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秩父鉄道「EL華パレオエクスプレス」を撮影 後編

さて、オレンジ色の1000系でやって来た野上駅。羽生へ向かう同編成を撮影した後、駅から熊谷・羽生方向へ向かって2つ目の踏切付近でカメラを構えてみる。

野上駅方向にカメラを向けてみると、伸びた草がやや気になるものの、まあまあの感じ。そして、踏切から熊谷方向にカメラを向けてみると、こちらは正面気味ながら、長い編成、つまり貨物列車を撮るには適している事が解った。

撮影準備が整った頃、下り列車が接近。やって来たのは、貨物列車だった。

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デキ505牽引による貨物列車。

この日最初に撮影した貨物列車は、なんと茶ガマのデキ505だった。この車両の本線走行を撮影したのは、東武鉄道50000系の甲種輸送以来か。

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デキ506牽引による貨物列車。

デキ505牽引の貨物列車通過からおよそ15分後、今度は上りの貨物列車がやって来た。牽引してきたのは、デキ506。貨物時刻表から判断すると、たぶん7006列車ではないかと思う。

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お知らせ 西武新101系を使用した団臨が運転されます

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧いただきましてありがとうございます。

さて、この度、西武鉄道の話題を中心に取り上げているブログ「ひがしむらやま551//」の管理人様より、引退間近となった西武新101系を使用した団臨のご案内をいただきましたので、弊ブログでもご案内をしたいと思います。


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2012年3月4日に運転された101系271F+287F使用の団臨。(西武新宿線南大塚駅にて撮影)

ご覧いただいています画像は、2012年3月4日に、本川越~所沢~飯能~横瀬(往路)、西武秩父~小手指間(復路)で、271F+287Fを使用して運転された東京電機大学鉄道研究会による貸切列車「電大号」です。今回、企画されている団臨も、271Fと2連をプラスした4両編成と言う事ですので、こんな感じの編成になるかと思います。

団臨の日程ですが、運転日は、10月21日(日)。新宿線、多摩湖線、西武園線を、ご覧のような編成が走ります。途中、乗車したまま、萩山の留置線に入れるのが、今回のハイライトなんだとか。当日は、私もこの列車に乗車する予定です。弊ブログをご覧の皆様、引退間近の新101系の貸切列車に乗ってみませんか?

お申し込み方法や詳細につきましては、下記2つのブログをご覧ください。

ひがしむらやま551//
SSK's BLUE Rail Log

今回の団臨は、参加費の一部を、東村山市の「くめがわ電車図書館」再塗装費補助として寄付されることになっています。今となっては貴重な低運101系の保存車両です。皆様のご協力をお願いいたします。

以上、101系団臨に関するご案内でした。なお、この記事は、暫くの間、弊ブログのトップ記事として表示する予定です。

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秩父鉄道「EL華パレオエクスプレス」を撮影 前編

このところ夏の疲れがたまってしまい、一週間ほど空いてしまいました。申し訳ございません。それでは、9月16日のお話の続きから書いていきたいと思います。

小平駅で20156Fを撮影したあとは、所沢・飯能を経由して秩父へ。この日の目的は、秩父鉄道の撮影であった。秩父鉄道の看板列車といえば、蒸気機関車C58による「パレオエクスプレス」である。しかし、C58が脱線事故を起こし、現在は運転を見合わせている状況。代わりに走っているのが、指定席料金不要の急行列車「ELパレオエクスプレス」である。その名の通り、通常は貨物列車の牽引に活躍している電気機関車が客車を牽引するもので、流石に蒸気機関車には貫禄で負けてしまうものの、秩父鉄道の電気機関車が好きな私にとっては、むしろ、こちらの方が好きだったりする。(SLファンの皆様ごめんなさい)しかも、9月15日と16日は、「EL華パレオエクスプレス」として運転し、特別はヘッドマークでの運転となっていた。そこで、このチャンスを活かして撮影しようと計画したのである。

