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宇都宮駅で日光線の107系を撮影する

さて、12月23日は、首都圏色のキハ40を撮影する為、烏山線を訪れたが、その途中、宇都宮駅では、こんな車両を見かける事が出来た。

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2013年3月16日のダイヤ改正より日光線に投入される205系600番台車。

宇都宮駅構内に留置されていたのは、2013年3月16日のダイヤ改正より、日光線に投入される205系600番台車。御覧のように、E233系投入に伴い、京葉線での運用を終えた205系を、短編成化、寒冷地仕様化等の改造を行ったもので、現在運用中の107系を、この車両に置き換える事になっている。

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烏山線 首都圏色になったキハ40 1004を撮影

JR宇都宮線(東北本線)の宝積寺から烏山までを結ぶ烏山線。首都圏で唯一、キハ40系が活躍を続ける路線であるが、この度、同線を走るキハ40 1004が、朱色一色の首都圏色になったと言う情報を、ツイッターでキャッチした。

タラコとも呼ばれている首都圏色。かつては、日本全国で見られたカラーであるが、国鉄が民営化されJRとなると、その地域に密着したカラーに変更される車両が多くなり、また新型車両の投入により、JR東日本管内からは、姿を消しつつあったが、烏山線では、2002年、烏山線開業80周年を記念し、キハ40 1004が、期間限定ではあるが首都圏色に戻された。あれから10年。烏山線に、蓄電池駆動電車システムを採用したEV-E301系電車の投入が決まったこのタイミングに、再び、キハ40 1004が首都圏色に戻された。新型電車投入に向けて、何かと注目が集まっているだけに、早いタイミングで首都圏色のキハ40を押さえたいと思い、天皇誕生日である12月23日に、同線を訪れる事にした。

烏山線を訪れるに際して、ツイッターでキハ40 1004の動きについて質問してみたところ、12月23日の同車が充当されるであろう列車を、フォロワーさんが教えてくれた。その情報を有り難く頂き、午後より現地を訪れる事にした。大宮での野暮用を終えた後、東北新幹線「なすの」で宇都宮へワープ。13時18分、宇都宮に到着し、在来線ホームへと移動する。すると、宇都宮運転所より、首都圏色と烏山線色のキハ40が出庫して行くのが見えた。この車両が、これから乗車する烏山行き335Dとなる筈である。早速、8番線の黒磯方先端で入線シーンを撮るべく待機。13時26分頃の事。2両のキハ40が、ゆっくりと宇都宮駅に入線してきた。

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宇都宮駅9番線に入線する烏山線のキハ40。2両目がお目当ての首都圏色。

事前に聞いた情報の通り、335Dに使用される車両には、首都圏色のキハ40が連結されていたが、御覧のように、烏山方に連結されていた為、宇都宮駅入線シーンでは、先頭に立つ姿を撮る事は出来なかった。

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しなの鉄道 「ありがとう・さようなら169系」オープニングイベント開催

国鉄直流型急行電車の最後の砦として注目を集めている長野県の第三セクター鉄道会社、しなの鉄道。JR東日本より譲り受けた169系4編成が朝夕のライナー列車を中心に活躍を続けてきたが、諸事情により、運用範囲も、しなの鉄道線内に限定され、更には、今年2月より1編成が廃車になり、3編成となってしまってからも、細々と現役を続けてきたが、ついに2013年4月29日のラストランを以て、引退することが決まった。しなの鉄道では、開業当初から活躍を続けてきた169系のお別れイベントを企画。その第一弾として、「ありがとう・さようなら169系」オープニングイベントが、12月22日に開催されることになった。

直流急行型電車が大好きな私にとっては、このイベントは、どうしても欠かせないイベント。三連休初日の開催ということもあって、現地へ向かうことにした。

当日の朝、東京はあいにくの空模様だった。9時少し前に自宅を出るが外は大雨。現地の天候状況に不安を感じながら出発する。「ウィークエンドパス」を使用していたこともあって、青梅街道~新小平間の徒歩移動をやめて、国分寺・西国分寺経由で大宮へ。大宮から長野新幹線「あさま513号」で上田へと向かう。心配していたお天気だが、高崎付近からは雨も上がっており、軽井沢は積雪はあるものの良いお天気。そして、上田も、曇りではあったが雨は降っていなかった。

