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臨時快速「富士山トレイン117」を撮影

さて、3461列車を撮り終えた後は、小田原から新幹線に乗り換えて三島へ。そこから、更に東海道本線の普通列車に乗り換えて、向かった先は富士川。

JR東海静岡支社では、1月28日から3月4日までの土曜・休日に、静岡~御殿場間で臨時快速「富士山トレイン117」を1往復運転している。列車名が示すように、大垣車両区の117系S9編成「トレイン117」を使用した観光用列車で、3号車「ウィンディスペース」から、美しい富士山を眺めてもらおうと言うのが狙いの列車である。

大垣車両区の117系は、国鉄時代の1982年に登場し、名古屋地区の快速列車を中心に運用されてきた。現在では、313系の増備により、廃車も始まっているが、今でも名古屋周辺の快速列車の運用が残されている。

そんな117系だが、これまでに、団臨で静岡まで入線した事があるのは、自分でも記憶しているが、静岡以東での運用実績は記憶にない。「トレイン117」は、沼津から御殿場線に入るが、東海道本線をあと一駅、三島まで行けば、兄弟車両とも言える185系とも顔合わせが出来るんじゃないか?と言うところまで来てしまった。普段は走行しない区間での117系の運転。改造車とは言え、これは是非記録しておきたい。とは言え、この日の天候状況からして、おそらく富士山と117系との組み合わせは撮れなそうだが、「トレイン117」自体、走行区間により、姿を変えて運転しており、今回もなかなか派手な装い。「トレイン117」の記憶だけでもと思い、撮影に向かった。

700系「こだま」と313系の普通列車を乗り継いで富士川駅に到着したのは、「富士山トレイン117」の通過およそ10分前の事。早速、富士川駅を下車し、駅の静岡方にある踏切へ移動する。この踏切からは、運が良ければ、背後に富士山が入り、「トレイン117」と富士山とのコラボが気軽に撮れるのだが、残念ながら富士山は厚い雲の中。まあ、この時間帯に順光で撮れる場所で思い付いたのが、ここしか無かったというのが本音。

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富士川駅を通過し、静岡を目指す臨時快速「富士山トレイン117」

残念ながら、富士山は顔を出さなかったが、117系S9編成「トレイン117」の静岡遠征バージョンはしっかり撮る事が出来た。「トレイン117」自体の撮影は、2011年4月に撮影した「水都大垣トレイン」以来の事であるが、当時の記事をご覧いただくと、今回の「富士山トレイン117」とは違った装いでの運転であることがお解りいただけるかと思う。

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「ウィンディスペース」となっているモハ116-45。

3号車、ウィンディスペースとなっているモハ116-45を撮って、「富士山トレイン」の撮影を終了した。この後、富士川駅から、東海道線の上り列車に乗り込み、いったん吉原で下車。構内にいたワム380000を眺めた後、再び三島駅から新幹線に乗り込み、東京へと戻った。

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