西武秩父から、仲見世通りを抜けて、秩父鉄道の御花畑駅へ。早速、隣駅の影森までの乗車券を購入し、下り列車に乗り込み影森駅へ。目指すは、ここから、少しだけ三峰口方向へ進んだところにある撮影ポイント。現地に到着すると、既にお一人、撮影されている方がいらっしゃったのでご挨拶をして、先客の邪魔にならない場所で撮影を開始する。撮影準備が出来た頃、「EL華パレオエクスプレス」に先行する三峰口行き各停がやって来た。

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7500系7504Fによる三峰口行き各停1523レ。

東急電鉄8090系を譲り受けた7500系は、順調に本数も増やし、今では見かける機会も多くなった。まさに秩父鉄道の主力車両に成長した訳で、今後も1000系の置き換えの為に増備が予定されている。この7504Fは、10月に開催される「秩父祭屋台」国指定50周年記念事業「秩父祭笠鉾特別曳行」を記念し、秩父祭笠鉾・屋台の写真などを車内に展示した「写真展列車」として運転されている為、10月8日までの土曜・休日は、運用が限定されており、充当列車を秩父鉄道のホームページ上で公開している。そんな事を全く知らずに現地入りした為、いきなりヘッドマーク付きの列車が現れた時は、正直驚いてしまった。

1523レに続き、いよいよ「EL華パレオエクスプレス」がやってくる。

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赤い塗装を纏ったデキ103が先頭に立った「EL華パレオエクスプレス」

「EL華パレオエクスプレス」の先頭に立っていたのは、鮮やかな赤いカラーが目立つデキ103だった。9月15日と16日の2日間限定となる「華」のヘッドマークも、赤いデキ103にはよく似合っていた。

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後追い。熊谷方には、緑のデキ201を連結。

「EL華パレオエクスプレス」は、広瀬川原車両基地~熊谷間の送り込みや、三峰口駅での折り返しなどを考慮し、プッシュプル方式での運転となっている。その為、熊谷方には、上り列車で先頭に立つデキ201が連結された状態となっているが、編成の最後尾を務める機関車のパンタグラフは下げて運転しているようで、こうやって後追いを撮ると、何か物足りない感じもする。

C58不在の穴を電気機関車だけで必死に埋めている秩父鉄道であるが、残念ながら、今季のC58の復帰は絶望的である事が、9月21日に秩父鉄道から正式に発表され、12月3日までの「パレオエクスプレス」は、全て電気機関車牽引で運転されることになってしまった。下り列車のみ貨物駅である武州原谷駅構内に停車させたり、10月7日のみ電気機関車5重連で運転する等の工夫はしているようだが、やはりC58の穴を埋めるまでには至らないだろう。

さて、撮影後は、この撮影地でお会いした方と影森駅まで一緒に歩いて戻ったのだが、その際に、貨物列車も武州原谷駅折り返しで運転している事を教えてもらった。祝日なので、てっきり運休しているものと思っていただけに、こちらは嬉しい誤算である。とりあえず、秩父へいったん戻って、秩父神社近くで昼食を摂り、その後、上り列車に乗り込んで、武州原谷よりも熊谷方で撮影する事にした。運良くやって来たオレンジ色の1000系1003Fに揺られて、辿り着いたところは野上駅である。

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野上駅を発車する羽生行き1538レ。

お天気は回復してきたものの、にわか雨の可能性も有り、出来るだけ駅に近いところで撮影したい。1538レを見送りながら様子を見てみると、駅から熊谷方へ向かって2つ目の踏切付近で撮れそうな事が解り、ここで貨物列車を撮影しながら、「EL華パレオエクスプレス」を待つ事にした。

後編に続く。

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悪夢の脱線事故から9ヶ月 西武新宿線20156Fが運用復帰

三連休の中日。お天気が気になるものの、思い切って外出する。萩山駅から小平行きに乗ろうとすると、入線してきたのは、ピカピカの20000系。おや?と思い車両番号を見ると、20156Fだった。

