西武新宿線 入間川花火大会開催に伴う臨時列車を撮影
では、引き続き8月6日のお話。
所沢駅で2069Fを見送った後は、西武新宿線の下り列車に乗り込み、狭山市へと向かった。この日、西武新宿線は、小江戸川越花火大会及び入間川花火大会と、2つの花火大会があり、夕方から夜にかけて、花火大会の見物客で賑わった。西武鉄道では、入間川花火大会の終了時刻に合わせて、西武新宿線狭山市駅始発の上り臨時列車を2本増発して対応した。今回、狭山市駅に出向いたのは、この臨時列車を撮影するためである。
所沢から本川越行きに乗り、狭山市駅に到着すると、上りホームには、ちょうど1本目の臨時列車となる急行西武新宿行きが停車していた。
狭山市始発急行西武新宿行きに充当された20102F。
狭山市駅は、西武新宿方に下り線から上り線に入る為の渡り線が設置されている。平日朝、狭山市始発の各駅停車西武新宿行きが2本設定されているが、これらの列車も、狭山市駅まで回送されてきて、この渡り線を使って上りホームに入線し、折り返していく。今回の臨時急行も、実は新所沢始発の急行西武新宿行き2818列車の前延長となっており、この渡り線を使って上りホームに入線している。御覧頂いている画像でも、西武新宿方先頭車であるクハ20102が、テールライトを点けた状態で停車している事からも、回送されて間が無い事がお解りいただけるかと思う。
そして、この列車から約1時間後、2本目の臨時列車である各駅停車上石神井行きが入線してきた。
2本目の臨時は、各駅停車上石神井行き。
各駅停車上石神井行き、確か2533F+2525Fだったと記憶している。この日は、西武ドームでプロ野球の公式戦が開催されており、この列車も、実は西武球場前発の本川越行き臨時列車に使用された車両を、本川越到着後、狭山市まで回送し、ここから花火大会帰りのお客さんを乗せて、上石神井まで運転すると言うものであった。
入間川花火大会に伴う臨時列車。実は、毎年運転されているものらしい。機会があれば、また来年も観察してみようと思う。
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コメント
記事の主旨から外れるかもしれませんが西武電車の顔を代表する箇所として「ヘッドライトが丸い」という部分があると思っているのですが……どうでしょう?20000系のデザインはいつ見ても違和感があるのですが、ヘッドライトをみると「ああ西武の電車なんだな」と安心してしまったりします。
投稿: G3 | 2011/08/17 21:46
G3さん、コメントありがとうございます。
確かに、仰る通り、西武の車両のデザインを見ていますと、正面のライトの形状は、丸型の物が多く、それが西武の車両の個性とも言えるかもしれませね。
投稿: TOMO | 2011/08/24 17:47