西武 多摩湖線で四季の電車「秋」(251F)が営業運転
現在、西武多摩川線では、101系低運転台車に代わる車両として投入された新101系リニューアル車を、1編成ずつ、四季の電車と称して、沿線の府中市の児童が描いたデザインを車体にラッピングして運転しているが、多摩川線に投入された新101系のうち、247F、249F、251Fの3編成の床材は、国土交通省が指摘した、火災対策の基準に満たない床材を使用しているため、交換が必要となった。その第一弾として、247Fが、昨年12月に本線側に帰還し、床材交換を実施。今年7月9日の甲種輸送で多摩川線に帰還するまで、約半年間、我々の目を楽しませてくれた。
この時の甲種輸送で、247Fに代わり、251Fが本線側に帰還。すぐに武蔵丘検修場へ入場し、床材交換を実施。7月31日に出場した。その251Fが、本日、8月3日より多摩湖線での営業運転を開始した。まずは、朝の出勤時に、同編成を萩山駅で撮影してみた。
床材交換を終えて、多摩湖線での営業運転を開始した四季の電車「秋」こと251F。
この251Fは、中間の2両に武蔵境自動車教習所の広告がラッピングされており、府中市の児童達が描いた絵がラッピングされた先頭車と合わせて、4両全てがラッピング車となっている。
萩山駅1番ホームに停車中の251F。
季節は夏であるが、多摩湖線には一足早く秋到来!と言う状況である。
さて、多摩湖線での営業運転を開始した251F「秋」編成。今回は8月20日から21日にかけて、多摩川線の甲種輸送が実施され、この編成が、すぐに多摩川線へ帰還される可能性が高い事から、多摩湖線での記録も集中して行う事にした。とりあえず、朝は、萩山駅での撮影のみとし、夕方、早めに職場を出て多摩湖線沿線へ。まずは、一橋学園で待機する事にした。
一橋学園駅に進入する251F。
多摩湖線の運用は3日周期となっており、初日と3日目の夕方は、西武遊園地まで行く運用となる。まずは、一橋学園で撮影した後、続いて、萩山駅へ移動。今度は、直通電車の特徴でもある萩山駅3番ホームからの出発シーンを撮影する事に。
萩山駅3番ホームを出発。国分寺へ向かう251F。
この後、西武遊園地へ先回りし、ここでも251Fを記録する事に。半年間、多摩湖線で過ごした247Fは、西武遊園地駅での記録をしていなかった。251Fでは、こう言う事が無いように、思い立った時に撮影しようという考えである。
西武遊園地駅で出発を待つ251F。
そして、この251Fで萩山へ戻る事に。萩山駅に到着後、この並びを撮影してみた。
萩山駅では245Fの西武遊園地行きと交換する。
この日、西武遊園地直通の相棒、つまり運用3日目の車両は、一足早く、多摩湖線での営業運転を開始した白一色の245F。多摩川線並みの白同士の交換シーンが、早速実現した。
こうして、多摩湖線での営業運転を開始した251F「秋」編成。もしかしたら短い秋となってしまうかもしれないが、その分、しっかりと記録して行こうと思う。
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