いかなと言う気がする。

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EF64 37+12系+EF64 1001の団臨を撮影する

1月22日のお話。

確定申告シーズンが近い事もあり、この日も土曜日ではあるが、4時間ほど仕事をした。移動中、携帯で鉄道目撃情報SNSを眺めていると、EF64 1001+12系+EF64 37と言う組み合わせの団臨が、中央線を下って行ったとの情報を知った。新宿から中央線を下ったとの事で、当然の事ながら複々線区間も走行している。これは見てみたかった。ところが、この列車、鉄道雑誌には掲載されていない。情報通な方達に質問したところ、夜、新宿に戻ってくる事を知る。その道中、塩山・猿橋・相模湖で纏まった停車時間があるとの事。この日は、EOS7Dも持っているし、ならば、そこへ行って撮れば良いじゃないか。16時で仕事を終えた私は、そのまま三鷹駅から特急「かいじ」に乗り込み、一路塩山へと向かった。

17時55分、塩山駅に到着。列車が到着した時、薄暗いホーム上では、特急列車から降りてきた乗客の他、ホームの中程に数名の鐵道ファンが待機している状態しか確認できなかった。やっぱり塩山まで来るファンは少ないのか。この時はそう考えていた。しかし、特急列車の乗客がいなくなった後、ホームの東京方を見ると、数えきれないくらいの鉄道ファンが、雛壇を作っているのが確認できた。これは大変だ。その直後、「甲斐」と言うヘッドマークを掲出したEF64 37号機を先頭にした12系の団臨が2番線に到着。私もホームの東京方に移動するが・・・

塩山駅、実は、エレベーター設置工事が進められており、ホームには工事用の資材が所々に置かれ、狭くなっていた。その狭くなっているホーム上に、ファンが雛壇を作っているのだから大変な話である。明るいレンズを使っていた事もあり、さっさと撮って避難しようと思ったのだが、その雛壇を見て、思わず足が停まってしまった。どうしよう。動けない。早く撮って戻ろう。そう思うと、後ろから人が来る。もう先に進むしかない。そんな時、列車の警備をしていたボランティアの方達が誘導してくれた。何とか人込みの中に侵入。

どうも、この塩山駅では、団臨に乗っているファンの人も撮影をするらしく、それで混雑が激しかったようだ。団臨は20分間停車するのだが、停車時間が残り5分近くなって来たところで、乗客は車内に戻って行ったため、人も少なくなった。少なくなってきた頃を見計らって、こちらも撮影を開始する事に。

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塩山駅に停車中のEF64 37+12系+EF64 1001による団臨。 

EOS7DのISOを2500から3200程度まで引き上げて、手持ちで撮影した為、あまり良い画像とは言えないかもしれないが、それでもヘッドマークを掲出した茶色のEF64が、12系を牽引していると言う事を記録するには、充分かなと個人的には思っている。

この後、団臨を出発まで見送り、改札を出場。帰りも特急にしようかなと思ったが、ちょうど普通列車しか無い時間帯だった。再びPASMOで入場し、駅の売店で缶ビールを購入。入線してきた高尾行き普通列車は、ボックス席が1人で占領できるほどの乗車率だった事もあり、早速ビールを飲んだ。この先、団臨を猿橋と相模湖で撮影出来る事は解っていたが、もう塩山駅の状況を味わってしまったら、とても降りて撮るという気力がなくなってしまった。団臨を撮った事よりも、久し振りに115系のボックス席にゆっくり座って、缶ビールを飲めた事の方が嬉しくもあり楽しかったと言えるだろう。

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江ノ電に乗る

1月15日のお話。

さて、北鎌倉で下車した後は、仏像を巡って散策。お目当ての仏像を見学した後、鎌倉駅方向へと歩き、昼食を摂った。そして、午後からは1日乗車券を購入し、江ノ電に乗る事になる。

江ノ電、私にとっては、実に久し振りだ。どうも調べてみると、2007年9月22日以来の訪問のようだ。この日、私のカバンの中には、以前編集協力した江ノ電写真集を持参していた。とりあえず、この写真集に乗っている場所を、何カ所か訪れて、昔の写真と比較してみる事になった。早速、停車中の電車に乗車し、向かった先は極楽寺である。

極楽寺、この駅の近くには検車区もあるが、今回訪れたのは、駅の鎌倉方にあるトンネルの入り口付近。ここの陸橋上から撮影されている写真があり、同じアングルで比較しようと言うことになった。まずは、トンネルの入り口から出てくる電車を撮ろうと待機していると、背後から鎌倉行きの電車が極楽寺駅に到着した。到着した電車を見て、思わず道路の反対側に移動。極楽寺駅に停車中の電車を撮影してみた。

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極楽寺駅に停車中の鎌倉行。

極楽寺駅に到着した鎌倉行は、御覧のように最新鋭の500形が先頭だった。丸みを帯びたデザインは、かつて運用されていた初代500形を意識しての事だそうで、2006年に第1編成が登場。第2編成が2008年に登場し、現在は2編成が活躍中である。

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後追い。

後ろ2両は1編成のみ存在の、レトロ風電車10形であった。

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