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愛を探す列車の旅 西武鉄道「鉄コン特急」運転

お待たせいたしました。そろそろ、ブログの更新も通常モードに戻します。書きたい事は、沢山あるんですが、前の記事が別れの話でしたので、まずは出会いの話から。と言っても、私に新たな出会いが有った訳ではないのですが・・・

婚活。最近では、ドラマのネタになるなど、まさに婚活ブームとも言えるだろう。少子化対策の一環と言う考え方も有り、今や地方自治体でも婚活を積極的に支援しているが、この度、近畿日本ツーリストが「愛を探す列車の旅 鉄コンin秩父」と言うツアーを企画した。同ツアーは、西武鉄道の特急「レッドアロー」を貸し切って、池袋~西武秩父間を1往復し、秩父では、街歩きや縁結び神社で知られる秩父神社での恋愛成就特別祈祷等のイベントを行うと言うもの。募集人員は20代から40代までの独身の男女300名と言う事で、38歳、未だ独身の私も、参加資格は有った。

合コンならぬ鉄コン列車。おそらく、使用されるレッドアローには、特別な装飾は無く、「臨時」幕だけでの運転と言う事になるのだろうけど、とりあえず、この列車の記録だけはしておこう。そう思い、6月9日の朝、池袋駅の出発時刻だけをメモして、家を出発した。

当日は、あいにくの雨模様。これでは、どこで撮っても同じかなあ。この時は、軽い気持ちでいた。まずは所沢へと向かうが、ここで、ホーム上の案内表示機を見て、ある事実を知る。それは、鉄コン列車よりも定期の特急列車の方が、先に所沢を出ると言う事。ろくにダイヤも確認していなかった私だが、鉄コン列車は、定期特急列車よりも先に池袋を出発する事は確認していた。それが、所沢の時点では、順序が逆転している。と言う事は、どこかで特急同士の退避が有ったことになる。しまった。車両への装飾ばかりを考えていたが、普段見られない光景を撮ると言う事も大事な記録ではないか。自分の愚かさに反省。

気を取り直して、撮影地へ向けて移動する。外は雨模様と言う事もあり、あまり表には出たくない。所沢で出会った某ブログの管理人さんは、小手指で撮影されると言う事で、私はそれよりも先の駅へ。何も考えず降りたのは仏子だった。しかし、この駅は、上り・下りホームともに、池袋方に上屋がなく、傘をさしての撮影となる。う~ん、武蔵藤沢辺りにしておくべきだったか。

通過する瞬間だけ傘をたたんで撮影に臨む事にした。まずは、定期の特急列車で練習。

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仏子駅を通過する特急「ちちぶ9号」

鉄コン特急よりも後に池袋を出発した「ちちぶ9号」。清瀬辺りで追い越して来たのかと思ったのだが、後で調べてみたら、練馬駅で鉄コン特急を追い越したらしい。う~ん、練馬に行くべきだったか。

そして、「ちちぶ9号」通過からおよそ5分後のこと。「鉄コン特急」が仏子駅にやって来た。

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仏子駅を通過する「鉄コン特急」

この日、出会いの場として活躍したのは、レッドアロークラシックこと、10105F。撮影時にちらっと見たところ、車内の座席は向かい合わせにしており、参加者同士、自己紹介をしていたのだろう。中には、盛り上がっているように見えた車両もあった。

さて、仏子駅で鉄コン特急を撮り終えた後は、6月30日のダイヤ改正で消滅となる新宿線の拝島快速等の撮影に回ったが、鉄コン特急の事も気になり、同列車を撮影した知人らに状況を確認したところ、普段の特急列車とは異なり、入間市駅も通過だったとの事。これは、記録しておくべきだった。そう思い、夕方、再び鉄コン特急の撮影に出かける事にした。発表されているダイヤから逆算し、入間市駅は18時過ぎの通過と判断。17時45分頃、入間市駅へと向かう。すると、4番ホームの発車案内機に「通過」表示を発見。どうやら、鉄コン特急は、特急ホームの5番ホームではなく、4番ホームを通過して行くようだ。そこで、下りホームの3番ホーム池袋方に陣取って、コンデジを使用し、動画を録る事にした。

入間市駅4番ホームを通過する「鉄コン特急」(注:動画ですので音が出ます!)

あまり期待はしていなかったのだが、運良く(?)、下りの特急「ちちぶ27号」が到着。「☆(ほし)のある町 秩父 長瀞」号として運用中の10107Fが充当されており、レッドアローのネタ車同士の並びを見る事が出来た。

この後、入間市駅から上りの特急「ちちぶ38号」に乗って、「鉄コン特急」を追跡する。途中、清瀬で追い越す事が出来た。これで、池袋の到着シーンを撮る事が出来る。

池袋駅到着後、急いで改札口へ向かい再度入場。7番ホームに到着する「鉄コン特急」を出迎える事にした。

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池袋駅7番ホームに到着する「鉄コン特急」

ここでの狙いは、レッドアローの縦列停車を撮影する事。既に特急ホームには、私が入間市から乗車した「ちちぶ38号」が停車しており、折り返し「むさし33号」となる為に整備中。ツアーのお客さんが降りて来るまでの僅かな時間を利用して、縦列停車シーンを撮影した。

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特急ホームには「むさし33号」が停車しており、レッドアロー同士の縦列停車が見られた。

お客さんが降りて来るまでの数秒が勝負。朝から雨が降っていた事も有り、ホーム上は滑り易くなっていた事から、入線シーンを撮った場所から、「回れ右」をした状態で撮った為、こんなシーンしか撮れなかったが、とりあえず、特急車両が同一ホーム上に2編成並んでいる事はお解りいただけるかと思う。

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役目を終えて、折り返しは回送列車。

「鉄コン特急」に使用された10105Fは、池袋到着から僅か5分ほどで、池袋駅を回送列車として出発した。私は、「むさし33号」に続いて出発する準急所沢行きで帰宅したが、その際、東長崎で10105Fの回送列車を追い越す事が出来た。そして、所沢駅で新宿線へと乗り換えるが、新宿線の接続列車が遅れていた為、待ち時間の間に、5番ホームを通過して行く10105Fの回送列車を見る事が出来た。特急用車両が所沢駅5番ホームを通過する事も、それほど多くは無い為、これも撮っておくべきだったかなと、新宿線の列車を待ちながらそう感じた。

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