20156Fは、2011年12月24日、東村山駅構内で発生した脱線事故の当該編成である。事故発生後、同編成は運用から外れ、小手指車両基地や南入曽車両基地で長期間留置されていた。しかし、事故に関する一連の調査も終了したのか、運用復帰に向けて、8月中に武蔵丘検修場に入場。9月7日に出場し、営業運転に復帰していたが、私自身、運用復帰後の20156Fに遭遇したのは、これが初めでだった。

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小平駅に到着した20156F。

9ヶ月間の眠りから覚めて、新宿線の運用に復帰した20156F。二度とあのような事故が起きないように願いながら、入線してきた本川越行きに乗り込み、目的地へと向かった。

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レッドアロークラシック「小さな旅号」とNRA生茶ラッピング編成を撮影

9月9日のお話です。

悪夢の転倒から丸1年が経過。あの時のことは、決して忘れない。今日はおとなしく過ごそう。と思っていた矢先、レッドアロークラシックこと、10105Fを使用した団体列車が、西武秩父へ向かったとツイッターで知った。

この列車、西武鉄道創立100周年と銘打って、池袋線の複数の駅が主催したツアー列車で、初秋の秩父路をレッドアローで訪ねるというもの。列車の正面には、レッドアローを使用した団体列車で掲出する「小さな旅」マークを掲出しているらしい。ここ最近、ある事がきっかけとなり、レッドアロークラシックを改めて撮影したいと思っていたのだが、いざ狙って出かけると、なかなか巡り合うことがない。確実に動いているというのであれば、それを狙うのもよさそう。色々と調べていると、この列車が、普段は特急列車が停車しない武蔵藤沢にも、客扱いのため停車することが分かった。ならば、そんなシーンを記録しながら、夕方出かけてみよう。という気持ちになった。

16時10分頃、自宅を出発し、小平・所沢経由で飯能方面へと向かう。ネット上にアップされていたチラシには、飯能・入間市・武蔵藤沢に16時40分頃から17時頃にかけて到着するとあった。このまま武蔵藤沢まで行っても間に合うだろう。でも、万が一、早めに着いてしまったら終わりだ。よく見れば、天気は曇り気味。この分なら、走行写真を撮っても、多少は暗くなるが、車体に影は出ない筈。そこで、方針を変更し、西所沢で下車。お馴染みの西所沢1号踏切で撮影することにした。駅から踏切へ向かうと、側道に見覚えのある方が。Twitterでお世話になっている@benisyougaさんだった。おそらく目的のものは一緒。情報交換等をしながら、「小さな旅号」を待つことに。

現地到着からおよそ25分後のこと。レッドアロークラシックの「小さな旅号」が、ゆっくりとやって来た。

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「小さな旅」マークを掲出し、池袋線を走行するレッドアロークラッシック。

西武鉄道創業100周年記念として、池袋線の複数の駅で主催された団体列車に充当された、レッドアロークラシック。西所沢駅は、通過駅だったが、たまたま狭山線からの池袋行きに続行する形で運転されたため、西所沢駅は、停車してしまうのではないかと疑ってしまうほどの速度で通過していった。

撮影後、Twitterで運用情報を調べていると、このまま20分ほど待つと、「ちちぶ34号」に充当されている、生茶ラッピング仕様となったNRA10103Fが、撮影できると分かり、引き続き、この場所に留まる事にした。

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赤くないレッドアロー第2弾!生茶ラッピング仕様となった10103F。

生茶の広告がラッピングされた10103F。赤くないレッドアローは、2011年7月より運行を開始した、「☆のある町 秩父 長瀞号」となった10107Fについて2例目で、既に10107Fで、緑がNRAの車体に似合うことは実証済みであるので、この編成を見ても、特に違和感は感じられなかった。

