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西武多摩川線へ復帰する101系251F「秋」の甲種輸送を撮影

11月3日から4日にかけて、西武多摩川線の甲種輸送が実施された。

今回の甲種輸送では、7月に多摩川線から戻って来た251F「秋」が多摩川線へ復帰し、入れ替わりに249F「夏」が本線側に戻る事になっていた。まずは、多摩川線へと復帰することになる251F「秋」の甲種輸送を撮影する事になるが、この日は、入間航空祭当日。いつもとは異なり、航空祭ダイヤの観察を優先する為に、撮影される場所と時間は限られていた。

11時30分頃の事。稲荷山公園駅から所沢駅へ移動する。多摩川線へ旅立つ車両は、昼過ぎに所沢を出発するので、この日も同じだろうと思い所沢へ向かうと、6番線には、263F+251F「秋」が停車していた。早速、秋津5号踏切へ。ここで、やや強引だが、6番線に停車中の263F+251F「秋」を撮影する事にした。

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所沢駅6番線に停車中の263F+251F「秋」と、6116Fの入間市行き。

秋津5号踏切で、263F+251F「秋」を撮影していると、運良く、6000系の入間市行きがやって来た。この日は、入間航空祭の開催日。1年に1度しか運転されない入間市行きとの並びは、11月3日に甲種輸送が実施された事を証明する事が出来る。251F「秋」との並びの方が良かったとは思うが、263Fとの並びも、甲種輸送が実施された証拠にはなるので、上手い具合に入間市行きが来てくれた事は、有り難かった。

さて、この後も入間市行きは、数本残っている。普段の甲種輸送の時は、このまま所沢陸橋へと向かうのだが、今回は、入間市行きの撮影もある為、秋津4号踏切へ。入間市行きを撮影しながら、新秋津へ向かう263F+251F「秋」を狙う事にした。

12時10分頃の事。263F+251F「秋」編成が、ゆっくりと近付いて来た。

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新秋津へと向かう263F+251F「秋」

事前に解ってはいた事だが、やはり、この場所では、263Fが中心となってしまう。251Fの姿も確認する事は出来るのだが・・・

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後追い。今度は251Fもうまく写ってくれた。

続いて、263F+251F「秋」の後追いも撮影する。連絡線を新秋津に向かって走り去る姿だが、やや強引ではあるが、今度は編成全体が入ってくれた。

秋津4号踏切では、この日最後の入間市行きの通過まで滞在し撮影を続けた。撮影後、所沢駅を経由し秋津へと移動。JRの電気機関車に引かれて新秋津を出発する251F「秋」を撮影する事にした。秋津駅に到着したのは、甲種輸送列車の発車15分前。あまり時間もない事から、いつもと異なり、新秋津駅から新座方向に少し向かった住宅地から、甲種輸送列車を撮影する事にした。

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EF65 2080号機に牽引され、まずは新座貨物ターミナルへと向かう251F「秋」。

この日のJR線内の牽引機は、EF65 2080号機。この車両は、2エンド側の貫通扉が、カラシ色となっている事から、ファンの間から「半カラシ」と呼ばれて親しまれている車両であるが、新津貨物ターミナルへ向かう際には、1エンド側が先頭になる為、この画像では、ごく普通のEF65の更新色車両と言った感じである。

本来であれば、この後も八王子まで追跡するのだが、この日は、入間航空祭ダイヤの観察もある為、甲種輸送の撮影は、ここで終了することにした。

さて、7月の甲種輸送で、本線側に戻って来た251F「秋」。この編成は、床材交換の為に、1年前にも戻ってきているのだが、1年前は、多摩川線に戻るまでに40日程度しかなく、その間に武蔵丘検修場にも入場した為、多摩湖線での活躍は、僅か10日ほどと言う「短い秋」であった。しかし、今回は、3カ月程、本線側に滞在してくれたため、多摩湖線での活躍期間も長かった。この間に季節も夏から秋へ進み、多摩湖線で秋を迎える事なった。これだけ滞在期間が長くなると、私自身の気が緩んでしまい、同編成の活躍ぶりを、あまり記録していなかった。(反省)

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西武園線の運用に入った251F「秋」。(2012年7月18日撮影)

1年前との大きな違い。それは、ワンマン車の西武園線の運用。平日のみの充当ではあるが、約2週間おきに、玉川上水車両基地~南入曽車両基地間に回送列車を設定し、平日の西武園線の運用を、101系ワンマン車が担当している。本線側に戻って来た251F「秋」の最初の仕事は、西武園線の折り返し運用だった。

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夜の多摩湖線全線直通列車の運用に入った251F「秋」。(2012年8月13日撮影)

多摩湖線では、7月22日頃から営業運転を開始した251F「秋」。7月24日頃から、玉川上水車両基地にて、中間車へ武蔵境自動車教習所のラッピングが施され、同編成は2年連続で武蔵境自動車教習所のラッピング電車となった。ちなみに、多摩川線では、247F「春」が、武蔵境自動車教習所のラッピング電車となっているのを確認している。

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咲き始めた曼殊沙華とともに・・・(再掲)

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