« 9月9日の悪夢 駅の階段で転倒 | トップページ | 相互乗り入れに向けて一歩前進 東急5050系4000番台車が小手指車両基地へ »

西武 多摩湖線で四季の電車「夏」(249F)が営業運転

現在、西武多摩川線では、長年活躍してきた101系低運転台車両に代わり、新101系ワンマン対応車が4編成投入され、これら4編成は、「四季の電車」と称して、沿線の府中市の児童達が描いたデザインを、車体にラッピングして運転されているが、ラッピング車両として送り込まれた車両の床材は、国土交通省が指摘した、火災対策の基準に満たない床材を使用している事から、当該編成を、甲種輸送により本線側に帰還させ、床材の交換を進めている。既に「春」(247F)と「秋」(251F)の交換は終了し、多摩川線に復帰しているが、今回、その代わりとなる249F(夏)が、本線側に帰還された。

249Fは、帰還後すぐに武蔵丘検修場に入場し、床材交換を実施。9月13日夜には玉川上水車両基地に回送された。その249Fが本日、9月15日より、多摩湖線での運用を開始した。まだ、先日の怪我の痛みが消えない状況ではあるが、地元の多摩湖線の話題と言う事で、コンデジで撮影してみた。

Img_s1554s

床材交換を終えて、多摩湖線での営業運転を開始した四季の電車「夏」こと249F。

この249Fは、先に床材交換を実施し、多摩川線に復帰した251Fと同様に、中間2両は武蔵境自動車教習所のラッピングが施されており、府中市の児童達が描いた絵がラッピングされた先頭車と合わせて、4両全てがラッピング車両となっている。

Img_s1557s

国分寺駅7番ホームに停車中の249F。

多摩湖線運用初日となった9月15日は、とても暑い1日であり、まさに249Fに相応しい夏のような1日であった。

さて、多摩湖線で営業運転を開始した249F。今回も、10月1日から2日にかけて甲種輸送が計画されており、251F同様、多摩湖線での営業運転は、本当に一時的なものと考えられる。そこで、今回も短期集中的に記録をしていかなくてはならない。まずは、萩山駅3番ホーム停車中の所から撮影を開始した。

Img_s1561s

萩山駅3番ホームで出発を待つ249Fの国分寺行き。

本来であれば、3番ホームからの出発シーンを撮りたいところではあるが、さすがにコンデジで記録するのは難しい為、今回は停車中のシーンのみ撮影した。

この後、私は西武遊園地へ先回り。ここでも249Fを撮影する。

Img_s1565s

西武遊園地駅に到着した249F。

まずは、到着シーンを撮影。続いて、クハ1249側からも撮影してみた。

Img_s1570s

到着後、すぐに国分寺行きとして折り返す。

この249Fの国分寺行きで帰宅する事にして、空いている車内を歩き、最後部車両へ移動する。車内には乗客の姿は殆どなく、西武遊園地出発時点で、3号車と4号車の乗客は私以外誰もいなかった。そんな空いている車内だからこそ、朝は気がつかなかった、こんな物に目が行ってしまった。

Img_s1572s

4号車クハ1250の停車駅案内。多摩川線仕様のままだった。

車内に貼られている停車駅案内図。本来、多摩湖線で運用に就くのであれば、新宿線の停車駅案内図を貼るべきところではあるが、車内にあったのは、多摩川線仕様のもの。この事からも、この編成が短期間で多摩川線に戻る事が予想できるが、同じく短期間多摩湖線を走った251Fは、どうだったかなあと考えてしまった。この辺りは、見過ごしていたかもしれない。

Img_s1579s

萩山で263Fの西武遊園地行きと交換。

そして、萩山駅での263Fとの交換シーンの撮影を以て、249F多摩湖線運用初日の記録を終了とした。

こうして、多摩湖線での営業運転を開始した249F「夏」編成。たぶん「遅れてきた短い夏」と言う事になってしまうと思う。まだ左肩が痛む為、デジタル一眼レフが持てないが、コンデジで可能な限り、記録して行こうと思う。

2011年9月19日追記
249F車内に貼られていた多摩川線の路線図は、9月16日の時点で西武鉄道全線の路線図に貼り変わっているのを確認。

この記事より下記ブログへトラックバックを送信しています。
でんしゃ観察レポートさん

| |

« 9月9日の悪夢 駅の階段で転倒 | トップページ | 相互乗り入れに向けて一歩前進 東急5050系4000番台車が小手指車両基地へ »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:西武」カテゴリの記事

コメント

多摩湖線の"夏"は短そうなのですね、スナップ程度で良いので多摩湖線での姿を記録に留めたい・・休みの日に時間を取ってTOMOさんのお膝元にお邪魔しレンズを向けてみましょう。
2M2Tワンマン仕様車では唯一となった257Fの今後も気になるのでもう少し捉えておきたいし・・でも私って間が悪いのです、狙った車両が庫で寝ていたりして。(苦笑)

投稿: 9PARA | 2011/09/16 11:14

多摩川線の路線図、新しい仕様が貼りだされていたのは多摩川線内でも気づかなかった気が・・・

投稿: neko | 2011/09/16 20:18

夏編成と入れ替わりに多摩湖線のどれかが武蔵丘に送られた見たいですが263Fだけ張り替えでしょうか?
残りの編成も床が抵抗器の熱で焼けているので263F以外も張替えられそうな感じがします

投稿: トレイン | 2011/09/17 16:37

263fですが夏編成と入れ替わりに武蔵丘へ送られる予想が見事にハズレ11/19日の午前中に運用についているのを確認しました。もしかすると4M以外の2M2Tの
257か261のどれかが入場した可能性があります

