あさま色183・189系で運転 「あずさ81号」を撮影
ゴールデンウィークも後半戦に突入。4連休の初日となった5月3日は、生憎の空模様となってしまった。
祝日の木曜日・・・と言う事で、まずは米タンの撮影に行こうと出かけたが、なんと米タンはお休み。事前に5月1日午後の米タンが、単機だったと言う情報は掴んでいたので、仮に運転されたとしても、横田からの返空は単機で、夕方の横田行きが有るかどうかという事になるだろうとは睨んでいたが、拝島にDE10が留置されているかどうかを見るまでは、何とも諦めがつかなかったので、実際に、拝島へ行き、自分の目で確かめた。
単純に、拝島だけで帰ってしまうのは勿体ない。このまま、どこかへ出かけよう。そう思いながら、八王子方面へ行き、模型店等を覗いていたのだが、午後から中央本線で、あさま色車両を使用した臨時特急「あずさ81号」が走ること思いだす。特急運用が無くなった183・189系だが、このゴールデンウィーク期間中は、中央本線の臨時特急運用に入る事になっており、既に、午前中には、旧あずさ色や国鉄特急色車両で運転される「あずさ71・75号」が運転されていた。しかし、旧あずさ色車両も国鉄特急色車両も、ヘッドマークから「あずさ」は外されていて、なんとも味気ない「特急」幕での運転。しかし、あさま色車両には「あずさ」幕が残されており、塗装こそ違うが、「あずさ」の主役として走っていた頃の姿が少しだけ蘇ってくる事から、私自身は、あさま色車両で運転の「あずさ」の方が好きだ。
と言う訳で、午後は、この「あずさ81号」を撮影する事にした。どこで撮ろうかと悩みながら、八王子で昼食。最初は上野原へ行く事も考えたが、雨が降ったりやんだりと言う事で、ホーム上から撮影が可能な相模湖駅での撮影に決めた。
八王子から高尾行きの電車に乗り、更に終点の高尾駅から、長野色の115系電車に揺られて1駅。相模湖駅に到着すると、雨は小降りになっていた。既にホームの東京方には、この列車を狙うのか、6名ほどの鉄道ファンが待機していた。私は、望遠レンズを装着し、彼等の位置から10メートル程後ろに待機。先行するE257系で構図を確認。本番に備えた。
13時45分頃の事。あさま色車両の「あずさ81号」が相模湖駅を通過した。
相模湖駅を通過する「あずさ81号」
この日、「あずさ81号」に充当されていたのは、長野総合車両センター所属のN101編成。先頭車は、183系のATC車で構成されており、かつては、そのATC機能を生かして、横浜線経由の「はまかいじ」にも充当されていた。東京方の先頭車、クハ183-1528は、飾り帯の低い珍車であるので、後追いもしてみたが、上手く撮れなかった。
さて、この「あずさ81号」の通過直前に、相模湖駅上り本線隣の側線、4番線と言うのだろうか。上りの回送列車として、こんな車両が入線してきた。
旧「あずさ」色を維持している幕張車両センター所属の183系マリ31編成。
マリ31編成の回送。この日は、このマリ31編成も、「あずさ71号」として、久し振りに特急運用に入った。この回送列車は、「あずさ71号」の折り返しで、同列車は、相模湖駅で約30分ほど停車し、後続の特急列車や普通列車を先に通した。出来れば、2番線に入線し、「あずさ81号」との並んでほしかったが、2番線には、「あずさ81号」の通過の後に、115系の普通列車が入線する事になっていた為、停車時間を考慮し、この線に入線した者と思われる。正面の幕が「快速」となっているのは御愛嬌。
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