この後、池袋から戻ってくる10103F生茶ラッピング車を撮ろうと、所沢駅で時間を潰して待ち伏せしてみた。

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「むさし29号」として所沢に到着した10103F。

西所沢での撮影時には、あまり側面を入れられなかったので、今度は側面を少し入れて撮影してみた。

生茶ラッピング車も含めて、池袋線のNRAは、注目編成が3本となった。生茶ラッピング車は、1ヵ月程度の運転のようなので、運転期間中にもう一度、しっかり撮っておきたい。レッドアロークラシック同様、うまく巡り会えると良いのだが・・・

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東急5050系4104Fが西武池袋線で先行営業運転開始

東武東上線・西武池袋線・東京メトロ副都心線・東急東横線・横浜高速みなとみらい線の5社間相互直通運転開始に向けて、先日、東京メトロ10000系10104Fが、東急東横線での先行営業運転を開始した。その後、東急電鉄から東武鉄道へ貸し出し中の東急4105Fと、西武鉄道へ貸し出し中の4104Fが、9月10日より営業運転を開始した。

我が西武鉄道で営業運転を開始した東急4104F。記念すべき初日は、東京メトロ副都心線などへの乗り入れ運用である「40M」で営業運転を開始したとのこと。この日は、流鉄5000系甲種輸送撮影のため、休暇を取っており、流鉄へ出かけた帰りに、東急4104Fの撮影をすることにした。例により、スマホで「えきから時刻表」を呼び出し、副都心線の時刻表から40M運用を割り出す。その結果、19時過ぎに清瀬駅で撮影可能であることが判明した。

そこで、時間に合わせて清瀬駅へ移動し、撮影することに。19時07分、真新しい東急4104Fによる準急飯能行き(副都心線内は急行)が、清瀬駅に到着した。

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清瀬駅に到着した東急4104F

ピカピカの東急5050系。実は、この編成、東急線内でも営業運転に就いていないため、西武鉄道での営業運転が、この編成にとっての営業運転デビューとなるんだとか。この画像では、はっきりと見えないが、フルカラーLEDでは、緑色の準急を表示している。東急電鉄では、田園都市線に準急という種別があるが、平日朝のみの運転なので、私自身は、見たことがなく、東急車の準急というのは、実に新鮮に見えた。

【お詫び】

撮影時に気付かなかったのですが、カメラの設定が、画面右側の方のみピントが合うように設定されていたようで、左側がピンボケしてしまっているような写真となってしまいました。何ともお恥ずかしい写真をお見せするような形で申し訳ございません。速報ということで、お許しいただければ幸いです。

なお、清瀬駅で東急4104Fを待つ間、101系・301系もやってきて、健在ぶりを見ることができた。

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271F+309Fによる快速飯能行き。

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295F+303Fによる準急所沢行き。

こうして、西武鉄道での営業運転を開始した東急4104F。3ドア車との並びや西武線池袋駅への入線シーンなど、チャンスがあれば撮影してみたい。果たして、うまく撮れるだろうか・・・

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185系特急「そよかぜ」と安中貨物を撮影

9月8日のお話です。

前夜の東急東横線撮影の疲れからか、起きたのは9時半を過ぎていた。この日、上野~横川間に185系OM08編成を使用した臨時特急「そよかぜ」が運転されることになっていた。この列車、7月15日にも運転されており、別件と重なり撮影できず、今回の運転時にはぜひ撮影しようと心に決めていたのだが、早朝の出発ということで、寝坊した時点でアウト。夕方の上り列車を撮影することにした。

そして、夕方の「そよかぜ」と合わせてもう一つ撮影したいのが安中貨物である。これまでに、弊ブログでも何度か取り上げており、人気の高い貨物列車の一つ。東邦亜鉛安中製錬所が、夏期節電に伴う操業停止のため、7月7日の運転を最後に、運転を見合わせていたが、9月6日より運転を再開したと言う話を聞き、久しぶりに撮りたくなった。

