２０１１年９月３日撮影の貨物列車

さて、団臨「特急やまびこ」の撮影に出かけた９月３日は、貨物列車も多数撮影している。今回は、この日撮影した貨物列車を取り上げます。まずは、同日昼前、大宮駅で撮影した貨物列車から。

大宮駅６番線に進入する３０９０列車。

最初に撮影したのは、高崎線の貨物列車。大宮駅で高崎線からの貨物列車を撮影する場合は、４番線側から撮影するのだが、この日は、ある列車を狙っていた為、４番線ではなく６番線からの撮影となった。結果的には、私の勘違いで、狙っていたものは撮れなかったのだが・・・まずは石油返空の３０９０列車。ＥＦ６４　１０１５号機牽引だった。

配６７９４列車。

続いて配給６７９４列車。この日の配給列車は、ＥＦ６４　１００９号機の牽引。空コキにタキと、配給列車らしい編成だった。

配給列車通過からおよそ８分後の事。４番線に列車接近放送が掛かる。私が寝らていた列車がいよいよ接近かと思っていたのだが、やって来たのは、ＥＨ５００が牽引する貨物列車だった。

大宮駅に進入するＥＨ５００－２３号機牽引の貨物列車。

この日は、台風１２号の影響により、各線で遅れや運休が出ていた。牽引機から判断して、おそらくは、山手貨物線を経由して名古屋貨物ターミナルへ向かう３０８６列車ではないかと思われるが、３０８６列車だとして、約３０分遅れでの運転となる。

ＥＨ５００－２３号機側面に貼られた東北復興スローガン。

東北地方太平洋沖地震発生後、東北本線を走る仙台総合鉄道部のＥＨ５００形１５両に、東北復興を祈願したスローガンが貼られている。スローガンは、共通メッセージの「がんばろう東北」と、青森・岩手・宮城・福島の東北４県のそれぞれのメッセージが貼られており、今回、私が撮影した２３号機には、岩手県のメッセージ「つなげる・つながる　まごころ　いわて」が貼られていた。

この後、２０３系の配給列車を追い掛けて武蔵野線へ。

ＥＦ２１０－１２３号機牽引の貨物列車。

西国分寺駅を１３時４０分頃通過した貨物列車。新鶴見機関区所属のＥＦ２１０－１２３号機牽引の列車なのだが、貨物時刻表を見たところ、該当列車不明。おそらくは、この列車も、悪天候の影響で遅れが乗していたものと思われる。

そして、この後、昼食休憩を挟んで、武蔵野線・京浜東北線と乗り継ぎ北浦和へ。撮影したのはこの列車。

ＥＨ５１０－５０８号機牽引の安中貨物。

この日の安中貨物は、トキ２５０００も交えた長編成。最近では、安中貨物用のタキ１５６００形の後継車であるタキ１２００の量産車も落成し、少しずつ営業運転に投入されており、タキ１５６００形の処遇も気になるところ。ちなみに、機関車の方も、この５３８８列車～５７８１列車に関しては、田端信号所で機関車交換が行われるようで、常磐線の線内と、田端から先、安中までの牽引機が異なるという現象が起きているらしい。ただし、車両は共にＥＦ５１０なので、あまり変化は見られないかもしれないが、どちらかにカシオペアカラーの５０９・５１０号機のいずれかが入れば、同じ列車が違う列車のようにも撮影する事が出来る。

この後、地元に戻りながら、東所沢駅に立ち寄り撮影する事に。

ＥＦ６５　１１０１号機牽引の７４列車～２０７８列車。

隅田川発東京貨物ターミナル行き、７４列車～２０７８列車。ＥＦ２１０の進出が目立つ武蔵野線の貨物列車だが、この時間帯は、国鉄形車両の牽引列車が続く。

ＥＦ６４重連による隅田川発北長野行き８９列車。

お馴染みＥＦ６４重連牽引による８９列車。この日は更新機の重連によるものだが、連なる機関車の向きが逆向き同士に連結されているのが解る。ＥＦ６４の重連を見ると、この向きで連結されている事が多い。何か法則があるのだろうか？

ＥＦ６５　１０６９号機牽引の７６列車。

鹿島スタジアム（神栖）から来る東京貨物ターミナル行き７６列車。同じ鹿島スタジアム（神栖）から来る貨物列車としては、７２列車も武蔵野線を経由して東京貨物ターミナルまで運転されていたが、現在は、新小岩操車場止まりとなってしまった為、夕方、鹿島線からの貨物列車は、この７６列車のみとなってしまった。

この７６列車の撮影を以て、この日の撮影を終了とした。