上田駅到着後、イベントが開催される、しなの鉄道本社へ向けて歩き出す。しなの鉄道の上田駅改札前に貼ってあった地図を頼りに本社へ向かうと、169系の回送列車が上田駅に入線してくるのが見えた。169系の送り込みのダイヤなど、全く調べてもいなかったから仕方がないことだが、こんな事ならば、もう少し、駅にいるべきだった。気を取り直して、本社へと向かう。11時25分頃、しなの鉄道本社に到着すると、イベント会場には、大勢のファンが、169系の登場を今か今かと待っている状態であった。

169系到着まで、グッズ販売コーナーなどを覗き時間を潰す。そして、およそ10分後の事。まずは湘南色のS52編成が、ゆっくりと入線してきた。まずは、上田駅寄りにある踏切からS52編成を撮影してみた。

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「ありがとう・さようなら169系」オープニングイベントとして、しなの鉄道本社前にやって来た169系S52編成。(踏切内より撮影)

湘南色となったS52編成。イベント会場への入線に際しては、前面の方向幕を「急行」にして入線。やはり、この車両には、「急行」の幕が良く似合う。

S52編成の入線からおよそ5分後、今度はS51編成がゆっくりと入線してきた。

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S52編成に遅れる事およそ5分後、S51編成もイベント会場へ入線。(踏切内より撮影)

S51編成とS52編成の並び。まずは、踏切内から撮影。本格的な撮影は、反対側から充分に出来るのだが、幌が付いていないクハ169側の並びも撮りたくて、まずは1枚撮影してみた。

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西武101系・301系近江鉄道向け譲渡車 現地へ向けて出発

廃車が進む西武鉄道101系・301系電車。この度、縁あって西武鉄道グループの近江鉄道へ101系・301系が8両譲渡される事になり、12月17日、現地へ向けて旅立って行った。

近江鉄道への101系の譲渡は、2009年3月に、269Fと部品取り車両としてクモハ291が譲渡されて以来2度目。現地の報道によると、これより5年かけて8編成を増備する計画があるようで、2009年に譲渡された車両も、ようやく現地で近江鉄道仕様への改造が始まる模様。

今回、近江鉄道へ譲渡されるのは、2両編成の295Fと303Fのうちサハを除いた6両の合計8両。特に295Fは、長年、新宿線で運用されてきており、私にとっても思い出深い車両。出来れば、現地へ向かう甲種輸送も撮影したいところであるが、年末の月曜日の実施と言う事もあり、休暇を取れるような状況でない事から、出勤前に、所沢に立ち寄り、旅立ち前の姿を、記録する事にした。

旅立ちの朝、所沢駅に到着したのは、7時15分頃の事であった。早速、池袋線下りホームである5番ホームへと向かう。隣の6番線には、既に新秋津までの牽引を担当する263Fを先頭に、295F+303Fが停められていた。

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クモハ263とクモハ295の連結面を撮影。

近江鉄道への譲渡を前に、295F+303Fは、方向転換を実施しており、牽引役である263Fのクモハ263と、クモハ295と言う奇数クモハ同士が顔を合わせるように連結されていた。

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さよなら「チョコバナナ」 秩父鉄道1000系1007F引退

旧国鉄101系を譲り受け、秩父路で第二の人生を歩んできた、秩父鉄道1000系。国鉄時代から通算して、半世紀近くも現役を続けてきたが、老朽化により、東急電鉄から譲り受けた7000系・7500系に少しずつではあるが、置き換えが進んできた。

残すところあと4編成という状況まで来たが、この度、1000系が秩父鉄道に入線した当時のカラーに戻され、「チョコバナナ」の愛称で親しまれてきた1007Fが引退することとなり、12月9日、1007Fのさよならイベントが開かれた。

