今度はスカ色!115系「むさしの奥多摩号」を撮影
今年の夏、青梅線には、大宮から奥多摩までの直通列車「むさしの奥多摩号」が、久々に設定された。使用される車両も、高崎車両センター所属の115系湘南色編成と言う事で、日頃はE233系オンリーの青梅線沿線にも、多くの鉄道ファンが訪れた。
季節は夏から秋へと変わり、再び青梅線に「むさしの奥多摩号」が走る事になった。今回の運転も115系が使用される事になったが、同じ115系でも豊田車両センター所属の115系M40編成が使用される事になり、湘南色からスカ色へ。両数も4両から6両へと変わった。これまでにも、スカ色の115系が青梅線に入線する事はあったが、拝島より先、奥多摩まで入線したと言う記憶は無い。ここは是非とも、青梅線の青梅以遠で撮影しておきたい。そこで、11月17日の土曜日に、「むさしの奥多摩号」を撮影する為、青梅線へ出かける計画を立てた。
そして当日。天気予報は、昼頃から雨となっていたのだが、朝起きてみると、薄日も射しており、どうにか午前中は天気も持ちそうな感じ。ただ、「むさしの奥多摩号」の奥多摩行きのダイヤが、夏臨の時よりも遅くなっており、青梅駅が11時46分発車と、なんとも微妙なタイミング。よって、あまり奥へはいけないと判断し、思い切って、青梅~宮ノ平間の山根踏切へ行く事にした。青梅駅から歩いても15分以内で辿り着けるお手軽な撮影地である山根踏切。秋臨の「むさしの奥多摩号」運転初日は、この踏切も多くの鉄道ファンが集まったと言う事で、おそらく「今日も人が多いだろう。」そう思いながら、駅から歩いて現地へ向かう。11時30分頃、山根踏切に到着。なんと先客は2名。はっきりしない空模様と言う事もあって、出足が鈍ったのだろう。
あまりに人が少ない事もあって、本当に115系で運転しているんだろうか。と不安に思いながら待つ事およそ15分。115系M40編成の「むさしの奥多摩号」がやって来た。
一路奥多摩へと向かう、115系M40編成による「むさしの奥多摩号」
湘南色の115系で運転された時と同様、ヘッドマークを掲出して運転された「むさしの奥多摩号」。このヘッドマークは、スカ色の115系にも、よく似合っている。
後追い。背後の木々も色付いており、良い感じ。
結局、ギリギリになっても、この踏切に集まったのは、私を含めて5名程。後追いもしっかり撮れて、予想に反し、落ち着いて「むさしの奥多摩号」を撮影する事が出来た。曇っていた事で影を気にすることなく撮影する事が出来たので、結果的には大正解。思い切って、山根踏切へ来て本当に良かった。この日は、他にも回る予定があったので、この撮影を以て、「むさしの奥多摩号」の撮影を終了とした。
山根踏切での撮影から1週間が経過した本日のこと。夕方、立川に立ち寄ったので、大宮へ向かう「むさしの奥多摩号」を撮影してみた。
立川駅2番線にて出発を待つ「むさしの奥多摩号」。
本日は、豊田車両センターでイベントが有り、さらに、本日が「むさしの奥多摩号」運転最終日と言う事もあり、同列車が8分間停車する立川駅では、115系M40編成の雄姿を撮影しようとする鉄道ファンの姿が多かった。
こうして、今秋の運転も終了した「むさしの奥多摩号」。この列車が再び115系によって運転される日は来るだろうか・・・
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