広島更新色EF64 1047号機が先頭に立った89列車を撮影
では、ここで4月24日に遡ります。
午前中は、西武鉄道の芝桜臨を中心に撮影をしていた私。ふと携帯で情報を収集していると、隅田川駅から武蔵野線・中央本線経由で北長野へと向かう89列車に、JR貨物広島車両所で更新工事を受けた、EF64 1047号機が先頭に立っているとの情報が入った。一度は撮りたいと思っていた広島更新機。これは撮りに行かなくては。私は、この列車を撮るべく、武蔵野線の新座へと向かう事にした。
JR貨物のEF64は、現在、0番台と1000番台に関係なく、愛知機関区に集中配置されている。その為、岡山機関区に所属していた伯備線用の1000番台車も、現在は愛知機関区の所属となった。所属は一本化されたとは言え、首都圏を中心とした高崎運用、伯備線の岡山運用と分かれているが、1000番台に関しては、運用が共通化できるよう、従来、岡山に配属されていた車両も、首都圏へ乗り入れできるように、ATS-PFを取り付けたり、重連総括の整備を受けた。その為に、今回、広島車両所更新タイプの車両を首都圏でも見られるようになったのである。
新座駅へは、89列車通過のおよそ30分前には到着。下りホームの西船橋方には、89列車狙いと思われるファンが、この時点で5人ほどいた。この駅は、緩いS字カーブとなっている為、広島更新色の違いを強調するため、機関車が手前に来た所を引き付けたかったので、ホームの先端より電車の扉2つ分位内側に待機することにした。
89列車通過直前までは、人も少なめだったのだが、通過3分前になったら一気に人も増え、何と私の前にも数名が入って来た。まあ、それでも撮影には支障がないと思っていたのだが、一番最後に入って来た人が、コンデジで撮っているのか、手だけが線路方向に入ってくる。その為、狙っていた位置に車両が来ると、どうしても手が入ってしまうと言う状況になってしまった。出来るだけ出ないようにお願いしようとするにも、既に時間がない。どうしようかと思っている間に、89列車が来てしまった。
広島更新色1047号機を先頭に、北長野へと向かう89列車。
結局、前に入った人の手を入れないようにするため、避けて撮影すると、当初予定していたベストポジションに来た時は、貨車が数両切れてしまうと言う結果に。この時、都合6枚撮影したのだが、編成全体が綺麗に入ったのは、なんと最初に撮影した1枚のみ。1枚でもモノになってくれたから良かったものの、これで1枚も撮れていなかったら、まさに「骨折り損のくたびれ儲け」と言ったところだった。
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