さよならイベントに合わせて、熊谷~三峰口間に、急行停車駅のみ停車する1007F使用の臨時列車が1往復走る他、三峰口駅では、13時から13時30分までの30分間、現存する1000系4編成すべてを並べる撮影タイムも設けられた。しかし、沿線で1007Fの走りを撮ると、三峰口駅での4本並びは撮影が殆どできない。では、三峰口駅の並びを優先すると、沿線での撮影が出来ないと言うダイヤになっていた。これでは、どちらかを選択するしかない。色々と悩んだ結果、やっぱり車両は走ってこそだと言う結論になり、沿線での撮影を優先し、終了後、ぎりぎりのタイミングではあるが、三峰口へ行くことにした。

自宅を朝8時20分ごろに出発。所沢から「ちちぶ7号」に乗車。横瀬で長瀞行きに追いつくが、乗車券の都合上、これを無視し、西武秩父へ。そして、御花畑駅で、秩父鉄道の1日乗車券を購入し、熊谷行き24列車に乗車。降り立ったのは野上駅である。この駅から、樋口駅までの区間にある、有名撮影ポイントが目的地である。スマホの地図を頼りに樋口駅方向へ歩きだす。途中、曲がる道を間違えるも、どうにか撮影地にはたどり着いた。この時点で先客は2名。挨拶をした後、撮影準備に入る。この日より、新しいレンズがデビュー。この撮影は、新レンズのデビュー戦も兼ねているのであった。準備ができたころ、上り列車がやってくる。早速撮影を開始。

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秩父鉄道の新しい主役、7500系7501Fによる羽生行き。

まず最初にやってきたのは、秩父鉄道の新しい主役、7500系による羽生行きだった。新しいレンズの調子もよくいい感じである。

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久留里線 国鉄形気動車最後の日

木更津から上総亀山までを結び、今年開業100周年という節目の年を迎えた久留里線。全国でも、ここだけとなったキハ30や37が活躍する路線として有名だが、100周年の節目の年に、ついに、新型車両、キハE130系100番台車に置き換えられる事となり、同線の国鉄形気動車は、12月1日を以て、運用を終える事となった。

最終日前日となった11月30日の事。鉄道好きミュージシャン、オオゼキタク氏主催の飲み会が、人形町のキハで開かれた。私は、偶然にも別の方からの誘いを前もって受けており、この日はキハへ行く事になっていた。そんな事から、オオゼキ氏主催の飲み会にも顔を出した。すると、参加者のお一人が、当日朝、久留里線を訪れており、キハ30の3連を撮影されたと言う。画像を見せてもらい、もう一度、キハ30を撮る気力が湧いて来た。翌日、最終日を迎えたキハ30を撮りに、久留里線へ向かう事にした。

12月1日。久留里線では、キハE130系が営業運転を開始しており、この日に限り、久留里線は、新型車両と国鉄形車両の両方が営業運転に就く事になっていた。そして、久留里駅で13時45分頃より、国鉄形車両のお別れセレモニーが開かれる事になっていた為、セレモニーが開かれる時間帯に、久留里へ向かう列車には、国鉄形車両が運用に入っているだろうと判断。それに間に合うように、現地入りとした。

総武快速線から内房線へ直通する快速電車で木更津入りしたのは、11時20分頃のことだった。この時、久留里線ホームには、まだ車両は入線していない。しかし、ホームに隣接した側線には、キハE130系が留置されているのが見えた。まずは、この車両から撮影する事にした。

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ついに久留里線にも新型車両が・・・12月1日より営業運転を開始したキハE130系100番台車。

側線に留置されていたキハE130系100番台車。3両編成に組んだこの車両は、複数のサイトを見る限り、数日前より、この場所に留置されていた車両のようである。従って、この日もまだ営業運転には就いていない可能性が高いが、既に一部の車両が、営業入りしている事から、この3両に関しても、翌日からは営業運転に就くものと思われる。

この日、後に、キハE130系に乗る事となるのだが、助手席側(正面の向かって左側)には、ミラーが設置されているのが、この画像でもお解りいただけるかと思う。実際に乗車してみると、一部のドア付近には、無人駅から乗車した際に使用する、乗車証明書発行機が設置されている他、乗務員室扉上部には、停車駅や行先を表示するLCD式表示機が設置されており、何やら近い将来、久留里線のワンマン化を想像させるような造りとなっている。

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