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相互乗り入れに向けて一歩前進 東急5050系4000番台車が小手指車両基地へ

悪夢の階段転倒から一週間が経過。皆様からの励ましのコメントには本当に感謝しております。右足の脹れも、だいぶ和らいできまして、歩くのも楽になってきました。

歩くのが楽になれば、リハビリと称して、どこかへ行きたくなる不良患者。3連休初日となった9月17日は、病院で検診を受けた後、小手指車両基地へと向かった。既に、ご存知の方も多いかと思うが、現在、小手指車両基地には、東京メトロ副都心線と東急東横線との相互乗り入れ開始に向けた準備として、東急5050系4000番台車(以下4102Fと表記)が入線し、深夜に試運転が実施されている。西武鉄道の車両基地に東急の車両が来ていると言う事実を、自分の目で確かめてみたかったのだ。

病院最寄駅から、バリアフリーを考慮した移動方法でのんびりと小手指へ。すると、運悪く雨が降り出して来た。傘をさして歩く事は出来るが、出来れば雨の中は歩きたくない。20分ほど待機し、小降りになったところで、車両基地へ向けて出発。一歩ずつ確かめるように、ゆっくりと歩き続ける。10分ほど歩いたところで、雨が上がって来た。有り難い。そして、お目当ての東急4102Fは、検修庫の中にいた。

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相互乗り入れへ向けてまた一歩前進。ついに東急4102Fが小手指へやって来た。

小手指へやって来た東急4102F。出来れば、もっと撮り易い位置に停まっていてほしかったが、西武鉄道の車両基地の検修庫にいると言うのも、そう見られるものではないと思うし、上手い具合に、検修庫の外に留置している池袋線で活躍中の9000系と、東京メトロ副都心線との乗り入れ用、更に将来的には東急東横線にも足を延ばす事になるであろう6000系を絡めて撮影する事が出来たから、これはこれで良しとしよう。

ちなみに、検修庫内の4102Fは通電しており、行先表示も「快速元町・中華街」を表示していた。西武鉄道の快速は青色だが、この4102Fの快速はオレンジ。確か、以前、東急田園都市線で走っていた快速も、種別のカラーはオレンジだったと記憶している。おそらくは、東急仕様の「快速」を表示しているのだろうけど、相互乗り入れが開始された後は、西武鉄道線内でも、このオレンジの「快速」が使われるのか、あるいはフルカラーLEDの本領を発揮して、西武鉄道と同じ青色の「快速」が出るのかも気になる。

さて、小手指へやって来た4102Fは、9月17日終電後にも、西武線内で試運転を実施した模様。となると、翌日になれば、車両の留置場所も変わるのではないか。そう思い、夕方、小手指車両基地へ行ってみた。前日同様、ゆっくりと一歩ずつ車両基地へと歩いていく。すると、4102Fは前日とは違う場所に留置されていた。まずはこんなシーンから撮影してみる。

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東急4102Fと西武4000系の出会い。

留置場所が悪く、双方のお顔を並べて撮影する事は出来なかったが、東急4102Fの隣には、西武鉄道の4000系が留置されていた。西武鉄道の4000系は、全車両、武蔵丘車両基地の配属となっており、通常、小手指車両基地にはいない。何らかの理由で、小手指車両基地に来ていたものと思われる。東急の4000番台車と、西武の4000系。4000番台の数字を名乗る車両同士が、こんな形で顔を合わせていた。

更に先へと進む。何とかして、東急4102Fのお顔を撮りたいと思っていたのだが・・・

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東急4102Fと西武4000系の並びを強引に撮影。

御覧のように、入替用のアントが留置されていたり、木が埋まっていたりで、これが限界だった。

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東急4102Fと西武101系との出会い。

続いて、飯能方の先頭車となるクハ4102を中心とした撮影に切り替えてみる。上手い具合に、背後には、狭山線の折り返し運脳に就く為に出庫して行く101系281F+285Fが入ってくれた。

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281F+285Fとの連結部分と合わせて撮影してみる。

この後、留置中の4102Fを隅々まで見てみる事に。

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車体に貼られていた発泡スチロール。

元住吉に行った東京メトロ7000系と同様に、車体には発泡スチロールが貼られていた。

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クハ4102の台車。特殊な車輪に交換されている。

クハ4102の特殊な車輪。PQ輪軸試験台車という特殊なものだそうで、試運転時のみに使われるものだそうだ。

この撮影を以て、小手指車両基地に留置中の東急4102Fの観察を終了。小手指駅へと戻った。

おまけ

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9月17日夕方、小手指車両基地上空に虹がかかった。

雨が降った後、急速に晴れてきたせいか、この日、綺麗な虹が小手指車両基地の上空にかかっていた。こんなに綺麗な虹を見たのは、いつ以来かな?暫し見惚れてしまった。

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