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安曇沓掛で大糸線の列車を撮影する

さて、信濃大町で、I氏とともに「リゾートビューふるさと」を下車したあとは、駅構内の蕎麦屋で昼食を摂り、松本行の普通列車に乗車。向かった先は、安曇沓掛駅である。

安積沓掛。大糸線の列車と、雄大な山々を入れて撮れるということで、昔から有名な撮影地として知られている場所である。しかし、この日の天候からして、山を入れての撮影は不可能。それならば、列車メインの撮影に方針を変更。まあ、気楽に撮れるだろうと思って現地に向かったのだが・・・

駅から歩いて5分ほど。撮影地付近に到達すると、線路の近くには、伸び放題の草。もう標識すら隠してしまうのではないかというくらい成長した草に、I氏とともに言葉を失う。とりあえず、信濃常盤方向に向かって歩くと、ようやく、撮影できそうな場所を、2箇所見つけた。とりあえず、列車の編成の長さに合わせて場所を移動することで、2箇所の撮影地を上手く使い分けることにした。

準備が整った頃、最初にやってきたのは、この列車だった。

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115系N10編成による松本行普通列車5328M。

大糸線の普通列車には、主力車両としてE127系が存在するが、一部の普通列車には、このように115系が運用されている。特に、この日は、所定E127系の列車にも、115系が充当されているものがあった。青春18切符シーズン突入による増結手配のための車両変更なのか。あるいは、節電対策のため、篠ノ井線へE127系が進出したことによる車両変更なのか、真相は定かではない。

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リゾートビューふるさと号に乗車する

7月22日のお話。

前日より長野県内をうろついていた私。その目的は、「リゾートビューふるさと号」に乗車すること。しかし、前日からの大雨の影響により、列車が運休になってしまったことについては、このブログで触れてきた。で、21日夜に開かれたオフ会の席で、翌22日に、「リゾートビューふるさと」に乗るリベンジオフをやることが決まり、オフ会終了後、長野駅のみどりの窓口へ直行。私を含めて6名が、長野~南小谷間の指定券を購入した。

そして、一夜明け22日朝のこと。起きた時は曇り空だったが、雨は降っていない。早速、宿泊先である東横インのロビーで朝飯を食べた後、支度をして長野駅へ。発車5分前にホームに行くと、メンバーはほぼ揃っていた。指定された2号車へ行くと、思ったよりも空いている。この列車は、長野から大糸線の南小谷まで、松本経由での運転である。終点、南小谷まで行くと約3時間。途中で、観光用の停車時間などもあるから、あまりスピードは比較できないが、長野市内から大糸線沿線へは、信濃大町駅を経由し大町温泉郷へ行く高速バスがあり、時間も1時間少々。お値段もお手ごろな価格と言うことで、おそらく、鉄道で行こうという人は、そんなに多くない筈である。指定席券は、そこそこ売れているようだったが、本格的に乗ってくるのは、松本からと言うことなのだろうか?

出発後、車掌及びリゾートアテンダントより、沿線の見所などの案内放送が流れる。リゾートアテンダントは、2名が乗務しており、車内放送から車内販売、さらには記念撮影のシャッター押しなど、旅のサポートをしてくれる。

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篠ノ井線姨捨付近を行く「リゾートビューふるさと号」(2011年5月22日撮影)

列車は、出発からおよそ20分少々で、最初の見所である姨捨付近に差し掛かる。篠ノ井線の稲荷山~姨捨間は、日本三大車窓の一つとも言われる区間だそうで、進行方向左側の車窓には、善光寺平が広がっている。そして、最初の停車駅となる姨捨駅に到着するが、この姨捨駅進入も見所の一つ。この駅は、スイッチバック方式の駅となっており、まずは一旦松本方の引き上げ線へ入線。そして、ゆっくりとバックして姨捨駅に入線する。

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松本駅でE257系付属編成を撮影する

さて、前の記事でも触れたように、7月22日は、予定を変更して、前日運休となって乗れなかった、「リゾートビューふるさと」に乗る事になった。この件は後日ご紹介するとして、この列車が松本駅で17分間停車する際、こんなシーンを撮る事が出来た。

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松本駅で切り離され、クモハE256を先頭に車両センターへと戻るE257系の付属編成。

中央本線の主役、「あずさ」「かいじ」用として活躍するE257系電車。2001年より登場したE257系は、それまで、中央本線の「あずさ」「かいじ」に運用されていた183系・189系を置き換える形で登場している。当時、「あずさ」「かいじ」には、11両編成で運転する列車と9両編成で走る列車と、編成の長さが2種類あり、この事から、代替となるE257系にも、9両編成の基本編成の他に、11両編成にする為の付属編成が5編成製造された。この付属編成は、単独での営業運転は全く行わない事から、新宿方の先頭車は、非貫通型のクハE257が用意されたが、2号車となるクモハE257に関しては、松本駅や車両センター内での入替作業時に先頭に立つだけなので、運転台も簡易的なものが用意されており、御覧のように、正面のデザインも簡素なものとなっている。

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新宿方先頭の1号車は、御覧のように見慣れた非貫通型のデザイン。

今回、松本駅で撮影したのは、千葉から南小谷へと向かう「あずさ3号」でのお話。この列車は、千葉~松本間を11両編成で運転するが、付属編成は松本止まりとなり、大糸線内は3号車から11号車までの9両編成での運転となる。その為、付属編成は切り離された後、松本車両センターへ回送されるが、その際に、2号車のクモハE256の簡易運転台が使われ、僅かな距離ではあるが先頭に立つ。E257系登場から11年が経過して、初めて、このクモハE256のお顔を撮影する事が出来た。