「そよかぜ」と安中貨物。共に、夕方の高崎線を走る列車ではあるが、上りと下り。時刻からして、この両列車は、宮原~上尾間あたりですれ違いそう。と言う事は、上尾より高崎方面へ行けば、両方間違いなく撮れる。早速撮影地を検討。当初は行田付近まで足を伸ばす予定だった。しかし、支度中にちょっとしたトラブルが有り、自宅を出るのが大幅に遅れてしまった。結局、行田までは行けず、もっと手前で撮影をすることになる。撮影地が決まらぬまま、そしてやや動揺しながら家を出発。この事が、後の判断ミス連発を生むことになるとは・・・

南浦和・大宮と経由し、高崎線へ。結局、行き着いた先は北上尾だった。時間的に、ここが限界だろう。既に、下りホームの高崎方には、同業者が5名ほど集まっていた。ほぼぶっつけ本番のタイミング。カメラの準備を済ませて待機する。やがて、「そよかぜ」が見えてくると、前にいた少年が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。おそらく、背後の私に気遣っての一言だろう。こういう気遣いは有難い。私も彼に返事をしてカメラを構えた。

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157系風のヘッドマークを掲出して運転された特急「そよかぜ」

駅周辺に大きなビルが少ないことから、影の影響は少ないだろうと言う判断で、この駅を選択したのだが、やはりここも影は出てしまっていた。

よく考えれば、後追い一本に絞れば、ここは順光となる。この後は上野から折り返し東大宮操車場へ向かう回送列車を撮るつもりでいたから、まずは上り列車をと言う気持ちが高かったのだろうけど、仕上がりを優先すれば、上り列車後追いにするべきだった。

この後、安中貨物の撮影に移る。改札を出場し、線路沿いの道を上尾方向へ。下りホームが途切れたあたりまで来た時点で、列車接近放送がかかってしまい、当初予定していた場所よりも、やや駅寄りで撮影することになった。

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EF510-510号機牽引の安中貨物。

この日、田端操車場から安中貨物の牽引したのは、寝台特急「カシオペア」用E26系客車に合わせたカラーの510号機。思えば、銀色のEF510牽引の安中貨物を撮影するのは、今回が初めて。しかも、後ろに連なる貨車は、新形式のタキ1200ばかり。長年使用されてきたタキ15600が1両も入っていないのは寂しいが、ピカピカの銀色の機関車には、タキ1200との組み合わせもピッタリ。この日の安中貨物の牽引機については、全くチェックしていなかったので、510号機登場は嬉しい誤算であった。まあ、211系の裏被りは避けられなかったが・・・

この後、上野から折り返して東大宮操車場へ向かう185系OM08編成の回送列車を撮るために、蕨駅へ移動したが、現地に到着すると、影の具合及びホーム先端にあった撮影者向けの看板を見て、ここで撮る気がなくなってしまった。そこで、改めて北浦和駅へ移動することに。ここで、185系を待つことにしたのだが、到着後、暫らくしてから流れたATOSの放送を聞いてガッカリ。次の大宮行きの発車時刻と、185系OM08編成の回送列車の通過予想時刻がピッタリなのだ。そして、その通り、京浜東北線の大宮行き、そして、211系による上野行きに見事被られてしまった。こんな事ならば、大宮で待機するべきであった。

嬉しい誤算もあったが、全体的には、判断ミスが多かった。まあ、こんな日もあるさ。そう思って諦めて家路についた。

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東京メトロ10000系10104Fが東急東横線で先行営業運転開始

2013年3月16日より開始される、東武東上線・西武池袋線・東京メトロ副都心線・東急東横線・横浜高速みなとみらい線の5社間相互直通運転。現在は、東急東横線の渋谷~代官山間の地下化工事も大詰めを迎え、更に、各会社間での車両の貸し借りにより、乗務員の訓練運転も続いているが、相互乗り入れ開始へのカウントダウンが、残り190日となった9月7日、東急へ貸し出されていた東京メトロ10000系10104Fが、東急東横線での営業運転を開始。(08K運用充当)Twitter上でも朝から、この話題で持ち切りとなった。

