名古屋地区の貨物列車を撮影する 後編
では、名古屋地区の貨物列車撮影記の後編です。
武豊線内まで貨物列車を撮りに行ったものの、撮影地への道に迷い、結局、半田埠頭行きの貨物列車は撮れなかった。仕方なく、キハ25だけを撮影して、東海道本線へと戻る。途中、名古屋で昼食を摂り、次の目的地である木曽川を目指す事に。その途中、乙女坂へ向かう石灰石輸送列車が、この後に続いている事を知り、木曽川の一駅手前となる尾張一宮で下車し、撮影する事にした。
尾張一宮到着後、上りホームへと移動する。この頃から、雲行きが怪しくなった。とりあえず、ホームの先端に向かおうとしたその時、大粒の雨が降り出して来た。そこで、ギリギリまで屋根のあるところで待機する事に。そして数分後、機関車のライトが見えてきたので、少しだけ前進して撮影に臨んだ。
EF64 1024号機が牽引する乙女坂行き5783レ。
更新色のEF64 1024号機が牽引する矢橋工業のホキ。この日、矢橋工業のホキは3度目の撮影であるが、やはり、この貨車には、EF64が似合う。
撮影後、私は後続の列車で木曽川へと移動する。ここでは、とある列車を撮影するため、駅から撮影地へと移動してみたが、あまりの雨に撮影を断念。再び駅へと戻ってきた。
そして、この後、悩んだ挙句、清州へ移動。ここで、貨物列車の撮影をする事にした。ちょうど、この辺りは、関西本線、中央本線から稲沢に向かう貨物列車も通過するため、本数も多く、様々な列車が撮れると言う点でも有り難い。清州駅到着後、最初に来た列車は、こんな列車だった。
DD51 856号機が牽引する塩浜行き3084レ~75レ。
これから関西本線へと入っていく塩浜行きの貨物列車。この列車は、南松本発で、中央本線から関西本線へ直通する列車だが、その際に、いったん稲沢へ向かい、ここで機関車を付け替えして折り返す事になっている。
3084レ~75レの通過から、およそ4分後、今度はこんな列車がやって来た。
EF210-125号機が牽引する、越谷貨物ターミナル行き1058レ。
新鶴見機関区のEF210が牽引する列車。行先も見慣れた行先と言う事で、何となく親しみのある貨物列車だった。
そして、およそ7分後の事。今度は反対側から、こんな列車がやってくる。
四日市発稲沢行き5380レ。
DD51 893号機が牽引する、四日市からの5380レには、DD51の次位に、DE10が連結されていた。おそらく、四日市駅構内で入替に使われていた車両だろう。
その後、今度は名古屋駅に移動し、こんな列車を撮影した。
EF64 1039号機が牽引する、東藤原行き5767レ~5383レ。
フライアッシュ・炭酸カルシウム輸送列車の5767レ~5383レ。この列車も、大府~稲沢間の牽引機が、改正後はEF64に変更された。なお、早朝に稲沢から大府へ向かう便に就いては、DD51が牽引するようになったと聞いている。
この列車を以て、この日の貨物列車の撮影を終了とした。
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コメント
TOMOさん・・・・・・・・・・・・・・・、撮影された写真を拝見させていただいた瞬間、体中に電気が走るような思いをし、絶句してしまいました。
ただ懐かしいだけでは片づけられませんね。EF64 1024号機、なにか見覚えのあるナンバーだと思い、自分のライブラリをもう一度確認したら、あったんです!自分も1024号機を撮った写真が!!しかも、単機ではありません。安善へ返送する米タンを従えて拝島駅で待機している写真でした。遠く名古屋の地でもかつての働き場所と同じ仕事をしているとは・・・。これは1024号機の宿命なのかも知れませんね。
投稿: 村木雄一 | 2011/06/14 22:35
村木雄一さん、コメントありがとうございます。また、コメント返しが遅くなりまして申し訳ございません。
愛知機関区のEF64の1000番台車、その殆どが、高崎機関区に在籍していた車両ですので、かつては青梅線でも活躍していた事のある車両が殆どでしょう。過去に撮影した事のある車両ですと、新天地での活躍シーンと比較してしまいますね。今回の改正で新たに登場した矢橋赤ホキの運用は、まさに過去の実績からの抜擢としか思えませんね。仰る通り、EF64の宿命かもしれません。
投稿: TOMO | 2011/07/03 00:26