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「リゾートビューふるさと」に乗るつもりが・・・

今日は、オフ会に出席するため、長野に来ています。

オフ会の内容は、JR東日本のハイブリッド式リゾート車両、HB-E300系を使用した快速列車「リゾートビューふるさと」に乗車するというもの。「リゾートビューふるさと」は、長野~南小谷間を松本経由で運転するもので、今回は、南小谷から長野に向かう列車に乗車。更に、その前に、大糸線を走る臨時列車も撮影すると言う、まさに、撮影と乗車の両方を楽しむものだった。

しかし、前日からの長野県内大雨の影響により、なんと、列車は運休。夜の懇親会のみが長野で開催されることになった。せっかく、このオフ会に出席するために、中央本線経由で長野入りを企てたのに・・・

結局、「あずさ」で松本まで行き、美味いそばを食べた後、松本電鉄(アルピコ交通)上高地線を乗り潰して長野へと向かった。

さて、お目当てのHB-E300系だが、本日は、「リゾートビューふるさと」の運用終了後、長野~姨捨間運転の臨時快速「ナイトビュー姨捨号」に使用されることになっており、この列車に関しては、予定通り運転された。せっかくなので、懇親会出席前に、この列車を撮影することにした。

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長野駅を出発する「ナイトビューふるさと」

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後追い。

長野駅での撮影ではあるが、HB-E300系を撮影出来たことで、少しだけ気分が晴れたと言うことはなく、結局、翌日の「リゾートビューふるさと」に乗ると言うリベンジオフを開催することが決定した。明日こそは、乗ることが出来るだろうか。

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西武多摩湖線 萩山~西武遊園地間でもワンマン運転の準備が始まる

このところ、夏風邪気味で、なかなかブログが書けない状態になっていました。書きたい事、書かなくてはいけない事は山のようにあるのですが、今、地元で大きな変化が始まっていると言う事で、この話題から触れておきたいと思います。

先日、twitterのフォロワーさんより、多摩湖線の八坂・武蔵大和・西武遊園地の各駅に、ワンマン運転用のテレビモニターが設置されたと言う話を聞いた。多摩湖線では、1998年より、国分寺~萩山間でのワンマン運転を開始。基本的に、同区間内の全列車がワンマン運転となったが、西武遊園地直通列車に関しては、萩山~西武遊園地間では車掌が乗務していた。この方式は、西武遊園地直通運転が増発された、今年6月30日のダイヤ改正以降も続いていたのだが、今回のダイヤ改正では、平日朝の萩山駅の切り離し作業が廃止される等、拝島線・多摩湖線の運行形態の変化も出てきており、もし、萩山~西武遊園地間でも、ワンマン運転を始めるとなれば、更なる運行形態の変化も予想できる。

そこで、7月9日から10日にかけて、帰宅途中に西武遊園地まで足をのばし、各駅の現在の状況を、この目で確認してきた。

まずは八坂駅から。

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西武遊園地方に設置された運転士用のテレビモニター。

御覧のように、下り列車の停止位置目標付近に、テレビモニターが設置されていた。今のところ、列車とは90度違う向きに向いているが、実際に使用される頃には、向きも所定の向きに直される事になる。

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同じく八坂駅の萩山方ワンマン運転用モニター。

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萩山方のモニターの内部を見てみる。まだテレビは設置されていない。

萩山方のモニターは、ホーム上に設置されている為、その中身も良く見る事が出来たが、御覧のように、まだテレビそのものは設置されていない。従って、まだカバーのみの段階で、これは、武蔵大和・西武遊園地も同様だった。

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団体臨時列車「やまばと」運転

JR東日本は、7月7日、えきねっと限定の団体列車「特急やまばとで行く山形の旅」と言うツアーを企画した。「やまばと」と言えば、かつて、東北新幹線が開業する以前に、上野~山形間で運転されていた。上野~秋田間で運転されていた「つばさ」の補完的役割を持つ列車であるが、今回、久々に、「やまばと」が復活することとなった。

そこで、この「やまばと」を撮影することに。生憎、二度寝してしまったため、急いで支度して、なんとか新小平8時34分発の「むさしの号」に乗ることが出来た。そのまま大宮へ向かい、更に宇都宮線に乗り換え、一駅目の土呂で下車。雨も降っていたこともあるが、ここならステッカーではあるが、復活した「やまばと」のヘッドマークも大きく撮れると言う狙いがあったのだが・・・

せっかく復活した「やまばと」の出鼻を挫くように、宇都宮線は、野木~間々田間で発生した信号機故障の影響により、各駅で列車が抑止されている状態。仕方なく、ここで待ち続けることに。

現地到着からおよそ1時間後となった10時15分ごろのこと。ようやく「やまばと」が土呂駅にやってきた。

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「やまばと」のヘッドマークを掲出して、一路、山形を目指す485系。

およそ1時間遅れでやってきた「やまばと」。この列車に使用されていたのは、仙台車両センター所属の485系国鉄特急色編成。遅れを取り戻すべく、颯爽と駆け抜ける・・・と言いたいところなのだが、実は、この土呂駅でも、抑止がかかり、暫くの間、停車してしまった。この遅れは、最後まで取り戻すことなく、ツアー自体も郡山で打ち切りになってしまったとの事。復活した「やまばと」は、山形へは行かれなかった。

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