東京メトロ10000系の先行営業については、数日前より、女性専用車の位置や車内広告などが東横線仕様になっているなど、先行営業を匂わせるような動きが、ネット上で報告されており、あとはXデーがいつかという状況であった。また、この編成の他にも、東武からは9000系9102F、西武からは6000系6152Fも東急へ貸し出されており、東急からは、5050系(4000番台車を含む)が東武・西武・東京メトロへ貸し出されており、これらの編成も、各社の仕様に合わせているとのことで、先行営業開始を匂わせている。

そこで、歴史的第一歩となった10104Fの先行営業初日の模様を見ようと、昨日は仕事を終えてから渋谷へ。スマホで、えきから時刻表を見て、08K運用の列車を確認。渋谷18時00分発の通勤特急に間に合うように、渋谷へ向かった。17時56分、改札を入ると、この駅では見慣れない車両が停っており、その周りにはカメラを持った多くの鉄道ファンが集まっていた。

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乗り入れ開始を前に、東急東横線で営業運転を開始した東京メトロ10000系10104F。

東京メトロ10000系の10101F~10105Fまでの5編成は、8両編成に組み替えて使用することができるようになっており、これまでにも、副都心線の各駅停車を中心に活躍している7000系の8両編成に不足が生じた時など、必要に応じて8両編成になって営業運転に充当されている。現段階での東横線の最長編成は8両。今回の先行営業も、8両編成にできるという点で都合が良かったと言える。

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別の角度から再度撮影。

東急東横線の渋谷駅は、東京メトロ副都心線との乗り入れ開始に合わせて、地下の副都心線ホームへ映るため、現行の渋谷駅もあと半年程でお別れとなる。現行の東横線渋谷駅に東京メトロの車両が営業運転で入線するのは、後年、貴重な光景となることは間違いないだけに、コンデジでの撮影ではあったが、ここでの撮影には気合が入った。

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ブログ開設8周年

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きまして有難うございます。

2004年9月6日に誕生した「TOMOの鉄日誌」は、おがげさまで、本日9月6日で、開設8周年を迎える事になりました。

毎年、自分の誕生日と同じように、この日が無事に迎えられる事に喜びを感じております。本日より9年目に突入いたしますが、引き続き、ブログを御覧の皆様に楽しんで頂けるよう、頑張っていきたいと思います。

気づけば、「10周年」と言う言葉も夢ではないところまで近づいてきました。10周年目には、何か記念すべき事をやってみたいと思っている今日この頃であります。と、その前に、相変わらず、ブログの執筆が遅れ気味になっていることに関しては、改善しなくてはいけませんね。読者の皆様には申し訳なく感じています。

それでは、今後とも「TOMOの鉄日誌」を、どうぞ宜しくお願いいたします。

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東武8111F動態保存記念ツアー列車を撮影

では、引き続き9月1日のお話です。

花小金井駅での訓練の様子を観察したあとは、スカイツリー開業で盛り上がる東武伊勢崎線(スカイツリーライン)沿線へと向かう。

東武鉄道では、スカイツリー開業100日を記念して、東武博物館が所有する8000系8111Fを使用した団体列車を、8月29日から9月2日までの5日間、大宮~とうきょうスカイツリー間(春日部経由)に1往復運転することになった。使用される8111Fは、今年6月まで、東武東上線で活躍していた車両で、前面のスタイルが、デビュー当時の姿を保つ最後の8000系として、一部ファンからは「東武顔」とも呼ばれ親しまれた車両。東武東上線から引退後の動向が注目されていたが、そのまま廃車とはせず、東武博物館が所有し、動態保存車両として活用することになった。その際に、塗装も、デビュー当時のものに復元されたが、今回は、スカイツリー開業100日記念及び8111F動態保存決定記念として、東武博物館がツアーを企画した。

普段は、東武鉄道の撮影をほとんどしない私。でも、この車両に関しては、何となく気になっていた。そこで、ツアー列車運転4日目となったこの日、伊勢崎線沿線へと出向き、動態保存車両となった8111Fを撮影することにしたのである。

