東急４１０６Ｆの西武池袋線での試運転を撮影する

さて、前の記事でも触れたように、８月１１日の本来の目的は、東急５０５０系４１０６Fの試運転の撮影である。

この日の試運転は、所沢～飯能間で実施されていた。そこで、狭山線のヘッドマーク付き列車と合わせて撮影するため、試運転は、いずれも西所沢～小手指間で撮影することにした。まず、最初の撮影場所は、お馴染み、西所沢１号踏切である。この時点で、所沢行きの試運転は、あと２回で終了と言うタイミングであった。出来れば、被りは避けてほしかったのだが、運悪く、試運転列車の接近と合わせて、背後には飯能行きの姿が…飯能行きの出発の方が早かったのだが、走り去る前に、試運転列車が来てしまった。

西所沢付近を行く、東急４１０６Fの試運転列車。

東急４１０６Fの試運転列車。この日は、前回撮影した時と異なり、車両の行き先表示は、「回送」となっていた。運がいいのか悪いのか、背後に西武６０００系の飯能行きが写り込んでいるが、こんな光景も、もうすぐ日常的なものとなるのだろう。

試運転列車は、この後、西所沢駅に停車。ホームとは反対側のドアを開くこともあるようだが、この列車に関しては、ドア扱いもせず、３０秒ほど停車した後、所沢へと向かった。

この後、狭山線を走る３８１１０Fの撮影を優先したため、所沢から折り返して飯能へと向かう４１０６Fの試運転列車は撮影せず、１時間後にやって来る所沢行きを撮影することに。狭山線の撮影を終えてから移動するため、西所沢～小手指間のどこかでと言う事になるのだが、今回は、両駅間のほぼ中間地点にある歩道橋から撮影してみた。

所沢へと向かう４１０６F。

そして、ここでは、西武線内を東急車が走っているということを証明するため、同じ場所で西武池袋線の定期列車を１本撮影することにした。

９１０３Fによる急行池袋行き２１６６列車。

この後、所沢から折り返してくる東急４１０６Fを撮影するが、この歩道橋から、やや西所沢方向へ移動したところより撮影することに。

で、撮影準備をして、いきなりやってきたのがこの列車。

３０３Fによる急行飯能行き２１３９列車。

しまった。最後の試運転列車は、所沢で１０１系（３０１系）と並ぶのか。乗り入れ開始時には、１０１系も残っているという保証はないので、この並びは撮っておきたかった。

訓練を終えて小手指へと向かう東急４１０６Ｆ。

この撮影を以て、この日の東急４１０６Fの撮影は終了とした。

そして翌日のこと。やはり１６時頃に所沢駅で見ることができるであろう、１０１系と東急４１０６Fの並びは撮影しておきたい。ツイーターで試運転情報を求めると、前日同様、試運転を実施していると解り、夕方、所沢駅へと向かった。

まずは、所沢駅３番ホームの飯能方先端から、東急４１０６Fの入線シーンを撮影してみた。

所沢駅に進入する東急４１０６F。

そして、この後、改札を出場し、秋津５号踏切へ移動。２１３９列車との並びを撮影してみた。

東急４１０６Fと３０９Fの急行飯能行き（２１３９列車）との並び。

この日、２１３９列車に充当されていたのは、３０９Fだった。秋津５号踏切からだと、やや距離があるため、手持ちのレンズで撮影した場合、かなりトリミングしないといけないのだが、その分、所沢駅の新駅舎による影を気にしなくていいので、この場所での撮影を選択した。２１３９列車が８両編成という事もあり、停車する前に撮影したのだが、その分、３０９Fの正面も暗くならずに済んだ。

東急車のハンドル訓練は、まだまだ続く模様。今度は、飯能付近で狙ってみようかな。