西武鉄道創立100周年 拝島線で臨時特急運転
今年は西武鉄道創立100周年の節目の年。
西武鉄道では、100周年記念事業の一環として、8月24日から1週間限定で、拝島線に臨時特急列車を運転することになった。拝島線での臨時特急の運転は、2011年12月以来、8ヶ月ぶりのこと。前回は、レッドアロークラッシックによる運転となったが、今回は使用車両について一切触れられていない。また、停車駅に東大和市が加わるなど、試験的要素も高くなっている。
そこで、拝島特急運行初日となる8月24日の夜は、新たに特急停車駅となった東大和市駅に立ち寄り、特急列車の様子を観察してみた。立川での野暮用を終えた後、西武バスで東大和市駅に到着したのは20時頃のこと。早速、改札前の発車案内機を見るが、特急列車の案内は一切ない。それもそのはず。今回も乗車は西武新宿と高田馬場に限られ、途中停車駅は降車のみ。その為、ホーム上の発車案内機も「臨時」表示と出ていただけだ。
東大和市駅の到着は20時18分なのだが、小川駅を2分遅れで出たという業務放送の通り、20時20分、西武新宿からの臨時特急列車が、東大和市駅に到着した。
東大和市駅に到着した拝島行き臨時特急。
8両編成の停止位置目標にあわせて停車した拝島行き臨時特急。使用されたのは、ご覧のとおり、レッドアロークラシックではなく、ごく普通のレッドアロー。10101Fだった。上りホームから観察していると、結構、お客さんも降りてきており、東大和市駅停車はある意味正解だったのではないかと思う。
短い停車時間を利用して、記念撮影をするお客さんも多かった。
特急列車から降りてきたお客さんたちの他、特急列車を見物しようと、ボームに事前に待機していた親子連れなどが、短い停車時間を利用して、記念札得おをする光景を見ることができた。普段は特急列車が全く走らない、拝島線ならではの光景と言える。
この後、上り列車で萩山へ先回り。拝島から折り返してくる10101Fの回送を撮ろうと、2番ホームで待機。すると・・・
萩山駅を通過する10101Fの回送列車。
20時59分、10101Fの回送列車がゆっくりと萩山駅を通過していった。前回運転されたときは、折り返しの回送、萩山駅に停車する日もあったのだが、あれは休日ダイヤだったかな?平日は萩山通過のようだ。
創立100周年の記念事業として、期間限定で復活した拝島特急。果たして定期列車に昇格する日が来るだろうか。
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