投稿: トレイン | 2011/09/19 11:37

トレインさま>
横から失礼いたします。こっしーと申します。

今回の101系ワンマン車の床材張り替えの一連の貴殿の書き込みですが、ご自身の予想と、事実関係と、他者からの情報とが、ごちゃごちゃになっていると感じました。

ご自身の予想であればそれを明記し、事実であればそれも書き(いつ、どこで、どんな状況だったか具体的に)、他者からの伝聞であれば、その旨も明記する。西武鉄道関係者から聞いたことであれば、ここで書いて良い旨、正式に許可を得たことも明記する。

これらの整理ができていない文章で投稿されておられるので、非常に分かりづらい。正直、どこまで事実なのかすらわかりません。

せっかくTOMOさんがこのような場を設けて下さっているわけですから、最低限のマナーは守って、皆が不快な思いをしないで済むように心がけていただきたいと存じます。

管理者では無いのに、このような事を申し上げて失礼いたしましたが、閲覧者の意見として、お聞き入れいただけましたら幸いでございます。同じ感想を持たれている方って、私だけでは無いと思いますよ。

TOMOさま>
出過ぎたまねをしてしまいました。お許しくださいませ。

投稿: こっしー | 2011/09/19 19:42

皆さん、コメントありがとうございます。

>9PARAさん
249Fですが、実は西武ドームのプロ野球公式戦との絡みも有り、15日から運用に就いたものの、翌16日には入庫してしまい、2日休んだ後19日から営業運転に就いています。しかし、明日20日も、西武ドームでナイターがある事から、再び強制入庫してしまう可能性が高く、249Fは、どうも運用に恵まれていません。秋編成よりも更に「短い夏」になってしまうことは確実なようです。運用3日目にある小平乗り入れを経験しないまま、帰ってしまうと言う事だけは避けてほしいものです。

>nekoさん
確か、低運車の頃は、多摩川線の路線図って、もっとイラストの入った味のある物でしたよね。たぶん、四季の電車シリーズになった時点で、このタイプに変わったのだと思いますが、私も多摩川線では確認していなかったです。

>トレインさん
既に、こっしーさんもコメントで書かれていますが、弊ブログは、お陰様で多くの方が閲覧されています。記事だけではなく、このコメント欄も多くの方が閲覧されていますので、コメントの内容に関しましては、弊ブログの読者の皆様への配慮も宜しくお願いします。

以下、多摩湖線ユーザーから見た、車両運用の流れを申します。トレインさんが運用から外れたのではないかと仰っていた263Fは、18日から運用に就いています。また257Fと261Fに関しても、同じく18日には運用に就いていました。さらに245Fに関しても、17日に運用に就いていた事は確認しています。もともと、4編成体制の頃でも、2~3日運用に就かなかったと言う事は有りましたので、私の場合、入場したかどうかについては、3日ぐらい様子を見てから判断するようにしています。また、今現在、多摩湖線の車両は、249Fを含めて5編成体制となっていますが、3編成使用と言う条件は変わっておりません。よって、3日運用2日休みと言う体制が基本になっているのではないかと思われます。ただし、運用3日目と西武ドームでの平日ナイター開催日が重なった場合は、そのまま入庫せず、あと2日間運用に就く為、ローテーションが崩れます。その点も考慮して判断する必要も有りますね。

>こっしーさん
いつもTwitter等でお世話になっております。また、今回は、トレインさんへのコメントありがとうございました。弊ブログでは、皆様に気軽にコメントしていただけるように、特に規制は設けず、トラックバックも同様の扱いとしております。お気づきの点がございましたら、助言を頂ければ幸いです。今後とも、弊ブログをどうぞ宜しくお願い致します。

投稿: TOMO | 2011/09/19 23:33

「お詫び」すいません。知的障害があるのでどうしても気を付けるようにはしているのですが自覚症状がないもので
こうした指摘がしていただくと本当に助かります。
今後の改善にと障害の壁を背負いながらも努力していきますので今後もお付き合いさせていただきたいと思います。結局入場ではなかったんですね。多摩湖線は全編成
張替えられるのでしょうか?257や261を見ると抵抗器のある床の焼けが酷くそこの部分だけ張替えられているのを確認出来るかと思いますが

投稿: トレイン | 2011/09/27 10:53

トレインさん、コメントありがとうございます。また、コメント返しが遅くなりまして申し訳ございません。

障害の事については了解しました。弊ブログは、多くの鉄道ファンの方に御覧頂いています。皆さん、「鉄道が好き」と言う事は共通していますが、性別・年齢はバラバラです。障害の事も、鉄道が好きだと言う事が共通していれば、ここに集まる皆さんとも、共存できる方法はいくらでもあると思いますよ。これからも、弊ブログを宜しくお願いします。

あと、多摩湖線に残る257F・261Fの床材についてですが、奇数モハの抵抗器の真上の部分の焦げ目が目立ったために、その部分だけを交換しました。その後、259Fが多摩川線への転属前に入場し、塗装を白にしましたが、その際にも床材は手を付けませんでしたから、257F・261Fも、暫くはそのままの状態ではないかと、私自身は予想しています。

投稿: TOMO | 2011/10/04 21:24

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 西武 多摩湖線で四季の電車「夏」(249F)が営業運転:

» 西武1249F「夏」編成、11年9月19日は走っていました [でんしゃ観察レポート]
2011年9月19日(月・休日)の14時すぎ、萩山駅電留線に1249F「夏」編成 [続きを読む]

受信: 2011/09/19 20:05

« 9月9日の悪夢 駅の階段で転倒 | トップページ | 相互乗り入れに向けて一歩前進 東急5050系4000番台車が小手指車両基地へ »