花小金井から高田馬場・日暮里を経由し北千住へ。ここから東武伊勢崎線へ入る。とりあえず、複々線区間で撮影しようと思い、下りの各駅停車に乗り込む。列車が進むにつれて、雲行きが怪しくなり、西新井を過ぎたあたりから、激しい雨が降り始めた。どこで撮ろうか悩みながら降り立ったのは草加。実は、今から20年以上前のこと。この駅では、5700系のさよなら運転を撮影した事が有り、草加駅での撮影はそれ以来のことである。早速、上りホームの下り方先端へ向かうと、多くのファンが待機している状態だった。この草加駅は、西武線で言えば練馬。R西日本のアーバンネットワーク地域で言うと、高槻や芦屋のように、外側に急行線の通過線があり、優等列車のホームからであれば、まず被られる心配がない。それだけに、確実に撮れるということで、集まったファンも多い。しかし、ホームの先端まで行かなくても、望遠レンズを使えば、やや後方からでも撮影が可能で、その点も、草加駅を選んだ決め手となった。

時間的には余裕があると思っていたのだが、到着後、通過線を走る列車は1本もなく、ぶっつけ本番の状態となってしまった。11時42分頃の事。8111Fのツアー列車が草加駅をゆっくりと通過していった。

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東武博物館所有となった8111Fによる動態保存記念ツアー列車。

デビュー当時のカラーに戻された8111Fが、スカイツリーを目指し伊勢崎線を走行する。列車の通過直前まで、激しい雨が降っており、視界も悪い状態だったが、8111Fの新たな門出を祝うかのように、通過直前には雨も上がり、撮影には支障がなかった。

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防災の日 午前10時の花小金井駅

今日9月1日は防災の日。

西武鉄道では、毎年防災の日の午前10時に、強い地震があったことを想定して、全線で列車を一旦停止させ、3分間の徐行運転を行う。優等列車も運転されているだけに、午前10時には駅を通過している場合もある。その場合は、駅間で停止した後、3分間の徐行運転を行い、最寄りの駅で一旦停車をするので、日頃は優等列車が通過する駅に、優等列車が停車すると言うシーンを見る事もできる。

私は、毎年、この日に休みを取って、その模様を記録しているが、今年は9月1日が土曜日と言う事で、暦通り、9月1日実施であれば、特に仕事を休まなくても、訓練の様子を観察することができる。しかし、2007年は9月1日が土曜日だったため、前日となる8月31日に実施した事から、今年も8月31日実施と思っていたところ、9月1日実施ということが、8月30日に乗車した列車の車内放送で解った。今年は観察できないと思っていただけに、これは予想外の展開。早速、時刻表を見て、何処へ行くか検討を始めることに。色々と検討した結果、土曜・休日ダイヤのみ運転の列車で観察しようという結論に達した。そこで思いついたのが、急行西武遊園地行きの存在。早速調べてみると、西武新宿を9時38分に出る2101列車が、田無~花小金井間で午前10時を迎え、花小金井駅が10時01分発だった。

そこで、時間に合わせて花小金井駅へと向かう。とりあえず、下りホーム8両編成最前部位置付近にあったベンチに座って、午前10時の瞬間を待った。すると、上り列車・下り列車ともに、2分程度の遅れを以て運転しており、9時58分発の急行西武新宿行き2318列車と、各停新所沢行き5809列車が停車中に、午前10時を迎えた。

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花小金井駅にて午前10時を迎えた急行2318列車(左)と各停5809列車(右)

両列車とも、出発しようとした瞬間、午前10時となり、ここで2分ほど停車。安全の確認をした後、徐行運転で花小金井駅を出発していった。

それからおよそ2分後のこと。下りホームに、急行西武遊園地行き2101列車が到着した。

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花小金井駅に到着した急行西武遊園地行き2101列車。

この日、2101列車に使用されたのは、スマイルトレイン30000系の第1編成である38101Fだった。ご覧のように、運転士さんが、ホーム上にいたヘルメット姿の駅員さんに、異常がないことを伝えた後、花小金井駅をおよそ3分遅れで出発し、西武遊園地へと向かっていった。

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